平成31年第1回明和町議会定例会


議事日程(第1号)
                           平成31年3月8日(金)午前9時開会

日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 委員会調査結果報告
日程第 4 発議第 1号 10月消費税引き上げを行わないよう求める意見書について
日程第 5 議案第 1号 公平委員会委員の選任について
日程第 6 議案第 2号 固定資産評価審査委員会委員の選任について
日程第 7 議案第 3号 教育委員会委員の任命について
日程第 8 議案第 4号 明和町いじめ問題対策委員会等設置条例の制定について
日程第 9 議案第 5号 明和町学童保育所の設置及び管理に関する条例の一部改正について
日程第10 議案第 6号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議について
日程第11 議案第 7号 指定管理者の指定について(駅前プラザ「メイちゃん家」)
日程第12 議案第 8号 平成30年度明和町一般会計補正予算(第9号)
日程第13 議案第 9号 平成30年度明和町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
日程第14 議案第10号 平成30年度明和町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
日程第15 議案第11号 平成30年度明和町介護保険特別会計補正予算(第3号)
日程第16 議案第12号 平成30年度明和町下水道事業特別会計補正予算(第3号)
日程第17 議案第13号 平成31年度明和町一般会計予算
日程第18 議案第14号 平成31年度明和町後期高齢者医療特別会計予算
日程第19 議案第15号 平成31年度明和町国民健康保険特別会計予算
日程第20 議案第16号 平成31年度明和町介護保険特別会計予算
日程第21 議案第17号 平成31年度明和町下水道事業特別会計予算
日程第22 まちづくり特別委員会の設置について
                                           
本日の会議に付した事件
 議事日程のとおり
                                           
出席議員(11名)
   1番   堀  口  正  敏  君    2番   田  口  晴  美  君
   3番   奥  澤  貞  雄  君    4番   岡  安  敏  雄  君
   5番   関  根  愼  市  君    6番   坂  上  祐  次  君
   7番   斎  藤  一  夫  君    8番   栗  原  孝  夫  君
   9番   早  川  元  久  君   10番   川  島  吉  男  君
  12番   今  成     隆  君

欠席議員(1名)
  11番   野  本  健  治  君
                                           
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
        町     長      冨  塚  基  輔  君
        副  町  長      野  本  泰  生  君
        教  育  長      金  子     博  君
        総 務 課 長      瀬  下  嘉  彦  君
        企 画 財政課長      清  水  靖  之  君
        税 務 課 長      立  川  明  浩  君
        住 民 環境課長      関  口  峰  之  君
        健康づくり課長      柿  沼  康  修  君
        介 護 福祉課長      高  瀬     磨  君
        産 業 振興課長      高  際  伸  互  君
        官民連携推進室長     遠  藤     進  君
        都 市 建設課長      森     和  之  君
        企業立地推進室長     矢  島  慎  一  君
        会 計 管 理 者      川  辺     登  君
        学 校 教育課長      吉  田  博  之  君
        生 涯 学習課長      須  藤     武  君
                                           
職務のため出席した者の職氏名
        議 会 事務局長      北  島     充
        書     記      堀  口  香  里

          開 会  (午前 9時00分)
    開会の宣告
議長(川島吉男君) 皆さん、おはようございます。開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
 本日ここに、平成31年第1回明和町議会定例会が招集されましたところ、議員各位におかれましては、公私ともご多忙のところご参集を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 今定例会は、町長より平成31年度一般会計予算を始め各種特別会計の当初予算、人事案件、条例の制定及び一部改正、各種会計の補正予算など多くの議案審議が予定されております。会期が長期にわたりますので、議員を始め執行部の皆様におかれましては、議事運営に特段のご協力を賜りますよう申し上げまして、開会に当たりましてのご挨拶といたします。
 ただいままでの出席議員は11名でございます。よって、定足数に達しておりますので、明和町告示第7号をもって招集されました平成31年第1回明和町議会定例会は成立いたしました。
                                           
    開議の宣告
議長(川島吉男君) ただいまから平成31年第1回明和町議会定例会を開会いたします。
 直ちに本日の会議を開きます。
                                           
    諸般の報告
議長(川島吉男君) 日程に入る前に、諸般の報告を事務局長より報告させます。
          [議会事務局長(北島 充君)登壇]
議会事務局長(北島 充君) ご報告申し上げます。
 今定例会における提出議案の報告でございますが、お手元に配付してありますとおり、岡安議員より1件の発議の提出がありました。町長からは議案17件の送付がありました。
 次に、地方自治法第121条の規定に基づく町長及び教育長から通知のありました議事説明員は、一覧表にしてお手元に配付してあるとおりでございます。
 次に、監査委員から10月に実施した定例監査結果及び12月、1月、2月に実施した例月出納検査結果の報告がありましたので、写しをお手元に配付いたしましたので、ご了承をお願いいたします。
 次に、野本健治議員から一身上の都合により本日欠席するとの届け出がありましたので、ご報告いたします。
 以上で諸般の報告を終わります。
                                            
    会議録署名議員の指名
議長(川島吉男君) これより日程に従いまして議事を進めます。
 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第124条の規定に基づきまして、
     3番  奥 澤 貞 雄 君
     4番  岡 安 敏 雄 君
を指名いたします。
                                           
    会期の決定
議長(川島吉男君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
 今定例会の会期については、3月5日に議会運営委員会を開催しております。議会運営委員長が欠席のため、副委員長より報告を願います。
 8番、栗原孝夫君。
          [8番(栗原孝夫君)登壇]
議会運営副委員長(栗原孝夫君) 8番、栗原孝夫です。今定例会の会期及び日程についてご報告を申し上げます。
 本件については、3月5日に議会運営委員会を開催し、協議した結果、会期については本日から3月18日までの11日間となりました。
 日程ですが、発議第1号について提出者から提案理由の説明後、質疑、討論、採決といたします。
 次に、議案第1号から議案第12号までの各議案について提案者からの説明後、質疑、討論、採決を行います。
 続いて、議案第13号から議案第17号については、提案者からの議案説明後、予算審議を行う特別委員会を設置し、本日の本会議終了後、予算特別委員会を開催する予定です。
 また、今後のよりよいまちづくりのために調査研究を行う特別委員会を新たに設置し、予算特別委員会終了後にまちづくり特別委員会を開催する予定です。
 3月11日、12日は、一般質問を行います。一般質問では、一問一答方式とし、質問者は60分以内で行い、3月11日は5名、3月12日は3名の質問を予定しています。
 3月14日、15日は、予算特別委員会にて平成31年度予算の審議を行います。
 最終日の18日は、議案第13号から議案第17号までの議案について質疑、討論、採決を行います。
 なお、3月9日、10日、13日、16日、17日は休会といたします。
 以上で報告を終わります。
議長(川島吉男君) お諮りいたします。
 今定例会の会期及び日程について、ただいまの議会運営副委員長報告のとおり決定することにご異議ございませんか。
          [「異議なし」と言う人あり]
議長(川島吉男君) 異議なしと認めます。
 よって、今定例会の会期は、議会運営副委員長報告のとおり本日から18日までの11日間に決定いたしました。
                                           
    委員会調査結果報告
議長(川島吉男君) 日程第3、各常任委員会における所管事務調査結果の報告を委員長に求めます。
 最初に、総務・産業常任委員会の報告を求めます。
 6番、坂上祐次君。
          [6番(坂上祐次君)登壇]
6番(坂上祐次君) 6番、坂上でございます。野本委員長が欠席のため、副委員長である私から申し上げます。総務・産業常任委員会の所管に係る事務調査の経過と結果についてご報告申し上げます。
 本委員会は、昨年11月28日午前9時から委員全員並びに所管課室長、会計管理者、事務局長の出席を求め、事務調査を議題として委員会を開催いたしました。
 調査項目は、各所管課等における平成30年度事業の進捗状況並びに平成31年度の事業概要で、特に事業概要については前年度との違いをポイントに、担当課室長、会計管理者に説明を求めました。また、議会事務局長から、平成30年度の事業実施状況及び平成31年度予算の概算要求額並びに期別の事業概要の説明を受け、了承しました。なお、所管各課等の平成30年度事業の進捗状況並びに平成31年度の事業概要については、事務調査時に配付いたしました資料のとおりでございます。各課等ともにおおむね良好な進捗状況であります。
 それでは、各課別に平成30年度の主な事業の調査結果の概要を報告させていただきます。
 総務課関係では、職員研修は群馬県町村会の研修会を始め各種研修会への参加、邑楽館林の各自治体の職員同士の合同研修等に参加しております。職員派遣では、群馬県に1名、群馬東部水道企業団に2名、館林衛生施設組合に1名、町商工会に1名、町社会福祉協議会に1名、全員で6名の職員が派遣されています。交通安全関係では、平成30年は、前年と比較し人身及び物件の交通事故件数がそれぞれ増加していますが、幸い死亡事故は発生しておりません。より一層の安全指導を願うものであります。防犯関係では、防犯カメラ整備事業により小中学生通学路を中心に設置され、防犯対策が進められました。消防関係では、第1分団第1班及び第3分団第1班の消防ポンプ自動車の買いかえが行われ、装備の充実が進みました。防災関係では、総合防災訓練が実施されました。
 企画財政課関係では、平成30年度は町政地区別懇談会が8年ぶりに町内全行政区で開催され、延べ参加人数856名、158件の意見等が出されました。明和町総合戦略の推進では、梨再開発プロジェクト及び女性が輝くまちづくりの2事業が実施されました。また、企業版ふるさと納税によるこども園ラッピングバスが購入されました。町制施行20周年関係では、記念式典が開催されるとともに、あなたの夢を叶えます事業等が実施されました。財政面では、日ごろから健全財政に心がけ、町債の発行額や各基金の適正な運用も慎重に進めています。
 税務課関係では、一般会計の町税全体の収入について、当初予算より1億4,100万円余上回る23億300万円余の税収が見込まれています。これは、主に雇用環境の好調な推移による個人町民税の増加、電子計測器製造企業や飲料受託製造企業の順調な収益による法人町民税の増加等が要因です。平成29年度の収納率は、県下35市町村の中第4位と前年より3位上位となりました。平成29年4月からはコンビニ収納を導入し、納税環境の充実を図ったほかに、電話催告や滞納処分の実施等、収納率向上のための努力がうかがわれました。
 産業振興課関係では、農業振興を中心に商工振興、消費者行政対策、観光など、幅広い分野で事業が展開されているところです。農業委員会関係では、昨年7月29日より新制度に移行し、農業委員の任命及び農地適正化推進委員の委嘱が行われ、活動が始まりました。農業振興では、町の特産品である梨産地法人化協議会が定期的に開催され、法人化に向けた支援を行いました。農地中間管理機構事業では、機構借受面積が担い手農家に順次貸し付けされており、順調に推移しています。新しい園芸産地づくり支援事業では、水田地帯における野菜生産への転換や品目の選定や機械化一貫体系の導入などに取り組んでいます。多面的機能支払交付金事業では、昨年同様、効率的に地域の共同活動支援を行っています。商工振興対策事業では、企業情報交換会を開催し、町内企業や農業者が一堂に会する機会の提供を行うことで、参加された方々の今後の取引が期待されます。観光事業では、町制20周年を記念する明和まつりの開催や町土産品を共同製作しています。
 官民連携推進室関係では、まち・ひと・しごと創生事業を国の地方創生推進交付金を活用し、川俣駅駅前整備に係る各種調査が行われています。また、まちづくり会社設立検討委員会が設置され、同駅周辺地区の整備開発計画に関する協議が始まりました。
 都市建設課関係では、道路維持関係で砂利道の不陸整正が34路線、橋梁補修工事で1つの橋の整備等が行われています。道路改良計画や道路改良工事も多くの事業が行われておりますので、調査時に配付いたしました資料をご参照いただきたいと思います。下水道事業では、大佐貫地区において管渠の設計委託業務を行うとともに、千津井、矢島、大佐貫地区において枝線管渠築造工事11本が発注され、また補助対象となる合併浄化槽も13件設置され、町の生活環境の保全が図られています。
 企業立地推進室関係では、都市計画で明和町立地適正化計画の策定が終了したため、6月1日に公表しました。これにより、川俣駅を中心とした居住誘導区域、福祉、医療、商業等の都市機能誘導区域の設定がなされました。区域区分の見直しでは、入ヶ谷南工業団地及び東部工業団地等の市街化区域編入に向けて県関係部署と協議を進めています。工業団地整備事業では、大輪東工業団地の造成工事が完了し、西区画は30年12月に、東区画は31年5月に引き渡す予定です。入ヶ谷南工業団地につきましては、30年度に用地取得を開始し、31年秋に造成工事を開始する予定です。東部工業団地につきましては、土地所有者に対する説明会を実施しています。空家等対策事業では、空家等対策計画の策定を行っています。
 出納関係では、適正な歳入歳出管理が行われています。平成30年10月末現在の財政調整基金など12の基金合計額は約21億8,000万円で、昨年度より約8億9,000万円の減額となっています。これは、主に財政調整基金の適正な取り崩しによるものです。また、定期預金、普通預金など歳計現金等預金の合計額は約7億7,000万円という状況になっています。
 続いて、平成31年度の主な予定事業の概要について、新規事業をポイントに申し上げます。
 まず、総務課関係では、従来からの事業をさらに充実するとともに、防犯対策では特殊詐欺撃退機器購入費補助事業を新規に計画しています。消防設備では、消防団の消防ポンプ自動車の1台買いかえを、防災対策では有事に機能できるよう自主防災組織の強化と地域防災計画の見直しを予定しています。
 企画財政課関係では、ほぼ従来と同様な事業となっていますが、特にふるさと納税事業においては、寄附返礼品を従前の物からサービスの提供へ充実拡大を図ることを検討しています。
 税務課関係では、町税収入見込みが景気の先行き等未確定の要素を含みますが、前年度より若干の増加が見込まれています。収納対策については、今までの4税に加え、介護保険料及び後期高齢者医療保険料もコンビニ収納の導入を図り、納税環境の充実を図る計画です。
 産業振興課関係では、農業振興では新しい園芸産地づくり支援事業で、水田地帯における野菜作付を図るため、品目の拡大を計画しています。農業基盤整備事業では、農作業の効率化を図るため、下江黒地区において土地改良を進めていく予定です。商工振興対策事業では、昨年同様、Mターン事業等が計画されています。
 官民連携推進室関係では、まちづくり会社設立検討委員会の継続運営が予定されております。
 都市建設課関係では、県補助の小規模農村整備事業により、梅原地内の2―368号線の整備が予定されています。道路新設改良工事では、工業専用地域と国道122号バイパスを結ぶ新たな道路の整備を進めていきます。橋梁につきましては、橋梁長寿命化修繕計画に基づき、橋梁補修工事を前年度に引き続き行うとともに、橋梁の点検を実施する予定です。下水道関係では、千津井、大佐貫、矢島地区の枝線管渠築造工事を進めるとともに、生活環境の保全のため、引き続き浄化槽設置の補助金を予定しています。
 企業立地推進室関係では、都市計画で都市計画審議会を開催し、今後の都市計画について調査審議が予定されています。工業団地等整備で、入ヶ谷南工業団地、東部工業団地及び矢島地区の事業の推進を図ります。空家対策事業では、自主的な除去を推進するため、解体費の一部を補助し、固定資産税の増額分を奨励金として交付する予定です。
 出納関係では、引き続き現金、物品並びに有価証券の出納及び保管などが行われ、財務規則に基づき、適正で有利な方法で運用していく考えです。
 以上が概要報告となります。
 なお、12月13日に現地調査を実施しました。まず、斗合田地内の第1分団第1班及び大輪地内の第3分団第1班に配置されました消防ポンプ車の状況、次に下江黒地内で実施されています土地改良事業の状況を視察してまいりました。
 以上で、総務・産業常任委員会における所管事務調査の報告とさせていただきます。
議長(川島吉男君) 次に、文教・厚生常任委員会の報告を求めます。
 9番、早川元久君。
          [9番(早川元久君)登壇]
9番(早川元久君) 9番、早川です。文教・厚生常任委員会の所管に係る事務調査の経過と結果についてご報告申し上げます。
 本委員会は、昨年11月29日午前9時から委員全員及び議長並びに所管課長、事務局長の出席を求め、事務調査を議題として委員会を開催いたしました。
 調査項目につきましては、所管課における平成30年度事業の進捗状況並びに平成31年度の事業概要で、特に前年度との違いをポイントに担当課長より説明を求めました。また、議会事務局長から平成30年度の事業実施状況及び平成31年度予算の概算要求額及び期別の事業概要の説明を受け、了承しました。所管各課の平成30年度事業の進捗状況並びに平成31年度の事業概要については、事務調査のときに配付いたしました資料のとおりでございます。各課ともおおむね良好な進捗状況であります。
 それでは、各課別に平成30年度の主な事業の調査結果の概要を報告させていただきます。
 住民環境課関係では、町の人口と世帯数は、前年同期と比べ人口は83人減少、世帯は37世帯増加しました。なお、外国人の登録者数は278人で、53人ふえています。また、社会保障・税番号制度に係る個人番号カードの交付状況ですが、10月末日現在で累計1,035件となっています。環境保全対策では、狂犬病予防対策や犬・猫の避妊等への補助金交付や空き地の保全指導を行っています。公害対策では、河川の水質調査を始めとする各種環境調査や測定が行われているほか、公害の苦情3件の処理が実施されました。廃棄物処理対策では、家庭系の一般廃棄物の処理や資源ごみの収集がこれまでどおり行われているほか、西部地区へもったいない館が設置されました。1市2町ごみ処理共同事業の状況では、たてばやしクリーンセンターへの明和町分の搬入割合は8.1%、いたくらリサイクルセンターの搬入割合は2.2%と、前年度とほぼ同率でした。また、クビアカツヤカミキリの対応状況は、被害本数74本で、ネット巻きや殺虫剤対応が全ての樹木において施されました。
 健康づくり課関係では、国民年金関係は免除申請等を主に担っています。次に、福祉医療費ですが、各区分の医療費、受給者延べ数の前年度比では、医療費が3.7%減、受給者は336人減少している状況です。後期高齢者医療は、医療療養給付費負担金は約8,100万円となる見込みです。保健衛生関係では、従前どおり、母子保健及び成人保健、各種予防事業、健康づくり事業などが実施されています。健康づくり事業は、健康づくりエンジョイポイント事業を前年度から実施しており、多くの方に検診の受診や保健指導への参加を促しています。後期高齢者医療特別会計では、年々被保険者数の増加に伴い、医療給付費も増加の傾向となっています。国民健康保険特別会計では、平成30年度より県が主体となって運営が始まりました。町の被保険者数は年々減少し、総支給件数で430件減少しましたが、医療費は約1,238万円増加しました。
 介護福祉課関係では、社会福祉事業は、例年実施している各種事業が行われており、特に民生委員・児童委員は定例会が毎月開催され、福祉部門における地域と行政のパイプ役として活動されております。老人福祉事業は、敬老慰問や老人福祉大会の開催、高齢者歳末慰問など各種の福祉事業が行われており、例年に準じた進捗状況でした。障害者福祉事業は、従前どおり各種補助や給付等を行っています。児童福祉事業は、地域ネットワーク施設として、ふれあいセンタースズカケに次いでふれあいセンターポプラが完成し、10月末日現在の各施設の利用者は、スズカケが3万8,635人、ポプラが1万1,298人と、多くの方が来館していることがわかります。なお、本年度末には自殺対策計画の策定を予定されています。介護保険特別会計は、10月末日現在、前年度より被保険者数が66人増加し、保険給付費は1.5%の増額となっています。包括的支援事業では、1市5町共同により在宅医療介護連携相談センター「たておう」の相談事業、認知症施策推進事業ではオレンジカフェを定期的に開催し、認知症初期集中支援チームや認知症地域支援推進員による早期診断・早期対応の活動が行われました。
 学校教育課関係では、教育総務関係で教育委員の定例会、臨時及び校長・園長会議が定期的に開催され、情報の共有に努めているほか、従前の事業が行われています。小中学校関係では、施設の補修、修繕整備が行われました。不登校の生徒は5名と前年度より1名減っておりますが、これからも学校や保護者、適応指導教室などと連携を密にしながら対応していただきたいと存じます。こども園では、11月1日現在、17学級332人の園児数で、前年度同期と比較して園児数が3名減っています。これからも待機児童ゼロを目標に、こども園のさらなる保育や教育が充実していくことを期待しています。給食センターでは、地元産の食材の活用が全体の約16%と前年度と同ポイントでした。引き続き地元食材を活用し、これからもおいしくて、安全で安心なバランスのとれた給食が提供されることを願うものです。
 生涯学習課関係では、社会教育、文化振興、スポーツ振興など幅広い分野で事業を実施しています。施設の老朽化とともに施設整備を行うとともに、町制20周年を記念して誘致されたNHK公開番組や夏期巡回ラジオ体操みんなの体操会では、町内外からの多くの参加がありました。今後とも町民の文化振興及びスポーツによる健康維持につながる事業が行われるよう工夫を期待します。
 続いて、平成31年度の主な予算事業の概要について、新規事業をポイントに申し上げます。
 住民環境課関係では、戸籍事務及び住民基本台帳事務並びに社会保障・税番号制度による個人番号カードの交付を引き続き行っていきます。環境保全対策でも、これまでの各種事業を引き続き行っていきます。公害対策では、諸調査や検査を行い、公害苦情の件数を減らしていきたいと考えています。廃棄物処理対策としては、西部地区へもったいない館が設置され、ビン等現在回収されていない品目の増加を計画しています。1市2町によるごみ処理共同事業は引き続き実施する予定です。
 健康づくり課関係では、これまでの諸事業を継続しながら、子育て世代包括支援センターの開設準備及び生活習慣病を予防し、医療費の抑制を図るため、塩分測定器購入費を一部補助する事業が予定されています。
 介護福祉課関係では、社会福祉事業や老人福祉事業、これまでの事業を継続していくほか、老人福祉事業においては、隔年で実施している社会福祉大会の開催を予定しています。障害者福祉事業では、福祉タクシー補助事業を引き続き実施されますが、交通弱者支援として移動支援をトータル的に検討が行われる予定です。児童福祉事業では、これまでの事業を継続していくほか、明和町子ども・子育て支援事業計画「すくすくめいわ2020」が策定される予定です。介護保険事業では、例年どおりの事業が行われ、東西の支援センターを活用した地域包括ケアシステムの構築に向けて取り組んでいく予定です。
 学校教育課関係では、教育総務費関係の諸事業は、前年度の成果と課題をもとに継続的に実施される予定です。なお、新規事業として教職員の麻疹風疹抗体検査事業が予定されております。小中学校関係では、遊具の修繕や施設修繕等の整備を行うほか、ALTが配置されます。なお、小学校では社会科副読本改訂版の作成が予定されております。こども園では、待機児童ゼロを目標に、安心した子育て環境を提供するとともに、英語保育支援助手による英語活動の充実が図られる予定です。給食センターでは、施設の修繕等を計画しており、安全な給食の提供に努められる予定です。
 生涯学習課関係では、平成29年度より協賛いただいている企業による青少年育成団体への支援活動の拡大を図っていく予定です。文化振興及びスポーツ振興においては、施設の修繕等が計画されています。
 以上が概要報告となります。
 なお、12月13日に現地調査を行いました。まず、企業版ふるさと納税により整備されたこども園ラッピングバスの状況、次に須賀地区のもったいない西館整備の進捗状況及びふれあいセンターポプラの駐車場整備状況を視察してまいりました。
 以上で、文教・厚生常任委員会における所管事務調査の報告とさせていただきます。
                                           
    発議第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(川島吉男君) これより日程に従いまして、議案審議に入るわけでありますが、発言については、質疑の回数は、同一議員につき、同一議題については3回以内といたします。
 これより審議に入ります。
 日程第4、発議第1号を議題といたします。
 提出者に提案理由の説明を求めます。
 4番、岡安敏雄君。
          [4番(岡安敏雄君)登壇]
4番(岡安敏雄君) 4番、岡安でございます。私からは、10月からの消費税引き上げを行わないよう求める意見書を提出させていただきました。
 この提案理由につきまして、簡単に申し上げます。現在、第198通常国会が開かれておりまして、毎月勤労統計の偽装問題が国民の関心事となっております。この勤労統計は、国民生活にとって生活水準や年金給付、労災保険や休業補償、育児休業給付、失業手当など、2,015万人に過少給付になっている問題が議論をされております。
 統計は国民生活のバロメーターであり、政策や行政執行上の基準となるものであり、軽視はできないと考えております。今国民生活は疲弊の状況であり、働いても働いても上向きにならず、現状を維持するのが精いっぱいの状況であり、人手不足の中で1人当たりの労働の成果が強く求められております。
 このような中、安倍内閣は10月、消費税引き上げを実施し、幼児教育や複数税率により景気の冷え込みや経済に影響が出ないようにするとしていますが、国民の消費行動は間違いなく冷え込むことは明らかであります。既に飲食料品などの値上げも発表されており、現状以上の消費税の引き上げは国民生活にとっても負担増であり、10%への引き上げは行わないよう強く要望したいと考えております。
 本文が議案書にとじられておりますので、簡単に本文を読み上げて提案にかえたいと思いますが、今申し上げました説明とあわせて本文について提案申し上げます。
 政府は10月消費税を予定通りだとして10%への引き上げを宣言し、景気低迷・減速を警戒し対策を模索していますが、家計消費は低迷し深刻な消費不況が続いております。
 実質賃金は伸びず年金受給額はさらに削られようとしております。金融資産を持たない世帯が全世帯の3割を超えるなど格差と貧困は拡大する一方であります。
 現状のまま消費税が2%引き上げられ10%になれば経済をさらに疲弊させ、中小企業や小規模事業者の営業を脅かし雇用不安を招くなど国民生活は大きな影響を受けることになります。
 政府が行おうとしている増税のための景気対策は一時的で対象も限定され、富裕層ほど恩恵を受けるものであり、軽減と宣伝されている複数税率は混乱をもたらすだけであり莫大な費用をつぎ込むなど本末転倒であります。低所得者ほど負担が重くなるのが消費税であり、「今、消費税を上げる時なのか」といった疑問の声が上がっております。
 景気対策を行うというなら10%への増税こそ中止すべきであると考えます。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。
   平成31年3月
                                群馬県邑楽郡明和町議会
 衆議院議長、参議院議長に宛てて意見書(案)の可決をいただきますようご協力をよろしくお願い申し上げます。 
議長(川島吉男君) これより本案に対しまして質疑を行います。
          [「なし」と言う人あり]
議長(川島吉男君) 質疑を終結いたします。
 討論を行います。
 9番、早川元久君。
          [9番(早川元久君)登壇]
9番(早川元久君) 9番、早川です。ただいま岡安議員より提出されました発議第1号 10月消費税引き上げを行わないよう求める意見書について、賛成の立場から討論を行います。
 5年前の8%への消費税増税を契機にした深刻な消費不況、総務省の家計調査でも1世帯当たりの実質家計消費は増税前の2013年と比べ、年額25万円も減ったものです。昨年12月に発表された7、8、9月期のGDPの大幅な落ち込み、米中貿易戦争を始め世界経済を覆う暗雲など、日本経済は深刻な危機に直面しています。
 安倍政権のもと、就業者がふえていますが、ふえた384万人のうち65歳以上の高齢者が266万人で7割を占め、次に多いのが15歳から24歳が90万人、そのうち学生・高校生が74万人です。少ない年金だけでは暮らしていけない高齢者、仕送りだけでは生活できない学生がふえているのが実態です。
 政府は消費の落ち込み対策として出してきた複数税率の導入やキャッシュレス決済のポイント還元、プレミアム商品券の発行など、高齢者や弱者を助けるどころか、苦悩させるのではないでしょうか。低所得者ほど負担が重い消費税の増税を経済不況が続く中では行うべきではありません。
 意見書(案)にもありますように、景気対策を行うというのなら10%への増税こそ中止すべきであります。議員の皆さん方のご賛同をお願いいたしまして、私の賛成討論を終わります。
議長(川島吉男君) 他にございますか。ありませんか。
 6番、坂上祐次君。
          [6番(坂上祐次君)登壇]
6番(坂上祐次君) ただいま発議されました今年10月の消費税引き上げを行わないよう求める意見書に反対の立場から討論いたします。
 消費税増税の理由は、少子高齢化によるふえ続けている社会保障費、少子化対策の費用の財源をふやすためのものです。少子高齢化により現役世代が急なスピードで減っていく一方で、高齢者はふえていきます。特定の者に負担が集中せず、高齢者を含めて国民全体で広く負担する消費税が社会保障の財源にふさわしいと考えます。このような理由から消費税引き上げを容認いたします。議員の皆様の賛同が得られますようお願いし、反対討論といたします。
議長(川島吉男君) 討論を終結いたします。
 これより発議第1号を採決いたします。
 本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
          [起立少数]
議長(川島吉男君) 起立少数であります。
 よって、発議第1号は否決いたします。
                                           
    議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(川島吉男君) 日程第5、議案第1号を議題といたします。
 提案者に提案理由の説明を求めます。
 町長、冨塚基輔君。
          [町長(冨塚基輔君)登壇]
町長(冨塚基輔君) 議案第1号 公平委員会委員の選任についてをご説明申し上げます。
 本案は、現公平委員の藤野日勝さんが、平成31年4月30日をもって任期満了となるため、引き続き藤野日勝さんを公平委員会の委員として選任することについて、地方公務員法第9条の2第2項の規定により町議会の同意を賜りたく、ご提案申し上げるものでございます。
 藤野さんは、平成23年5月1日に本町の公平委員会委員に選任されてから今日まで2期8年にわたり職務に精励され、人格、識見ともにすぐれ、中立的な立場での適正な視点、また温厚で指導力にもたけており、公平委員会委員として適任者であると考えております。
 どうか全会一致のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。
議長(川島吉男君) これより本案に対しまして質疑を行います。
          [「なし」と言う人あり]
議長(川島吉男君) 質疑を終結いたします。
 討論を行います。
          [「なし」と言う人あり]
議長(川島吉男君) 討論を終結いたします。
 これより議案第1号を採決いたします。
 本案は原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
          [起立全員]
議長(川島吉男君) 起立全員であります。
 よって、議案第1号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
                                           
    議案第2号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(川島吉男君) 日程第6、議案第2号を議題といたします。
 提案者に提案理由の説明を求めます。
 町長、冨塚基輔君。
          [町長(冨塚基輔君)登壇]
町長(冨塚基輔君) 議案第2号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてご説明を申し上げます。
 本案は、明和町固定資産評価審査委員会委員の小野知宥さんが、平成31年3月24日をもって任期満了となるため、引き続き小野知宥さんを選任いたしたく、ご提案を申し上げるものでございます。
 小野さんは、平成25年3月25日より現在まで2期6年にわたり固定資産評価審査委員会委員として職務に精励され、固定資産の評価に対しても精通され、温厚で指導力もあり、委員として適任者であると考えております。
 どうか全会一致のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。
議長(川島吉男君) これより本案に対しまして質疑を行います。
          [「なし」と言う人あり]
議長(川島吉男君) 質疑を終結いたします。
 討論を行います。
          [「なし」と言う人あり]
議長(川島吉男君) 討論を終結いたします。
 これより議案第2号を採決いたします。
 本案は原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
          [起立全員]
議長(川島吉男君) 起立全員であります。
 よって、議案第2号は原案のとおり同意いたしました。
                                           
    議案第3号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(川島吉男君) 日程第7、議案第3号を議題といたします。
 提案者に提案理由の説明を求めます。
 町長、冨塚基輔君。
          [町長(冨塚基輔君)登壇]
町長(冨塚基輔君) 議案第3号 教育委員会委員の任命についてご説明を申し上げます。
 本案は、鯉沼英治教育委員が3月31日をもって任期満了となるため、引き続き鯉沼英治さんを教育委員として選任することについて議会の同意を賜りたく、ご提案申し上げる次第でございます。
 鯉沼さんは、平成29年4月1日に明和町教育委員会委員に任命され、現在まで1期2年にわたり職務に精励されております。また、本年1月には館林青年会議所理事長にも就任され、邑楽館林の地域振興にも携わっておられます。当人は温厚で指導力もあり、教育委員として適任であると考えております。
 任期につきましては、4年の任期で任命するものでございます。どうか全会一致のご賛同が得られますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。
議長(川島吉男君) これより本案に対しまして質疑を行います。
 4番、岡安敏雄君。
          [4番(岡安敏雄君)登壇]
4番(岡安敏雄君) 4番、岡安でございますが、ただいま提案をいただきました教育委員の任命でありますけれども、4年間の職務期間ということで提案をいただきました。町の公職の関係が重複した場合には、どのように判断をされるのか。また、もしそのようなことが想定されるということの中では、4年間というのはいかがなものかというふうに考えますけれども、ご説明をお願いいたします。
議長(川島吉男君) 教育長、金子博君。
          [教育長(金子 博君)登壇]
教育長(金子 博君) ただいまの岡安議員のご質問なのですが、公職というのが2つ職が重なった場合ということで、これは教育委員の場合は公職でほかの職が重なった場合はおりていただくということになると思います。教育委員はあくまでも公平で教育という立場で広い視野で見ていただくということで、職が重なった場合にはおりていただくというふうに私は考えております。
 以上です。
          [「はい、了解」と言う人あり]
議長(川島吉男君) 質疑を終結いたします。
 討論を行います。
          [「なし」と言う人あり]
議長(川島吉男君) 討論を終結いたします。
 これより議案第3号を採決いたします。
 本案は原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
          [起立多数]
議長(川島吉男君) 起立多数であります。
 よって、議案第3号は原案のとおり同意いたしました。
                                           
    議案第4号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(川島吉男君) 日程第8、議案第4号を議題といたします。
 提案者に提案理由の説明を求めます。
 町長、冨塚基輔君。
          [町長(冨塚基輔君)登壇]
町長(冨塚基輔君) 議案第4号 明和町いじめ問題対策委員会等設置条例の制定についてをご説明申し上げます。
 本案は、いじめ防止対策推進法の施行により、いじめによる重大な事態が発生した場合に法に基づく調査機関を設ける場合は、条例による附属機関として設置することが必要となるため、設置に必要な事項を定めるために制定をするものでございます。
 詳細につきましては、学校教育課長よりご説明を申し上げますので、十分ご審議をいただきまして、ご決定くださいますようお願いを申し上げます。
議長(川島吉男君) 学校教育課長、吉田博之君。
          [学校教育課長(吉田博之君)登壇]
学校教育課長(吉田博之君) 議案第4号 明和町いじめ問題対策委員会等設置条例の制定について、学校教育課よりご説明申し上げます。
 本案は、いじめ防止対策推進法の施行により、いじめによる重大事態が発生した場合には、学校の設置者またはその設置する学校が調査を行うこととなりましたが、第三者機関による調査が必要となり、法に基づく調査機関を設ける場合は、条例による附属機関として設置することが必要となるため、設置条例の制定をしようとするものでございます。
 本条例は4章から成り、全16条と附則で構成されております。
 第1章、総則では、第1条において趣旨について定めています。
 第2章、明和町いじめ問題対策委員会では、第2条から第10条において、いじめによる重大事態に係る調査審議及び重大事態の発生の防止のため、教育委員会の附属機関として委員5人以内で組織する明和町いじめ問題対策委員会の設置に関することを定めております。委員は、法律、医療、心理、福祉、教育その他調査審議に必要な知識及び経験を有する者のうちから、教育委員会が委嘱すると定めております。
 第3章、明和町いじめ問題再調査委員会では、第11条から第15条において、町長が対策委員会の調査結果について再調査が必要と認めたときに、町長の附属機関として委員5人以内で組織する明和町いじめ問題再調査委員会を設置することができることを定めております。委員は、法律、医療、心理、福祉、教育その他調査審議に必要な知識及び経験を有する者であって、対策委員会の委員でない者のうちから町長が委嘱すると定めております。
 第4章、雑則では、第16条にて、その他必要な事項は、それぞれの委員長が委員会に諮って定めることとしています。
 附則においては、施行期日を平成31年4月1日と定めてございます。
 十分ご審議をいただきまして、ご決定くださいますようお願い申し上げ、提案理由の説明を終わります。
議長(川島吉男君) これより本案に対しまして質疑を行います。
 7番、斎藤一夫君。
          [7番(斎藤一夫君)登壇]
7番(斎藤一夫君) 7番、斎藤でございます。1点だけお伺いしたいと思います。
 委員の選任に当たりまして5名で組織するということで、各調査審議に必要な知識及び経験を有する者ということでうたわれているわけでございますが、こちら具体的な職責等、もしある程度検討されているようでしたらお教えいただきたいと思います。また、その割合についてもお教えいただければと思います。
議長(川島吉男君) 学校教育課長、吉田博之君。
          [学校教育課長(吉田博之君)登壇]
学校教育課長(吉田博之君) ただいまの斎藤議員さんの質問にお答えしたいと思います。
 委員は5名以内となっておりまして、5名を見込んでおります。法律につきましては弁護士を、医療につきましては医師、心理につきましてはスクールカウンセラー、福祉につきましては県の社会福祉会の方、教育につきましては元学校長等を見込んでおります。
議長(川島吉男君) 7番、斎藤一夫君。
          [7番(斎藤一夫君)登壇]
7番(斎藤一夫君) ご答弁ありがとうございました。1点だけ確認させていただきます。
 医療に関しまして医師を想定しているということですが、ただいまご説明をいただいたわけですが、医療に関しまして医師を選任されるということで、こちら担当される科目はどの科の医師なのか。また、それを民間の医師、いわゆる開業医のほうから選ばれるのかあるいは明和町のかかわっております公立館林厚生病院等に依頼して委員になっていただくのか、お教えいただければと思います。
議長(川島吉男君) 学校教育課長、吉田博之君。
          [学校教育課長(吉田博之君)登壇]
学校教育課長(吉田博之君) ただいまのご質問にお答えします。
 医師につきましては、地元の学校医等の医師あるいは医師会の推薦の医師等を考えてございます。
議長(川島吉男君) 4番、岡安敏雄君。
          [4番(岡安敏雄君)登壇]
4番(岡安敏雄君) 4番、岡安でございます。ただいまいじめ問題対策委員会の設置条例ということで提案を説明いただきました。
 幾つかお伺いしたいのですけれども、これはあくまでも学校内、小中学校、場合によってはこども園もあるのかと思うのですけれども、そこを対象としたものであるのかどうかということについてご説明をお願いしたいと思います。
 また、先日野田で心愛ちゃんという11歳の子どもさんが、家庭内暴力あるいは虐待によって亡くなるという大変痛ましい事件がありました。そういう意味では、家庭内での暴力も含めた対策というものも考えていく必要があるのだと思うのですけれども、これは分けて考えるほうがいいのか、一体的に考えるほうがいいのか、教えていただきたいというふうに思います。
 とりわけどういう形でこのいじめというものを把握していく予定なのか。私としましては、必ず学校にはいじめはあるということを踏まえて考えていくべきだというふうに考えております。担当者やあるいは学校内においてはできるだけないほうがいいと思う方もいますし、またできるだけそれを表沙汰にしたくないという考え方もあろうと思いますけれども、私は必ずあるだろうというふうに思っております。そういう意味では、このいじめというものをどのように把握していくという考えであるのかということをお伺いしたいと思います。
 また、第4条の対策委員会の構成は5人ということですけれども、5人で本当にいいのかどうかというふうにも思います。場合によってはちょっと少ないのかなというふうに考えております。そういうことで、家庭内虐待も含めた対策というものをどのように考えていくのかということもご説明をお願いしたいと思います。
議長(川島吉男君) 学校教育課長、吉田博之君。
          [学校教育課長(吉田博之君)登壇]
学校教育課長(吉田博之君) ただいまの岡安議員さんのご質問にお答えしたいと思います。
 今回上程させていただきました条例につきましては、学校、園に関する教育委員会に関するものの条例でございます。家庭は別になります。
 それから、委員の数5人ということになっておりますが、これは5人のほかに必要であればその他とし、調査審議に必要な知識や経験を有する者を臨時の委員としてふやすことができるようになっております。
 以上でございます。
議長(川島吉男君) 4番、岡安敏雄君。
          [4番(岡安敏雄君)登壇]
4番(岡安敏雄君) 今考えている把握の方法、この辺についてどのように考えているのか、説明をお願いいたします。
議長(川島吉男君) 教育長、金子博君。
          [教育長(金子 博君)登壇]
教育長(金子 博君) 岡安議員の質問にお答えします。
 いじめについてなのですけれども、学校では定期的にきちっとアンケートをとって、生徒のほうから無記名で、あるいはきちっと名前を書かせて調査をして、いじめ等を掌握するようにしています。それで、先ほどいじめがあるという話が前提だということもあったのですけれども、我々教職員もいじめがあるという、今のいじめの規定からいけばいじめがあるという前提で生徒たちの調査を進めております。実際に未完成な子どもたちが1,000人近くも集まっていて、いじめという既定概念からいうと、子どもと例えばお互いにふざけるというものが、受けるほうの子どもはそれをいじめと受け取る場合もあるし、それからやっているほうはいじめでない、あると思っていないで子どもたちとじゃれ合うとか、そういうことも起こるのです。そういうふうなことも見逃さないで、ぜひいじめのない、ゼロを目指して頑張っていきたいと思います。
 ちなみに参考なのですけれども、本日の上毛新聞のほうにいじめ追放真剣にということで、明和町の小学生、中学生が集まっていじめ追放サミットというのを先日行いました。非常にいいサミットだったのですけれども、そういう形で今後ともいじめについては明和町においてゼロを目指して頑張っていきたいと思っております。
 以上です。
          [「はい、了解」と言う人あり]
議長(川島吉男君) 質疑を終結いたします。
 討論を行います。
          [「なし」と言う人あり]
議長(川島吉男君) 討論を終結いたします。
 これより議案第4号を採決いたします。
 本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
          [起立全員]
議長(川島吉男君) 起立全員であります。
 よって、議案第4号は原案のとおり可決いたしました。
 ここで暫時休憩といたします。
 再開の時刻を10時20分といたします。
          休 憩  (午前10時08分)
                                           
          再 開  (午前10時20分)
議長(川島吉男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                           
    議案第5号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(川島吉男君) 日程第9、議案第5号を議題といたします。
 提案者に提案理由の説明を求めます。
 町長、冨塚基輔君。
          [町長(冨塚基輔君)登壇]
町長(冨塚基輔君) 議案第5号 明和町学童保育所の設置及び管理に関する条例の一部改正についてをご説明申し上げます。
 本案は、子育てのさらなる充実を図るため、学童保育所の開所時間等を拡充するために所要の改正を行うものでございます。
 詳細につきましては、介護福祉課長よりご説明を申し上げますので、十分ご審議をいただきまして、ご決定をくださいますようお願いを申し上げます。
議長(川島吉男君) 介護福祉課長、高瀬磨君。
          [介護福祉課長(高瀬 磨君)登壇]
介護福祉課長(高瀬 磨君) 議案第5号 明和町学童保育所の設置及び管理に関する条例の一部改正につきまして、介護福祉課よりご説明申し上げます。
 昨年末から今年1月にかけまして、明和町学童保育所の指定管理者である明和町社会福祉協議会におきまして保護者を対象にアンケート調査を実施いたしました。その結果をもとにしまして、東西学童保育所を利用する保護者の利便性向上を目的に、開所及び閉所時間を15分拡充するものであります。学校の開校日は、学校の放課後から以前は午後6時30分までだったものを午後6時45分まで、学校の休業日は午前8時から午後6時30分までだったものを午前7時45分から午後6時45分までとし、働く保護者の一助となるよう所要の改正を行うものであります。
 施行期日は平成31年4月1日から施行するものでございます。
 十分ご審議をいただきまして、ご決定くださいますようお願い申し上げ、提案理由の説明を終わります。
議長(川島吉男君) これより本案に対しまして質疑を行います。
          [「なし」と言う人あり]
議長(川島吉男君) 質疑を終結いたします。
 討論を行います。
          [「なし」と言う人あり]
議長(川島吉男君) 討論を終結いたします。
 これより議案第5号を採決いたします。
 本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
          [起立全員]
議長(川島吉男君) 起立全員であります。
 よって、議案第5号は原案のとおり可決いたしました。
                                           
    議案第6号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(川島吉男君) 日程第10、議案第6号を議題といたします。
 提案者に提案理由の説明を求めます。
 町長、冨塚基輔君。
          [町長(冨塚基輔君)登壇]
町長(冨塚基輔君) 議案第6号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議についてをご説明申し上げます。
 本案は、群馬県市町村総合事務組合の組織団体である富岡甘楽広域市町村圏振興整備組合及び多野藤岡広域市町村圏振興整備組合が消防団員または消防吏員に係る賞じゅつ金支給事務の共同処理を平成31年4月1日から開始するため、規約の一部を変更することについて地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。
 十分ご審議をいただきまして、ご決定くださいますようお願い申し上げ、提案理由の説明を終わります。
議長(川島吉男君) これより本案に対しまして質疑を行います。
          [「なし」と言う人あり]
議長(川島吉男君) 質疑を終結いたします。
 討論を行います。
          [「なし」と言う人あり]
議長(川島吉男君) 討論を終結いたします。
 これより議案第6号を採決いたします。
 本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
          [起立全員]
議長(川島吉男君) 起立全員であります。
 よって、議案第6号は原案のとおり可決いたしました。
                                           
    議案第7号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(川島吉男君) 日程第11、議案第7号を議題といたします。
 提案者に提案理由の説明を求めます。
 町長、冨塚基輔君。
          [町長(冨塚基輔君)登壇]
町長(冨塚基輔君) 議案第7号 指定管理者の指定についてをご説明申し上げます。
 本案は、明和町公の施設に係る指定管理者の指定の手続きに関する条例第19条の規定に基づき、駅前プラザ「メイちゃん家」の管理運営を任せる指定管理者の候補者としてアポロビルサービス株式会社を選定いたしましたので、同法人を指定管理者として選定いたしたく、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。
 詳細につきましては、企業立地推進室長よりご説明申し上げますので、十分ご審議をいただきまして、ご決定くださいますようお願い申し上げます。
議長(川島吉男君) 企業立地推進室長、矢島慎一君。
          [企業立地推進室長(矢島慎一君)登壇]
企業立地推進室長(矢島慎一君) それでは、駅前プラザ「メイちゃん家」の指定管理者の指定について、企業立地推進室からご説明申し上げます。
 現在同施設を管理運営しています特定非営利活動法人めいわの指定管理期間が平成31年3月31日に満了することに伴い、指定管理を受けようとする団体の公募を行ったところ、特定非営利活動法人めいわ及びアポロビルサービス株式会社の2者から申請がございました。町では指定管理者選定委員会にこの案件を諮ったところ、同委員会においてアポロビルサービス株式会社が選定され、町が答申を受けました。
 同法人につきましては、低廉で適正かつ着実に同施設を管理運営できる団体であると判断し、指定管理者の候補に選定したものでございます。
 なお、指定管理期間は平成31年4月1日から平成34年3月31日までの3年間となっております。
 十分ご審議をいただきまして、ご決定くださいますようお願い申し上げまして、説明を終わります。
議長(川島吉男君) これより本案に対しまして質疑を行います。
 9番、早川元久君。
          [9番(早川元久君)登壇]
9番(早川元久君) 9番、早川です。2点ほど伺いたいと思います。
 1つは、全協の説明の中でNPOめいわさんとの差が100万円あったということなのですが、「メイちゃん家」で働く人の賃金は、今までどおりこれは支払われるのかどうか。
 また、東京都練馬区に住所を置く事業者ということですが、今後営業所を明和町に置くということで、その営業所を置くのはどこになるのか。
 もう一つ、営業所を置くに当たって、なぜ100万円も下げておくのかというのは、ほかに何か今後の事業展開というのですか、「メイちゃん家」以外にも、これは本当にダンピングで応じたというか、それしか考えられないような数字なのですが、何か事業がしたくてこの事業に参加したのではないかというように疑うのですけれども、これはいいことかもしれない。明和町にとってはいいことになるかもしれないのですけれども、その辺今後の事業展開というか、この事業者はどういうものなのかというのをもう少し詳しく伺いたいと思います。
議長(川島吉男君) 企業立地推進室長、矢島慎一君。
          [企業立地推進室長(矢島慎一君)登壇]
企業立地推進室長(矢島慎一君) ただいまの早川議員さんの質問にお答えいたします。
 まず、賃金の関係につきましては、計画によりますと、ほぼ同額の数字が挙がってきています。それと、プレゼンテーションの中で埼玉県並み、時給900円という数字が挙がっていたのですけれども、そこぐらいまではどうにかなるのではないかという話はしておりました。
 どうして東京の企業がこちらのほうということで、まず事業所におきましては営業所を明和町内に開設しております。これもプレゼンテーションの中での話なのですけれども、今事業の主体が東京、神奈川、埼玉県ということでやっている企業でございます。今後群馬県に幅を広げていきたい、その足がかりとしてこちらの館林地域をまず足がかりとして進めていきたいということでございました。
 その中で、正直申しますと駅前の計画、新聞に載ったのを見まして、明和町のほうで事業所を置いて、ここを中心に群馬県の営業活動を行っていきたいという趣旨の話がございました。
 以上でございます。
議長(川島吉男君) 9番、早川元久君。
          [9番(早川元久君)登壇]
9番(早川元久君) 賃金については同額程度ということで、利根川を渡って向こう側での最低賃金とこっち側での最低賃金はかなりの開きがあるのは当然なのですけれども、少なくとも最低賃金というか、今まで同様に払っていただくことをお願いしたいと思います。
 それで額面なのですけれども、本当にこのアポロビルサービスさんはこれで黒字になるのかまたはとんとんでいけるのか、事業として。赤字を出してまでやってもらうということは、「メイちゃん家」での仕事でのサービスというのが手薄になってしまうのではないかと私は心配なのですけれども、これで黒字になるのか、赤字になるのか。これ人件費を見ればよくわかるかなと思うのですけれども、1人当たりの人件費を調べてもらえれば、これで取っかかりとしてここで赤字を出しておいても、ほかの事業展開をというまで町では見ているのかどうなのかということを伺いたいと思います。
議長(川島吉男君) 企業立地推進室長、矢島慎一君。
          [企業立地推進室長(矢島慎一君)登壇]
企業立地推進室長(矢島慎一君) ただいまのご質問にお答えいたします。
 事業計画の中では赤字とはなっておりません。中身を精査しますと、やはり会社のほうがある程度の規模を持っているものですから、経費の部分の比率が比較的低いのかなというところを感じております。
 それと、アポロビルサービス株式会社のほうは、自主事業のほうの黒字も多少見込んでいる形の計画書になっております。これを総合しますと、赤字でまでやろうという計画にはなっておりません。
 こちらのほう軌道に乗りまして、自主事業のほうの黒字がふえてきた場合にはその部分、経費を削減してもいいという話までいただいております。
 以上です。
議長(川島吉男君) 9番、早川元久君。
          [9番(早川元久君)登壇]
9番(早川元久君) 最後に1点だけ、まだ答えが出ていないのですけれども、「メイちゃん家」以外にも事業展開をしていくというような、そういうあれがあるのということなのですけれども、明和に事業所を置くということは、営業所ですか、置くということなのですけれども、練馬区の業者ですので、当然置かなければ事業展開できないと思いますけれども、これ住所はどこになるのでしょうか。それだけ伺います。
議長(川島吉男君) 企業立地推進室長、矢島慎一君。
          [企業立地推進室長(矢島慎一君)登壇]
企業立地推進室長(矢島慎一君) 先ほどのご質問ですけれども、事務所のほうは邑楽郡明和町中谷38―1、フィカーサA101号室、こちらのほうに営業所を構えるようです。
議長(川島吉男君) 3番、奥澤貞雄君。
          [3番(奥澤貞雄君)登壇]
3番(奥澤貞雄君) 3番、奥澤です。このたび「メイちゃん家」の指定管理者に東京都のアポロビルサービス株式会社が選定されましたが、今まで公募してこなかったのに、なぜ今回は公募して競争させたのか。
 NPOめいわが契約違反をし、問題を起こし、あるいは町民から苦情があって公募に踏み切ったのか。NPOめいわは非営利団体で予算の厳しい中、町と協働のまちづくりとして「メイちゃん家」をゼロから今日まで育て上げ、明和町の情報発信、特産品のプロモーション、また多くの業者さんとの契約の中、アンテナショップの機能も果たしてきました。それなのに、実績も何も考慮しないで簡単に指定管理者を外してしまうとは、本当に情のない思いやりのない町です。町民の皆さんから愛されてきつつあるときだけに、NPOも落胆が大きいと思います。
 日ごろ町長は職員に町民ファースト、地元ファーストと指導しているのに、どこにも町民ファーストの精神がございません。町民ファーストではなく町長ファーストであります。なぜ公募に踏み切ったのか。また、町長の指示はなかったのか、お伺いをいたします。
議長(川島吉男君) 企業立地推進室長、矢島慎一君。
          [企業立地推進室長(矢島慎一君)登壇]
企業立地推進室長(矢島慎一君) ただいま奥澤議員さんの質問にお答え申し上げます。
 まず、NPOめいわさん、こちらのほうで何か問題があったのか、それは一切ございません。
 申し込みを受けた経緯でございますけれども、インターネットを見て応募してきたということです。私どもも当初想定していたとか、そういうことは一切ありません。
 実際にこちらのほう、公募してから書類をとりに来て、その後も出るか出ないかというのも正直わからないところでございました。結果としては、提出してきたという形であります。そのほか、指定管理者ですので、こちらのほうは一般公募という形を前回もとらせてもらっています。今回からということではございません。一般公募ですので、どうしてもどなたでも申し込みはできるという状況になっております。その中で2者が出てきたということです。
 公募の中でどこに重点を置いて公募しているのか、ポイントの比率、こちらのほうも、あと予定価格、両方とも公表した上で競争してもらうという形をとっております。その結果としてアポロビルサービス株式会社のほうがポイントが高かったという結果が出ました。
 以上でございます。
議長(川島吉男君) 3番、奥澤貞雄君。
          [3番(奥澤貞雄君)登壇]
3番(奥澤貞雄君) 選定方法はプロポーザルと伺っておりますが、プロポーザルならば企画と提案、また今日までの実績などが選定基準になると思うのですが、明和町に全く実績のない、また業務内容でも「メイちゃん家」のような事業はされていないような業者がそれでも選定されたというのは、100万円という金額の差なのか。NPOめいわが402万7,000円で提出しているということは、東京の業者は302万7,000円で申請したのか。こんなにぴったり100万円という差も不思議でございますけれども、その申請書を提出いただきたい。
 また、選考時の金額の部分についての点数配分も気になるところでございます。点数配分についての配分はどうなっていたのか、表を表示していただきたい。
 プロポーザルで選考するのであれば、十二分に事業内容や実績等の説明を聞かなければならないのに、プレゼンテーションの時間が15分と信じられないほど短いのですが、どうしてこのような時間設定をしたのか説明していただきたい。
議長(川島吉男君) 企業立地推進室長、矢島慎一君。
          [企業立地推進室長(矢島慎一君)登壇]
企業立地推進室長(矢島慎一君) 先ほどのご質問についてお答えいたします。
 プロポーザルの配点なのですけれども、こちらのほうは事前に公表いたしておりまして、提出することはすぐにでも可能でございます。その中の配分といたしまして、やはり金額、こちらのほうはどうしても高いポイントになっております。全体200点満点のうちの100点、こちらのほうが金額になっております。ただ、100点でも基礎額、基礎点が50ポイントつきますので、実際には最大で差がついて50ポイント。ですから、150ポイントのうちの50ポイントという形、3分の1を占めてまいります。
 こちらの指定管理の目的といたしまして、民間企業のノウハウの活用、それとやはり経費削減、こちらの2つが目的でございますので、どうしても経費削減のところは大きなポイントになってきております。
 実際に点数のほうなのですけれども、先ほど奥澤議員さんのおっしゃっていましたとおり、実績ですね、こちらのほうを多分勘案された委員の方が多かったと思いますので、点数のほうはサービスの関係についてはNPOめいわさんのほうが多少上回っていたかなというのが情報にはなっております。
 以上でございます。
 失礼しました。金額なのですけれども、ぴったり100万円ということではなく、アポロビルサービスさんのほうが提示してきた金額のほうが283万2,000円ということでございます。
議長(川島吉男君) 3番、奥澤貞雄君。
          [3番(奥澤貞雄君)登壇]
3番(奥澤貞雄君) 金額のほうにウエートを置くということであれば、もう入札でもいいのではないかというふうに私は考えております。ぴったり100万ということは、全員協議会の中で報告を受けているわけで、正確な報告を受けていないということになってしまうと、大変問題でございます。それはちゃんとしっかり約束を守ってもらいたいと思います。
 アポロビルサービス株式会社でございますが、明和町のホームページを見て応募してきたと全員協議会の中で説明を受けましたが、わずか3週間という短い期間の中でこれヒットできるものなのか。
 また、388万円の上限の指定管理料の事業に東京から来て利益が出るものなのか、大変疑問です。また、事務所を構えないと応募できませんので、中谷地内のアパートに事務所を設置したそうですが、経費もまたかかります。ますます利益が出ないと思うのですが、町は疑問に思わなかったのか。
 アポロビルサービス株式会社が最終的には選定されたわけですが、その後当事者の引き継ぎが業者間であるわけですが、なぜアポロ側には明和町のNPOと接触をするなと禁止をしているのか。通常業者間では話し合いをちゃんとし、事業を引き継ぎ、町に迷惑のかからないようにとするのが普通でございますのに、アポロ側に会うことを禁じ、町の職員が代行しているようですが、これもどういうことなのかお答え願いたい。
 アポロビルサービス株式会社ですが、町長はこのアポロ側とプロポーザル前に面識があったのかどうか。また、明和町と関係する業者さんとこのアポロさんとの間で取引はあることがあるのかどうか。これらの状況を総括して考えますと、アポロ社が公募を知って、公募を見て応募したというよりは、町が依頼したようにも見えてならないのです。間違うと官製談合ともとられかねないような内容でございます。町民から疑われる心配がないのかどうかお伺いをいたします。
議長(川島吉男君) 企業立地推進室長、矢島慎一君。
          [企業立地推進室長(矢島慎一君)登壇]
企業立地推進室長(矢島慎一君) ただいまのご質問にお答えいたします。
 まず、NPOめいわさんのほうとアポロビルサービス株式会社、こちらの接触を禁止しているという事実は、私の認識ではございません。当然引き継ぎをしていかないと、「メイちゃん家」の運営のほうがすぐにできないわけでございます。それと、備品の調達等も今NPOめいわさんのほうで持っている備品、こちらのほうを片づけるなり、それがもし要らないものであれば、次の指定管理者に売却してもいいわけですが、その辺の相談は当然してもらうべきかと私は考えております。
 それから、あとアポロビルサービスのほうが事前に知っていたのではないかということに関しましては、一切ございません。正直私、書類をとりに来ていただいて、アポロビルサービスという会社を初めて知りました。インターネットで調べたところビルの管理会社。本当にできるのかといろいろ調べてみましたら、レストランをやっていたりですとか、ああ、これはできるなというようなイメージであっただけでございます。ですから、事前に私どもと接触、ましてや町長との接触というのは、私としては一切認識にないところでございます。純粋にホームページを見てきたとアポロビルサービスのほうは言っていましたので、私どもはそれを信じて今までやっております。
 以上でございます。
議長(川島吉男君) 町長、冨塚基輔君。
          [町長(冨塚基輔君)登壇]
町長(冨塚基輔君) ただいまの奥澤議員さんのご質問でございますが、私はアポロビルサービスの誰とも面識もございませんし、名刺交換もしたことございません。
 この問題は、公募をして申し込んできたということでございますが、金額が非常に問題になっていますけれども、先日掛川を訪問させていただいて、掛川市では掛川城の指定管理をしています。掛川城の指定管理、初めはやっぱり非常に金額がかかったそうでございます。その指定管理をやっていくうちに、管理をしながら、あるいは観光客をふやしながら、今は指定管理料がゼロということでございます。指定管理料がゼロで、逆に利益が出た分を一定割合市に寄附をしているという指定管理者もあるということでございます。そういう話もありますので、今回応募してきて役場の職員だけで選定委員会を持ったのではなくて、区長会あるいは……
          [「群馬銀行にも入ってもらって」と言う人あり]
町長(冨塚基輔君) 銀行にも、いろいろ民間の方にも入っていただいて、いろんな角度から検討をいただいた結果がこうなったということでございますので、ご了承いただきながら、3年間この団体に任せてみて、皆様のまた評価をいただければということでございますので、よろしくお願いします。
 奥澤さんのおっしゃっているとおり、町のNPO法人、非営利法人に私も任せたい気持ちは重々ございます。ただ、町長が町内の業者に任せたいからといって、私の感情で任せるわけにいかないので、選定委員会で選定をいただいたというのが事実でございます。よろしくお願いをしたいと思います。
議長(川島吉男君) 5番、関根愼市君。
          [5番(関根愼市君)登壇]
5番(関根愼市君) 5番、関根でございます。何点か伺いたいと思います。
 今いろいろ議論があったところでありますけれども、このアポロビルサービスですか、いわゆるNPO法人が2年2カ月ぐらいですか、指定管理者として管理をしてきたということでありますけれども、新たにこのアポロビルサービスが提示をした新規の事業というのは、主な内容について伺いたいと思います。
 私も奥澤議員さんともども、100万円以上も低く運営ができるのだということで、一番危惧するのは安かろう、だめだろうとなってしまっては一番困るというふうに思っています。やはりこの2年間を通じて、近所の住民とのコミュニティーも非常にうまくいっているという話も聞いていますので、ちょっと危惧をしているところであります。
 また、もう一つ危惧しているのは、埼玉県で営業しているということで、中谷に営業所を設置するということでありますけれども、夜間あるいは緊急時に緊急の対応ができるものかどうか、その点だけ伺いたいと思います。
 以上であります。
議長(川島吉男君) 企業立地推進室長、矢島慎一君。
          [企業立地推進室長(矢島慎一君)登壇]
企業立地推進室長(矢島慎一君) ただいまの関根議員さんの質問にお答えいたします。
 まず、内容につきましては、プレゼンテーションの中で今現状NPOめいわさんがやっているような内容、こちらのほうを急激に変更するということは考えていないということです。将来的にはそのほかにあの場所を使ってできるもの、例えばコンビニエンスストアでやっていますコピーサービスですとか、ファクス、ファクシミリのサービス、こちらのほうとか、できるものをやっていきたい。事業としては今以上のものをやっていきたいということでございます。
 やはり経費について、金額で差が出ていますので、ご心配されるのも理解できるのですけれども、経費率のところ、やはり会社大きいですと薄まりますので、ほかでもこちら利益を出している会社です。年間で純利益のほうが、前期純利益のほう6,700万円ほど出ている会社です。ですから、経費のほうがやはり相当差がついております。
 それから、埼玉県で営業しているという話の中で緊急時どうなのだということなのですけれども、その緊急時のために常時明和町の事務所、中谷の事務所ですね、こちらのほうに1名社員を配置するということです。
          [「常駐しているんですか」と言う人あり]
企業立地推進室長(矢島慎一君) 常駐ということです。それでも足りない場合、こちらは本社から応援に来る。本社から応援というと、やはり時間がかかってしまいますけれども、とりあえず1名は確保しておくという内容になっております。こちらの営業所なのですけれども、「メイちゃん家」の運営だけに携わっているわけではなく、今後群馬県で仕事がふえていけば、増員をしながら群馬県全体を見ていきますので、こちらの営業所の社員の経費を全て見ていくというわけではございません。ですから、その営業所を置いてでも利益が出るのかということに関しましては、会社としては利益が出るという判断で申し込まれたのだと考えております。
 以上です。
議長(川島吉男君) 5番、関根愼市君。
          [5番(関根愼市君)登壇]
5番(関根愼市君) そのほかにも伺いたいと思いますけれども、まず指定管理者、指定管理期間ですか、これについて伺いたいと思います。
 3月31日でもって切れるというNPO法人めいわですが、続いて指定をしていくということでありますけれども、この3年にした理由について伺いたいと思います。
 それから、先ほど奥澤議員さんとのやりとりの中で、アポロビルサービス株式会社が提示した283万何がしかの金額ということでありますけれども、これで本当に黒字が見込めるのかどうなのか。それこそ賃金の引き下げでも起こるのではないかなと、そんな数字のように受けとめているのですけれども、その辺については先ほどお示しがされたようなのです。900円と。そういう心配が懸念をされているのですけれども、その辺について大丈夫かどうか伺いたいと思います。
議長(川島吉男君) 企業立地推進室長、矢島慎一君。
          [企業立地推進室長(矢島慎一君)登壇]
企業立地推進室長(矢島慎一君) ただいまのご質問にお答えいたします。
 まず、なぜ3年にしたのか。これは前回と実は同じ内容でして、前回は年度途中でありましたので、ちょっと中途半端な期間になっていたのですけれども、3年という形でほぼ同じ形でやらせてもらっています。これも実は入れかわることによってサービスの向上が見込まれますので、入れかわってもらうことに対しては利点もあると考えております。ただ、余り短い期間でありますと、やはり備品の償却とかありますので、単年度であると今度経費のほうが高くなってしまいますので、3年がころ合いなのかなという形で3年にさせてもらっております。
 あと、経費の関係なのですけれども、やはり今回から募集の中で駐輪場、こちらの収入は全て指定管理者の収入で、努力して契約者数を上げれば、その部分は指定管理者のほうの利益になってくるという形で、努力をすれば収益が上がる部分というのをこちらのほうはふやして公募をいたしました。その中で本当に黒字でできるのかということで、経費の算定に当たりましては、当然黒字幅というのは余りないのですけれども、赤字という形にはなっておりません。黒字という形で書類のほうは出てきております。中身を見ましても、先ほども説明いたしましたけれども、やはり経費、ここが大きな差となっております。
 以上でございます。
議長(川島吉男君) 5番、関根愼市君。
          [5番(関根愼市君)登壇]
5番(関根愼市君) セキュリティーの問題で話をしたいと思います。
 オープンして2年2カ月ぐらいかなと思いますけれども、この間にいわゆるセキュリティーの関係である警備会社ですか、そういう事件なり事故なりが何件ぐらいあったかどうか、その辺わかりましたら伺いたいと思います。
議長(川島吉男君) 企業立地推進室長、矢島慎一君。
          [企業立地推進室長(矢島慎一君)登壇]
企業立地推進室長(矢島慎一君) 件数につきましては、ただいま手元に資料がございませんので、後でご報告させていただきます。
議長(川島吉男君) 7番、斎藤一夫君。
          [7番(斎藤一夫君)登壇]
7番(斎藤一夫君) 7番、斎藤でございます。何点かお伺いしたいと思います。
 まず1点目といたしまして、先ほど室長の答弁の中におきまして、上毛新聞に駅周辺整備、こちらのほうが掲載されたことでアポロビルサービスさん、こちらのほうがそれに興味を持って申し込みをされたということですが、公募に関しましては、ホームページのみでの公募というふうに伺っております。この公募期間、いつからいつまでだったのか。
 また、先ほどの答弁の中で事業内容、これ全協でも説明があったわけですが、「メイちゃん家」に類するそういう事業というのは、全くもってやっていないというふうに聞いていたわけですが、レストラン経営があるということで、ああ、これはできるかなと。レストラン経営と「メイちゃん家」の運営というのは全くもって結びつかない話であり、その部分をどのように結びつけて解釈したのか、その点についてもお伺いしたいと思います。
 また、こちらのアポロビルサービスさん、金額が非常に安い金額で、経費がかからないようにやるということで、その部分は大変理解できるところでございますが、全部アパートの家賃だとかを経費で落とすことにより、私も十分可能かなとは思います。しかしながら、明和町、悲しきことかな、前橋、高崎、群馬の中心と言われるところ、私の中では明和町が中心なのですが、世の中ではそういうふうに認識されない悲しい現実がある中で、果たして前橋でも1時間ちょっと、高崎に至っては番地によっては2時間以上かかる、そんなところに行くのに明和町に果たして窓口を置くのが正しいやり方なのかなという疑問点を持たなかったのか、まずその3点だけお伺いしたいと思います。
議長(川島吉男君) 企業立地推進室長、矢島慎一君。
          [企業立地推進室長(矢島慎一君)登壇]
企業立地推進室長(矢島慎一君) ただいまの斎藤議員さんのご質問にお答えいたします。
 まず、募集期間ですけれども、1月の10日から31日までということで22日間募集期間を設けております。
 それから、なぜレストランでできるのかということで、まずはビル管理会社ですので、施設の管理というのはもう手なれたものだということで、すぐに理解できましたけれども、やはりあそこ物販、あとコーヒーを出したり今していますので、その辺の食品の取り扱い。当然レストランのほうで多少の物販はしていますので、これは何とかなるのかなというような私の認識でございます。ですから、単純にレストランをやっているから大丈夫だとおっしゃられると、そのとおりかもしれません。
 それと、あとなぜここに置いたのか。これはアポロビルサービスさんのほうの企業戦略ですので、私ども詳しい中身はわかりませんけれども、こちらのほう、県の東のほうに拠点を置く企業さんとしますと、この後東北のほうにまで伸ばしていくためには、館林地域、東北の玄関口、関東なのですけれども、そちらとして出てくる、立地してくる企業、こちら工業団地に関してもそうなのですけれども、そのような動きが見られます。前橋、高崎ですと、どうしても新潟方面が次の視野に入ってきますけれども、東北を目指しているのであれば、こちらのほうに行くかなというふうに考えられます。ただ、実際はそこまでは詳しく聞いておりませんので、売り方としてはそんなような感じでは受けとめているというだけのことでございます。
 以上です。
議長(川島吉男君) 7番、斎藤一夫君。
          [7番(斎藤一夫君)登壇]
7番(斎藤一夫君) ご答弁ありがとうございました。レストランをやっているので、物販だとかも大丈夫だろうと、この部分に関しては十分根拠のないということが理解できました。
 というのは、あくまでも「メイちゃん家」というのは売店ではございません。情報発信のためにということで、以前この条例改正におきまして日曜日の運営に関して行わないということで、残念ながら可決されてしまいましたが、この条例改正、その際に観光事業はないということでご答弁いただいている。しかしながら、本来であれば観光施設あるいはアンテナショップとしての役割というのを考えると、売店というその販売目的の施設ではございません。そこへレストラン経営だとか、ビルの管理、管理は確かに必要ですが、ビルの管理ができるから「メイちゃん家」が運営できるとはとてもではないけれども、思える状況にはございません。しかしながら、今の答弁を聞くと、そこら辺を無理やりこじつけたのかなというふうに理解をさせていただきました。
 また、東北のほうへ出る向きがあるとすると、確かに東北自動車道近くて、これに関しては納得のいく説明を受けたのかなと思います。
 また、新たな疑問点といたしまして、先ほどの答弁におきまして、自転車預かり所のほう、こちらのほうの収益を全て新たな指定管理者に。今まではそのようになっていなかったと思いますが、ふやせばその分利益が上がるということで、これは土地に関しては町の所有地だと思うのですが、その部分に関して地代等どのように考えるのか。ただで貸して利益だけ上げさせる、これもおかしな話で、相手が企業体ですから、しっかりともらうべきものはもらっていかないと、収益が上がる上がらないにかかわらず、一定金額いただいていくのが当然だと思いますが、その点どのように考えているのかお教えいただければと思います。
議長(川島吉男君) 企業立地推進室長、矢島慎一君。
          [企業立地推進室長(矢島慎一君)登壇]
企業立地推進室長(矢島慎一君) ただいまのご質問にお答え申し上げます。
 地代ということですけれども、施設を管理運営していただくという形が指定管理でございます。ですから、地代というものは発生はいたしません。これはどちらのほうの指定管理のほうを見てもらっても、地代を取っているところはないと思われます。
 その中で民間の収益事業、こちらのほうを認めていくというやり方でございますので、「メイちゃん家」の部分の今物販を行っている部分、あそこは収益事業として地域の方々が利便性が上がるようなもの、こちらのほうで利益を上げてもらうというのは構わないものだと考えております。
 駐車場の料金のほうなのですけれども、こちらのほうも公募の段階でこうしますよという形で公募にかけております。差し引きで出してくださいという中身にしておりますので、NPOめいわさんのほうと、それとアポロビルサービスさんのほう、両方そのような形で事業計画をいただいております。
 以上でございます。
議長(川島吉男君) 7番、斎藤一夫君。
          [7番(斎藤一夫君)登壇]
7番(斎藤一夫君) 募集の段階でその収益に関しては利益として入れていいですよと。指定管理ですから、本来地代はいただかないというのもわからなくはないですが、本来だったら町の土地を利用して、駐車場なり駐輪場を使用しているのであれば、町の経費に上げなければおかしな話で、それが経費に上がらないようであれば、とてもではないですけれども、来年度予算に賛成することはできない状況になります。
 説明がはっきりと明確な説明がないまま来ているわけですが、先ほど質問してあれしたのですが、募集期間、ホームページで22日間と。奥澤議員のほうからも話がありましたように、非常に短い期間でのヒット。また、上毛新聞を見て公募したということですが、このアポロビルサービスさん。ずっと上毛新聞というのは基本的に群馬で販売されるものであり、特定の申し込みをしない限り東京なり、あるいは埼玉なりというのはとれないかと思うのですが、そんな中で明和のそのたった22日間の応募期間の中で本当にヒットしたのか非常に疑問で、明確な説明がされていないと思います。このような中で果たしてこの議案を通すことができるのか非常に疑問な状態ですので、もう少し明確な説明を、納得のできる説明をしていただきたいと思います。
議長(川島吉男君) 企業立地推進室長、矢島慎一君。
          [企業立地推進室長(矢島慎一君)登壇]
企業立地推進室長(矢島慎一君) 先ほどのご質問にお答えさせていただきます。
 まず、募集期間なのですけれども、こちらが私どもの今後の反省点といたしまして、やはりもう少し長くとったほうがいいかなとは考えております。そうしますと、もうちょっと競争も生まれて、経費の削減効果がさらに進行するのが与えられるかなという反省点はございます。本当にそうなのかと言われますと、もうこれは信じてもらうしかないのですけれども、実際私事務を取り扱っていまして、ホームページを見てきたとアポロビルサービスさんが言っております。新聞の件にしましても、町の記事を見ていますというのをそのときに聞いております。
 ですから、新聞記事を見てきたというのではなく、申し込みの書類をとりに来たときに、そういう話を伺ったということです。それ以上でもそれ以下でも実際ないものですから、ここはもう信用してもらうしか私としてはないような状況でございます。
 以上でございます。
議長(川島吉男君) 4番、岡安敏雄君。
          [4番(岡安敏雄君)登壇]
4番(岡安敏雄君) 4番、岡安でございます。ただいま指定管理者の関係についていろいろ議論を聞いておりまして、私もアポロという新しい指定管理者に選定をされた会社の名前に興味があったものですから、アポロって何だろうということでちょっとインターネットで調べるのは調べてみました。明和町中谷に1月に事務所をつくったということも書かれておりました。1月10日から公募をして、22日までの期間という中で、明和に事務所を31年というのはどうなのかな。事前にある程度のことを知っていてそうしたのかなというふうに考えざるを得ません。その辺の経過とか、あるいはアポロという会社の全従業員数といいますか、そういったものもわかりましたら教えていただきたいなと思います。
 それから、先ほど斎藤議員さんからも出ました「メイちゃん家」を日曜日ですか、土曜日ですか、土曜、日曜を休みにするようなことに結果的に昨年の段階でなりました。この辺が解消されるのかどうかということ。それから、現在あそこの敷地、明確にここが町、ここが東武鉄道の敷地というのは線が引いていないのでわからないのですけれども、東武鉄道の関係で構内とか、あるいは通路とか、掃除したり管理をしているわけですけれども、その辺の区分はどのような形で明確にしていくのかという仕事の範囲の内訳、その辺もう少しわかりましたらお願いしたいなと思います。
 そして、今後県外あるいはまた東北、日本海側に向けて戦略を持っているようだというような話もありましたけれども、ある意味そのために利用されるようであっては余り好ましくないのではないかなというふうに思います。そういう意味で、その辺の余り企業の進出に加担するようなことはなるべく町としては避けるほうがよろしいのではないかなというふうに思いますので、見解がありましたらお聞かせください。
議長(川島吉男君) 企業立地推進室長、矢島慎一君。
          [企業立地推進室長(矢島慎一君)登壇]
企業立地推進室長(矢島慎一君) ただいまの岡安議員さんの質問に回答いたします。
 まず、従業員数なのですけれども、現在1,109人ということになっております。
 明和町に事業所を出してまでということなのですけれども、募集の中で群馬県内に事業所のない方は申し込みできない形になっています。書類をとりに来て、慌ててアパートを探して、そこに事業所を置いたということもございます。
 ですから、事前に話をしていてそこに申し込み寸前に来たというのではなくて、条件に合うものですからちょっと慌てていたという印象はございました。状況ですけれども、そんなような状況で、それと休み、土日を休みにする、こちらの条例改正のほうで水曜日も休みになっているのですけれども、それをお客さんの少ない日に変更しても構わないという内容にしてあります。ですから、今後相談しながら進めていく形になるとは思うのですけれども、基本的には水曜日のままということになっております。状況を見ながら、アポロビルサービス株式会社のほうではプレゼンの中で毎日開けられるなら毎日開けたい。ただ、やはり人件費、1日開けるだけでもこちら人を雇う人数変わってきますので、そちらのほうでやりくりができるようであれば、毎日でも開けたいような話もしておりました。
 それと、東北とかそちらのほうをおさめていく企業に対しての企業への協力はというご心配があるのですけれども、そちらでお金を稼いでいただいたものを明和町の事業所のほうに持ってくるということは、これは経済的にはお金が動くことになりますので、さほど問題はないのかなというふうな感覚でおります。
 以上でございます。
議長(川島吉男君) 12番、今成隆君。
          [12番(今成 隆君)登壇]
12番(今成 隆君) 12番、今成でございます。各議員さんから議案第7号について質疑が交わされております。私のほうもちょっとダブって質疑をさせていただくような項目もあるかと思いますけれども、ご了承いただきたいと思います。
 矢島室長のほうでの答弁の中で、インターネットで公募されたということで、インターネットでメールか何かのデータ等があるかと思いますけれども、その辺を開示していただければというふうに思っています。
 また、冒頭群馬県に営業所を、事務所を開設ということで、岡安議員さんの今質疑に対して、1月にという回答もいただきました。先ほど来の答弁の中で、中谷の38―1ということでありますけれども、アパートの一部屋をお借りしているということで、大変恐縮で町長には失礼でありますけれども、確認をしたいと思います。これは、町長が管理しているアパートなのか、町長のアパートなのか、その辺。民間対民間での契約でありますので、その辺は行政がどうこうということではありませんけれども、町を代表するトップの町長でありますので、そういうことがもし事実であれば、できるだけそういうことは避けていただいたほうが私はよろしいのではないかというふうにも考えております。
 それと、先ほど従業員数1,109名というお話でしたが、これは人材派遣の登録者も入れた人数なのかどうかを聞きたいと、確認をいただきたいと思います。
 それと、矢島室長から駐輪場の料金も鑑みて管理をしていただくということでありますけれども、現在までの30年度の駐輪場料金がどのぐらいに今までなって、今の現状なっているのか、その辺をお示しをいただきたいと思います。
 以上であります。
議長(川島吉男君) 町長、冨塚基輔君。
          [町長(冨塚基輔君)登壇]
町長(冨塚基輔君) ただいまの今成議員さんのご質問でございますが、私が町長になる前は不動産業を営んでいたということはわかっていると思います。川俣駅周辺は私どもの管理運営しているアパートが約半数ございます。今回のフィカーサにつきましては、私どもの管理しているアパートでございます。私は、女房とせがれに全部事業を任せてございますので、そういう契約の経過とか全然タッチしてございませんので、後から知ったわけでございますが、何のやましいところも全くございませんので、はっきり宣言をさせていただきたいと思います。
 それがもしいけないのであれば、町のほうで賠償金を払ってほかのアパートと。ただ、相手のアパートが私どものまた管理しているアパートというと話がおかしくなってしまうと思うのですけれども、そういう中にあるというのは事実でございますので、はっきりと申し上げたいと思います。
          [「管理してるところなんですか。町長のアパートなんですか」と
            言う人あり]
町長(冨塚基輔君) 私どもが管理しています。そして、アパート名は私の所有物になっております。会社に全部任せておりますから、そちらでやっております。
 以上です。
          [「町長のアパートということですね」と言う人あり]
町長(冨塚基輔君) そうですね。
議長(川島吉男君) 企業立地推進室長、矢島慎一君。
          [企業立地推進室長(矢島慎一君)登壇]
企業立地推進室長(矢島慎一君) ただいまの今成議員さんの質問にお答えいたします。
 ちょっと私の説明が足りなかったのかもしれませんけれども、インターネットを見てきたということですので、書類をとりに来ております。書類として提出という形になっておりますので、インターネットのメールというのは、申し込みに関しては一切ございません。ですから、開示のほうはちょっとできないということでご理解をいただければと思います。
 それと、人数のほうなのですけれども、先ほど申しましたのは正規職員と正規職員以外という、これ合計になります。正規職員のほうは177人ということになります。非正規というのは、主にパート、アルバイト、こちらの方がメーンとなっているそうです。丸1日ビルの清掃をしているというのはないそうですので、やはりどうしてもパート、アルバイトの比率は高くなっております。
 それと、あと駐輪場の収入なのですが、こちらの決算見込みのほうで申し上げさせていただきます。現行定期のほうが、見込みのほうで141万2,000円、一時貸付のほう、こちらのほうが42万8,000円ほどになろうかと思われます。合計で184万円程度を見込んでおります。
 以上です。
議長(川島吉男君) 12番、今成隆君。
          [12番(今成 隆君)登壇]
12番(今成 隆君) 今成でございます。2度目の質疑をさせていただきます。
 町長から先ほど答弁いただいたのですけれども、やましいことないと。もちろんやましいことなんかあったら困るわけでありまして、きちんと答弁をしていただきたかったということで質疑はさせていただきました。駐輪場の料金についてもありがとうございます。
 それで、町長はやましいことはないと、何の面識もないということで、会社経営のほうは家族のほうに任せているということで、向こうのアポロビルサービスの方とは面識が全くないということで間違いがないのか、その点を再度お伺いしたいと思います。
 それと、金額の評価点という形の中では、点数が室長のほうからお示し、まだいただいていなかったのかもわからないですけれども、NPOめいわとアポロビルサービスで点数がどのぐらい違っていたのかをお伺いしたいと思います。
 それと、100万円という話がありましたが、一部課長の中でこの委員会終了後の中で、金額が100万円ということでなくて、もう少し少しの差金といいますか、金額の差しかないというような報告をいただいたというように、私は直接でなくて又聞きでありますけれども、そんなことが片側が100万円、片側はそれと違った金額ということがあってはならないことだと思いますけれども、その件について再度伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。
議長(川島吉男君) 企業立地推進室長、矢島慎一君。
          [企業立地推進室長(矢島慎一君)登壇]
企業立地推進室長(矢島慎一君) ただいまのご質問にお答えいたします。
 点数のほうなのですけれども、点数をつけていただいた方、全部で9名、委員さん9名になっております。合計点のほうがNPOめいわさんのほうが1,094点、アポロビルサービス株式会社のほうが1,488点、平均ですと122対165という形になっております。
 金額のほうですけれども、先ほど奥澤議員が言った金額、私が答えた金額、そちらのほうが100万円強、この違いというのがこの委員会の中でも出しておりますので、こちらのほうが正しい数字でございます。
 以上でございます。
議長(川島吉男君) 町長、冨塚基輔君。
          [町長(冨塚基輔君)登壇]
町長(冨塚基輔君) ただいまの今成議員さんのご質問にお答えしますけれども、再三申し上げたとおり面識が全くないということでございます。そして、私がせがれと女房に任せた会社ですから、そっちに口出しするものではないのですが、私の記憶が正しければ、インターネットで家も部屋も全部貸していますから、そこに申し込んでくれば、ある程度自動的に進んでいくのですよね。だから、そういう全然、最終段階で恐らくうちの連中も顔を合わせたのだと思いますけれども、システムはそういうふうになっているということでご理解いただければ。そして、うちの女房、せがれについてもそういう認識で貸したのではないということです。ですから、私も後から聞きまして、ああ、うちを借りたのかというぐらいの認識しか持ってございませんので、何のやましいところもないというのは事実でございます。
 アポロビルサービスの営業の顔も見たことなければ、社長の顔も見たことないというのが本当の事実でございますので、ご理解いただければと思います。
議長(川島吉男君) 12番、今成隆君。
          [12番(今成 隆君)登壇]
12番(今成 隆君) 12番、今成でございます。3回目の最後の質疑となります。
 疑ってかかるというか、私の性分かもわかりませんけれども、町監査の一員ということでこのことは疑ってかかるというような形になって、失礼なこともお聞きしたのかもわかりませんけれども、やはり結果として町長が経営者の代表ではありませんけれども、できるだけ今後はそういうところは避けて、避けられるものであれば避けて十分注意したほうが私はいいのかなというふうな考えがありましたので、失礼な質疑もさせていただいたということであります。
 それと、矢島室長が100万円という金額を先ほど、私もその金額はアポロビルサービスさんが提示した金額とNPOさんが提示した金額で約100万円の差があるということですけれども、でもそれであれば、矢島室長ではなくてほかの職員の人がNPOさんにこのぐらいの金額でしたって、100万円でしたって金額と違う金額を言うのはおかしいと私は思うのですけれども、そこの点がはっきりするまでは再三質疑はさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
議長(川島吉男君) 企業立地推進室長、矢島慎一君。
          [企業立地推進室長(矢島慎一君)登壇]
企業立地推進室長(矢島慎一君) ただいまの金額の差についてということですけれども、私といたしましては、その違う金額が出回っているもしくはこういうところ以外でそういう金額の話が出ること自体がちょっと理解しかねますので、実際にどんな数字が出ているのかも、誰がどんなことを言っているのかも、ちょっと私のほう把握しておりませんので、今成議員さんからいたしますと、物足りない回答にはなりますけれども、私としては約100万円ということでずっと言ってきている数字です。
 失礼します。以上です。
                                           
    動議の提出
          [「議長、動議の提案をさせてください」と言う人あり]
議長(川島吉男君) 4番、岡安敏雄君。
          [4番(岡安敏雄君)登壇]
4番(岡安敏雄君) 済みません。4番、岡安でございますけれども、質疑というか、討論はほとんど終わったかなと思いますけれども、今仲間の議員さんからも採決前に休憩をとってほしいという要望も出されておりますので、私もトイレに行きたいような感じもしましたので、休憩動議を求めたいと思います。
議長(川島吉男君) ただいま岡安敏雄君から動議が提出されました。
 動議に賛成の諸君が必要です。
 お諮りいたします。賛成する方の起立を求めます。
          [起立多数]
議長(川島吉男君) 起立多数です。
 会議規則第16条の規定により、所定1人以上の賛成者がおりますので、動議は成立いたしました。
 よって、議題として起立した採決を行います。
 本議題に賛成する諸君の起立を求めます。
          [起立多数]
議長(川島吉男君) 起立多数であります。
 よって、動議は可決されましたので、休憩といたします。
 再開時刻は追って連絡いたします。
          休 憩  (午前11時36分)
                                           
          再 開  (午後 0時20分)
議長(川島吉男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
                                           
    議案第7号の上程、説明、質疑、討論、採決(続き)
議長(川島吉男君) ここで、企業立地推進室長、矢島慎一君から関根議員の質疑に対して答えをしたいという申し出がありましたので、これを許します。
 企業立地推進室長、矢島慎一君。
          [企業立地推進室長(矢島慎一君)登壇]
企業立地推進室長(矢島慎一君) 関根議員さんのご質問の中でセコムの件数ということで、まず平成28年度1回、29年度6回、平成30年度2回、こちらのほうがセコムのほうが異常を発した情報はいただいております。
 以上となります。
          [「もう一回、最初の」と言う人あり]
企業立地推進室長(矢島慎一君) 28年度1回、29年度6回、30年度2回となっております。
議長(川島吉男君) 質疑を終結いたします。
 討論を行います。
 3番、奥澤貞雄君。
          [3番(奥澤貞雄君)登壇]
3番(奥澤貞雄君) 3番、奥澤でございます。ただいま審議しております議案第7号に反対の立場で討論いたします。
 「メイちゃん家」の指定管理業者の選定に関しましては、大変疑問点が多く、明和町の信頼にも大きく影響するものです。今後の町における入札などにも業者から不信感を持たれる可能性も出てまいります。優良な企業者が町の入札が公平に扱われないと不信感を持ち、入札を敬遠しますと、競争原理も失われ、結果的には町にとってマイナスになるおそれもございます。この議案には絶対に反対でございます。
 アポロビルサービスでございますけれども、この企業さん、事務所は、事務所というか、会社は練馬区にございます。明和町に関係する業者の営業所もすぐ近くにございます。私は、これは偶然なのかといいますと、偶然とは思えない一致があると思っております。私は、この公募に関するプロセスの中で何らかの情報の提供や共有があったのではないかというふうに疑ってしまうわけでございます。このNPOの代表をされている代表者は85歳という高齢でございます。しかし、国の方針は100歳まで頑張れと言っております。明和町はこのように高齢で頑張っている人を誇りに思い、人間シティプロモーションとして働く場を確保していくべきでございます。
 この選定には私は全くもって納得いきません。議員各位におかれましては、これらのことを踏まえ、ご判断いただきますようお願い申し上げ、私の討論を終わります。
議長(川島吉男君) ほかにございますか。
 2番、田口晴美君。
          [2番(田口晴美君)登壇]
2番(田口晴美君) 2番、田口でございます。私は、この議案第7号の提案に対しまして賛成の立場から討論いたします。
 今回の指定管理者の指定につきましては、私も選定委員の一人として参加させていただきました。一連の過程を聞きながら、ここの議案に上がるまでの工程につきましては、公平に進んできております。やはり先ほど来の質疑の中で金額の問題が大きく捉えられて、その差というものが出てしまいました。地元と東京ということで話があったわけですけれども、公平な点数をつけた中での結果となっておりますので、どうか議員各位におかれましてもこの趣旨を理解してご賛同をいただければと思います。よろしくお願いします。
 以上です。
議長(川島吉男君) 討論を終結いたします。
 これより議案第7号を採決いたします。
 本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
          [起立少数]
議長(川島吉男君) 起立少数であります。
 よって、議案第7号は否決いたしました。
                                           
    議案第8号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(川島吉男君) 日程第12、議案第8号を議題といたします。
 提案者に提案理由の説明を求めます。
 町長、冨塚基輔君。
          [町長(冨塚基輔君)登壇]
町長(冨塚基輔君) 議案第8号 平成30年度明和町一般会計補正予算(第9号)についてご説明を申し上げます。
 本案は、一般会計において歳入歳出それぞれ4億5,152万8,000円を減額し、予算の総額を58億9,235万5,000円とするものでございます。
 主に人事異動等に基づいた給与費の補正や「はばたけ!ぐんまの担い手」支援事業及びブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金の事業の採択に伴う補正、そして生活道路を計画的に整備するための町道整備基金への積み立てなど、当初予算決定後に生じた緊急的な事項について対応するものに加え、各種事業、補助金の実績や決算見込みに応じて補正を行うものでございます。
 補正の主な内容につきましては、企画財政課長よりご説明を申し上げますので、十分ご審議をいただきまして、ご決定くださいますようお願い申し上げます。
議長(川島吉男君) 企画財政課長、清水靖之君。
          [企画財政課長(清水靖之君)登壇]
企画財政課長(清水靖之君) 議案第8号 平成30年度明和町一般会計補正予算(第9号)につきまして、企画財政課よりご説明申し上げます。
 補正の主な内容につきまして、まず給与費以外を事項別明細書の歳出から申し上げます。最初に、20ページ、1款1項1目議会費、説明欄、議会運営費において、13節会議録作成委託料40万円の減額は、ページ数が少なくなったことによる委託料の減でございます。
 21ページ、2款2目文書広報費28万円の減額は、リース内容を見直したことによる減、4目会計管理費61万4,000円の減額は、臨時職員の年度途中退職に伴う減、6目企画費77万円の減額は、元気な華の里事業の交付決定の確定に伴う減、8目交通対策費124万3,000円の増額は、広域公共バス運行経費の実績に伴う増、9目自治振興費の財源振替は、補助金の額が確定したことに伴い振り替えを行うもの、10目諸費50万円の減額は、事業の実績に伴う減、11目財政調整基金費3億7,000万円の減額は、都市計画編入が予定より早くなり、用地買収の資金が必要となるため、土地開発公社への貸付金の一部について貸付期間変更を行うことに伴う減及び公共施設建設基金、具体的には町道整備基金に積み立てを行うものでございます。
 13目情報推進費216万円の減額は、主にリース内容を見直したことによる減でございます。
 続きまして、22ページ、2款2項2目賦課徴収費の財源振替は、個人の県民税徴収取扱費の算定基礎となる賦課決定した個人の県民税の納税義務者の数が当初予算で見込んでいた人数よりふえたことに伴い、県支出金に振り替えを行うものでございます。
 23ページ、2款3項1目戸籍住民基本台帳費、説明欄、戸籍住民基本台帳窓口事務173万2,000円の減額は、臨時職員の年度途中退職に伴う減でございます。
 2款5項2目指定統計費11万6,000円の減額は、各種統計事務費の決定に伴う減でございます。
 24ページ、3款1項1目社会福祉総務費、説明欄、国民健康保険特別会計繰出金149万1,000円の減額は、国民健康保険特別会計繰出金の決算見込みに伴う減、地域自殺対策強化事業192万3,000円の減額は、自殺対策計画策定事業委託料の契約額確定に伴う減でございます。
 3目老人福祉費37万1,000円の増額は、介護保険特別会計繰出金の介護給付費の支給が見込みよりふえたことに伴う増及び後期高齢者健康診査委託料の決算見込みによる増でございます。
 4目障害者福祉費17万円の増額は、障害支援区分認定審査会運営費負担金が審査対象者と障害児通所給付費の利用者増に伴う増並びに移動支援事業等委託料及び日中一時支援事業等の委託料の利用者減に伴う減でございます。
 続きまして、25ページ、6目地域ネットワーク施設費677万8,000円の減額は、ふれあいセンタースズカケ及びポプラの実績に伴う減でございます。
 26ページ、3款2項1目児童福祉総務費、説明欄、一般経費10万5,000円の減額は、子ども・子育て会議開催減に伴う減、出産祝金支給事業60万円の減額は、実績に伴う減、2目児童措置費530万円の減額は、対象者見込み減に伴う減、3目母子福祉費13万円の減額は、対象者見込み減に伴う減、4目児童福祉施設費150万円の減額は、西部学童保育所への交付申請額が決定したことに伴う減でございます。
 27ページ、4款1項3目環境衛生費50万円の減額は、犬・猫避妊手術費及び太陽光発電システム設置費補助金の申請に伴う減、5目公害対策費33万7,000円の減額は、環境調査費の契約差金及び雨水浸透桝設置補助金の申請実績に伴う減でございます。
 28ページ、4款2項1目じん芥処理費980万5,000円の減額は、主に館林衛生施設組合のごみ処理施設3施設に係る運営費の削減により構成市町負担金確定に伴う減、2目し尿処理費187万3,000円の減額は、館林衛生施設組合のし尿処理施設改良事業に伴う委託費等の減額により構成市町の負担金確定に伴う減でございます。
 29ページ、6款1項1目農業委員会費29万4,000円の減額は、要望していた事業が採択されなかったための減、3目農業振興費473万3,000円の減額は、主に「はばたけ!ぐんまの担い手」支援事業の採択に伴う増及び新たな野菜産地づくり支援事業の入札結果に伴う減、5目農地費217万5,000円の減額は、農地面積の減等に伴う減でございます。
 30ページ、7款1項2目商工振興費53万1,000円の増額は、固定資産税が納付され、企業誘致奨励金が確定したことに伴う増でございます。
 31ページ、8款2項2目道路維持費及び3目道路新設改良費の財源振替は、交付金の要望額が決定額を下回ったことに伴い、一般財源への振り替えを行うものでございます。
 8款4項1目都市計画総務費、説明欄、都市計画法事務費62万7,000円の減額は、役場所有のプリンターにて都市計画図が印刷できることに伴う減、32ページ、川俣駅周辺地域整備事業109万3,000円の減額は、土地借上料の見込みによる減、3目公共下水道費100万円の減額は、下水道事業特別会計による管渠実施設計等委託料の額の確定に伴う減でございます。
 8款5項1目住宅管理費392万8,000円の減額は、主に町営住宅防水工事の工事費が確定したことに伴う減及び木造住宅耐震改修補助事業等の申請件数減に伴う減、空家等相続管理人申立予納金について対象案件が発生しなかったことに伴う減でございます。
 33ページ、9款1項2目非常備消防費542万2,000円及び3目消防施設費309万1,000円の減額は、主に館林地区消防組合負担金が確定したことに伴う減、4目災害対策費219万3,000円の減額は、安価な契約締結ができたことに伴う減でございます。
 34ページ、10款1項2目事務局費、説明欄、事務局運営費343万円の減額は、主に奨学資金貸付金の実績に伴う減、35ページ、10款2項1目学校管理費324万円の増額及び10款3項1目学校管理費123万円の増額は、主にブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金事業の採択に伴うエアコン設置工事費の増でございます。
 36ページ、10款4項1目こども園費966万8,000円の減額は、臨時職員の採用実績に伴う減及び広域入所の実績に伴う増でございます。
 37ページ、10款5項1目社会教育総務費、説明欄、一般経費98万4,000円の減額及び5目図書館費40万円の減額は、社会教育指導員及び臨時職員の実績に伴う減、38ページ、10款6項1目体育総務費、説明欄、一般経費163万円の減額は、臨時職員の実績に伴う減、2目体育施設費36万円の減額は、除草業務等委託料の実績に伴う減でございます。
 次に、職員給与費関係について、39ページ以降に記載されています補正予算給与費明細書によりご説明申し上げます。
 40ページをお開きください。2、一般職、(1)総括をごらんいただきますと、比較の欄で給与費給料51万2,000円の減、職員手当150万1,000円の減、共済費857万円の減は、主に人事異動等によるものでございます。それぞれの内訳及び増減の明細につきましては、41ページから43ページのとおりでございます。
 以上、歳出を申し上げましたが、この補正に伴う歳入につきまして11ページからの事項別明細書でご説明を申し上げたいと思います。
 1款1項町民税2,265万円の増額を、2項固定資産税は1,160万円の増額を、3項軽自動車税は125万円の増額をそれぞれ決算見込みにより計上いたしました。
 12ページ、2款1項地方揮発油譲与税、2項自動車重量譲与税、3款1項利子割交付金、13ページ、4款1項配当割交付金、6款1項地方消費税交付金、7款1項自動車取得税交付金、14ページ、8款1項地方特例交付金は、それぞれ決算見込み額等を算出し、補正するものでございます。
 9款1項1目地方交付税では、普通交付税の交付決定により2,179万2,000円の増額となりました。
 10款1項交通安全対策特別交付金は、決算見込み額を算出し、補正するものでございます。
 15ページ、13款1項国庫負担金から17ページ、14款3項県支出金委託金までにつきましては、各事業の確定または決算見込みにより算出した補助金、委託金等の補正でございます。
 18ページ、17款2項基金繰入金は、予算額精査により基金の調整を行うものでございます。
 19款諸収入は、都市計画編入が早期に決定したことに伴い、土地開発公社において資金が必要になったため、貸付金の一部について返還期間の変更及びそれぞれの実績に伴う補正を、19ページ、20款1項4目臨時財政対策債1,300万円の減額は、発行可能額の決定に伴う減、7目教育債700万円の増額は、ブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金事業に伴う増でございます。
 続きまして、6ページ、繰越明許費でございます。6款農林水産業費の「はばたけ!ぐんまの担い手」支援事業は、3月補正で計上したもので、県事業の繰越に合わせるため、下江黒地区県営土地改良事業は、土地改良事業の設立時期に合わせるため、8款2項土木費の道路橋りょう費は、関係機関及び関係地権者との調整に不測の日数を要したため、10款教育費、小学校空調機整備事業及び中学校空調機整備事業は、ブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金事業の決定に伴い3月補正で計上し、繰り越しをするものでございます。
 7ページ、債務負担行為補正は、31年度契約事務の準備行為として本年度に履行するために、また8ページ、地方債補正は、小学校空調機整備事業及び中学校空調機整備事業において、ブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金事業の決定に伴い借り入れを行うため、臨時財政対策は起債発行の限度額を減額補正するものでございます。
 補正の主な内容につきましては、以上のとおりでございます。十分ご審議いただきまして、ご決定くださいますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。
議長(川島吉男君) これより本案に対しまして質疑を行います。
 7番、斎藤一夫君。
          [7番(斎藤一夫君)登壇]
7番(斎藤一夫君) 7番、斎藤でございます。1点だけお伺いしたいと思います。
 ページ数、35ページ、10款教育費におきまして、2項の小学校費及び3項の中学校費におきましてエアコン取付工事、こちらのほう具体的にどこの部屋を工事されるのか、お教えいただければと思います。
議長(川島吉男君) 学校教育課長、吉田博之君。
          [学校教育課長(吉田博之君)登壇]
学校教育課長(吉田博之君) ただいまの斎藤議員さんのご質問にお答えしたいと思います。
 小中学校のエアコン設置ということで、今回特別教室のエアコン設置を行います。まず、東小学校では、被服室、調理室、英語ルーム、図工室の4部屋にエアコンを取りつけいたします。西小学校につきましては、調理室と図工室、これの2部屋にエアコンを設置いたします。それから、中学校では、調理室、被服室、技術室の3部屋にエアコンを設置をする予定でございます。
 以上でございます。
議長(川島吉男君) 7番、斎藤一夫君。
          [7番(斎藤一夫君)登壇]
7番(斎藤一夫君) ご答弁ありがとうございました。特別教室につきましてエアコンの設置をされるということで、これは従前ついていなかったのか。ついていなくて新たにつけるのか、もしくはついていたものがそろそろ老朽化したことにより交換されるものか、その点だけお伺いしたいと思います。
議長(川島吉男君) 学校教育課長、吉田博之君。
          [学校教育課長(吉田博之君)登壇]
学校教育課長(吉田博之君) ただいまのご質問にお答えいたします。
 今回つけるエアコンにつきましては、従来ついていない部屋につけるものでございます。普通教室につきましては、既に設置がされておりまして、特別教室の中でも特に授業の多い音楽室ですとか理科室等には既に取りつけしてあったのですけれども、利用頻度の割合低いものについてはまだついていなかったので、そこを整備するということでございます。
          [「新設か」と言う人あり]
学校教育課長(吉田博之君) 新設でございます。
          [「新設ね」と言う人あり]
学校教育課長(吉田博之君) はい。
議長(川島吉男君) 質疑を終結いたします。
 討論を行います。
          [「なし」と言う人あり]
議長(川島吉男君) 討論を終結いたします。
 これより議案第8号を採決いたします。
 本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
          [起立全員]
議長(川島吉男君) 起立全員であります。
 よって、議案第8号は原案のとおり可決いたしました。
                                           
    議案第9号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(川島吉男君) 日程第13、議案第9号を議題といたします。
 提案者に提案理由の説明を求めます。
 町長、冨塚基輔君。
          [町長(冨塚基輔君)登壇]
町長(冨塚基輔君) 議案第9号 平成30年度明和町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてご説明を申し上げます。
 本案は、後期高齢者医療特別会計において歳入歳出それぞれ461万2,000円を追加し、予算の総額を1億1,961万2,000円とするものでございます。
 補正の主な内容につきましては、健康づくり課長よりご説明申し上げますので、十分ご審議をいただきまして、ご決定くださいますようお願い申し上げます。
議長(川島吉男君) 健康づくり課長、柿沼康修君。
          [健康づくり課長(柿沼康修君)登壇]
健康づくり課長(柿沼康修君) 議案第9号 平成30年度明和町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、健康づくり課よりご説明申し上げます。
 補正の内容を7ページ、歳出から申し上げます。2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金472万5,000円の追加は、保険料等負担金の実績見込み、3款1項1目保険料還付金9万円の減額、3款1項2目還付加算金2万3,000円の減額は、それぞれ実績見込みによるものでございます。
 歳出に見合う歳入は、6ページ、1款1項1目1節特別徴収保険料187万3,000円の増額、1款1項2目1節現年度分普通徴収保険料268万3,000円の増額、1款1項2目2節滞納繰越分普通徴収保険料16万9,000円の増額は、それぞれ実績見込みによるもの、4款1項1目1節前年度繰越金11万3,000円の減額は、額の確定によるものでございます。
 十分ご審議いただき、ご決定くださいますようお願い申し上げ、提案理由の説明を終わります。
議長(川島吉男君) これより本案に対しまして質疑を行います。
          [「なし」と言う人あり]
議長(川島吉男君) 質疑を終結いたします。
 討論を行います。
          [「なし」と言う人あり]
議長(川島吉男君) 討論を終結いたします。
 これより議案第9号を採決いたします。
 本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
          [起立全員]
議長(川島吉男君) 起立全員であります。
 よって、議案第9号は原案のとおり可決いたしました。
                                           
    議案第10号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(川島吉男君) 日程第14、議案第10号を議題といたします。
 提案者に提案理由の説明を求めます。
 町長、冨塚基輔君。
          [町長(冨塚基輔君)登壇]
町長(冨塚基輔君) 議案第10号 平成30年度明和町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてをご説明申し上げます。
 本案は、国民健康保険特別会計において歳入歳出それぞれ1億6,059万1,000円を追加し、予算の総額を14億7,197万4,000円とするものでございます。
 補正の主な内容につきましては、健康づくり課長よりご説明申し上げますので、十分ご審議をいただきまして、ご決定くださいますようお願い申し上げます。
議長(川島吉男君) 健康づくり課長、柿沼康修君。
          [健康づくり課長(柿沼康修君)登壇]
健康づくり課長(柿沼康修君) 議案第10号 平成30年度明和町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、健康づくり課よりご説明申し上げます。
 補正の内容を8ページ、歳出から申し上げます。2款1項1目一般被保険者療養給付費1,300万円の増額は、決算見込みによるもの、9ページ、7款1項1目国民健康保険基金積立金1億4,759万1,000円の増額は、国民健康保険の広域化に伴い、今後の不測の事態に備え基金として積み立てをするものでございます。
 歳出に見合う歳入は、6ページ、1款1項1目4節医療給付費分滞納繰越分182万円、同じく5節後期高齢者支援金分滞納繰越分52万円、同じく6節介護納付金分滞納繰越分26万円の増額は、それぞれ一般被保険者からの収入見込みによるもの、1款1項2目1節医療給付費分現年課税分169万円、同じく2節後期高齢者支援金分現年課税分49万4,000円、同じく3節介護納付金分現年課税分41万6,000円の減額は、それぞれ退職被保険者からの収入見込みによるものでございます。
 6款1項1目1節保険給付費等交付金1,300万円の増額は、一般被保険者療養給付費の支出に見合う全額交付によるものでございます。
 次に、7ページ、9款1項1目1節保険基盤安定繰入金、これは保険税軽減分でございますが、1万4,000円、同じく2節保険基盤安定繰入金(保険者支援分)でございますが、57万4,000円の減額は、それぞれ決算見込みによるものでございます。
 次に、9款1項1目4節財政安定化支援事業繰入金11万3,000円の増額は、財政安定化支援事業の額確定によるもの、5節職員給与費等繰入金88万3,000円の減額は、保険者努力支援の補助に伴い、一般会計からの繰入金を削減するもの、同じく6節その他一般会計繰入金13万3,000円の減額は、福祉医療費国庫補助金削減分の額確定によるものでございます。
 10款1項2目1節その他繰越金1億4,908万2,000円の増額は、前年度繰越金の追加によるものでございます。
 十分ご審議をいただき、ご決定くださいますようお願い申し上げ、提案理由の説明を終わります。
議長(川島吉男君) これより本案に対しまして質疑を行います。
 4番、岡安敏雄君。
          [4番(岡安敏雄君)登壇]
4番(岡安敏雄君) 4番、岡安でございますけれども、1点だけお伺いします。
 歳出の9ページで国民健康保険基金積立金ということで、広域化に伴う対応をするためだというふうな説明がありましたけれども、広域化によって1億4,700万円ということになりますと、約10%近くになるわけですけれども、どのようなことが想定をされて広域化の中で負担がふえるのか、その辺をお伺いします。
議長(川島吉男君) 健康づくり課長、柿沼康修君。
          [健康づくり課長(柿沼康修君)登壇]
健康づくり課長(柿沼康修君) ただいまの岡安議員さんのご質問にお答えいたします。
 本年度から群馬県のほうに財政運営のほうが移りまして、事業は県が財政的に主体的に行うという形でございますが、町はそれを担うための財源的には税収、それと国の補助金等を受けながら必要な保険事業を行い、また歳出に当たっては県の財政運営ということで、県に対して国保の事業費納付金を納めることになります。この納付金を納めるわけでございますが、群馬県は県全体で必要な納付金額を市町村ごとに算定を行いまして、それを市町村に請求を出してくるわけですけれども、その額については今後町として群馬県全体でならされていきますので、非常にこれから広域化に伴って額が上がっていくということが示されてきております。また、一部今後県に財政がいくことによって、不測の事態が発生した場合に町も対応できるだけの体力をつける必要がございますので、そのための基金に、剰余分ですか、そういったものを基金に積み立てて、不測の事態に備えたいというふうに考えております。
 以上であります。
議長(川島吉男君) 4番、岡安敏雄君。
          [4番(岡安敏雄君)登壇]
4番(岡安敏雄君) 4番、岡安ですけれども、ということは、今後広域化の中では負担が毎年なのかどうかわかりませんけれども、何%ぐらいずつふえていくということも想定しているということであるのかどうか、説明をお願いします。
議長(川島吉男君) 健康づくり課長、柿沼康修君。
          [健康づくり課長(柿沼康修君)登壇]
健康づくり課長(柿沼康修君) ただいまの岡安議員さんのご質問にお答えいたします。
 群馬県のほうでは、今必要な保険税を県全体としてこれから試算をしていくような形なのですけれども、今後予定されているのが平成36年度をめどに統一した保険税率を目指したいということで、今それに向けて動きが出ております。そんな中で、町に対して現時点で明和町として試算をした中で、現在の30年度から比較しまして、もう既に31年度は確定しておりますが、県に納める事業費納付金のほうが2.03%の増となっております。それと、36年度の統一の今の時点の試算ですが、3.07%という数字で試算をされているところでございます。そういった増加が予定されるということでご理解いただきたいと思います。
 以上でございます。
議長(川島吉男君) 町長、冨塚基輔君。
          [町長(冨塚基輔君)登壇]
町長(冨塚基輔君) 今岡安議員さんのご質問でございますけれども、平成30年度の国民健康保険は前年度に比べて明和町は大分下がりました。連合会へ合併したら下がったのです。それはどういうことかといいますと、やっぱり町民の健康率が高いというのが本当でございます。今このときの負担金が下がったときの余り金を置いておかないと、将来今度は統一するときに、明和町少し上がり基調になっていくというのは予想されます。ですから、今余ったものは積ませていただいて、将来の負担には備えておく。そして、将来の負担がふえる分だけ明和町は健康事業を行っておりますから、健康事業の補助金はいただきたいということで、今話し合いを進めておりますけれども、そういったやっぱりもくろみ、県のほうから見ると、町のもくろみはございますので、今回積ませていただければということでご提案を申し上げております。
          [「はい、了解」と言う人あり]
議長(川島吉男君) 質疑を終結いたします。
 討論を行います。
          [「なし」と言う人あり]
議長(川島吉男君) 討論を終結いたします。
 これより議案第10号を採決いたします。
 本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
          [起立全員]
議長(川島吉男君) 起立全員であります。
 よって、議案第10号は原案のとおり可決いたしました。
                                           
    議案第11号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(川島吉男君) 日程第15、議案第11号を議題といたします。
 提案者に提案理由の説明を求めます。
 町長、冨塚基輔君。
          [町長(冨塚基輔君)登壇]
町長(冨塚基輔君) 議案第11号 平成30年度明和町介護保険特別会計補正予算(第3号)についてご説明を申し上げます。
 本案は、介護保険特別会計の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ125万5,000円を追加し、予算の総額を9億8,361万4,000円とするものでございます。
 詳細につきましては、介護福祉課長よりご説明を申し上げますので、十分ご審議をいただきまして、ご決定くださいますようお願い申し上げます。
議長(川島吉男君) 介護福祉課長、高瀬磨君。
          [介護福祉課長(高瀬 磨君)登壇]
介護福祉課長(高瀬 磨君) 議案第11号 平成30年度明和町介護保険特別会計補正予算(第3号)につきまして、介護福祉課よりご説明申し上げます。
 補正の内容を9ページの歳出から申し上げます。2款1項介護サービス等諸費は、3目地域密着型介護サービス給付費を120万円増額、2款2項介護予防サービス等諸費は、3目地域密着型介護予防サービス給付費を50万円増額、10ページになりますが、2款4項高額介護サービス等費は、1目高額介護サービス費を75万円増額いたしました。いずれも各種サービスの利用者増に伴うものでございます。
 4款2項包括的支援事業・任意事業は、1目一般会計費を120万円減額、理由としましては、東西ふれあいセンターに整備しました車の購入額が決定したものに伴うものでございます。
 11ページの4款4項その他諸費につきましては、1目審査支払手数料を5,000円増額、理由としましては、今後不足が見込まれるためでございます。
 歳出に見合う歳入でございますが、6ページをお願いいたします。1款1項1目介護保険料は、介護保険料特別徴収者減少に伴う減額であります。
 2款1項1目、2款2項1目及び2目、7ページの3目、3款1項1目及び2目、4款1項1目、8ページの4款3項2目、6款1項1目及び3目につきましては、歳出の介護保険給付費の追加に伴いまして、法定の負担割合に基づきまして国、県、町の負担分をそれぞれ計上させていただいたものでございます。
 また、7ページの2款2項5目の保険者機能強化推進交付金につきましては、地域支援事業及び保健福祉事業に要する経費に対しまして国から交付される今年度新設の交付金を追加するものでございます。
 十分ご審議をいただきまして、ご決定くださいますようお願い申し上げ、提案理由の説明を終わります。
議長(川島吉男君) これより本案に対しまして質疑を行います。
          [「なし」と言う人あり]
議長(川島吉男君) 質疑を終結いたします。
 討論を行います。
          [「なし」と言う人あり]
議長(川島吉男君) 討論を終結いたします。
 これより議案第11号を採決いたします。
 本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
          [起立全員]
議長(川島吉男君) 起立全員であります。
 よって、議案第11号は原案のとおり可決いたしました。
                                           
    議案第12号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(川島吉男君) 日程第16、議案第12号を議題といたします。
 提案者に提案理由の説明を求めます。
 町長、冨塚基輔君。
          [町長(冨塚基輔君)登壇]
町長(冨塚基輔君) 議案第12号 平成30年度明和町下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明を申し上げます。
 本案は、下水道事業特別会計予算の総額から歳入歳出それぞれ161万8,000円を減額し、予算の総額を5億250万1,000円とするものでございます。
 詳細につきましては、都市建設課長よりご説明を申し上げますので、十分ご審議をいただきまして、ご決定くださいますようお願いを申し上げます。
議長(川島吉男君) 都市建設課長、森和之君。
          [都市建設課長(森 和之君)登壇]
都市建設課長(森 和之君) 議案第12号 平成30年度明和町下水道事業特別会計補正予算(第3号)について、都市建設課よりご説明申し上げます。
 補正の内容を8ページの歳出からご説明申し上げます。1款1項1目下水道総務費で61万8,000円、2目下水道建設費の管渠実施設計等委託料において不用額が生じたことによる100万円、それぞれを減額するものでございます。
 歳出減額に見合う歳入は、6ページ、1款1項1目受益者負担金を260万、4款1項1目下水道事業県補助金を20万、5款1項1目一般会計繰入金を100万円それぞれ減額をし、7ページ、6款1項1目繰越金218万2,000円を追加するものでございます。
 十分ご審議いただきまして、ご決定くださいますようお願い申し上げ、提案理由の説明を終わります。
議長(川島吉男君) これより本案に対しまして質疑を行います。
          [「なし」と言う人あり]
議長(川島吉男君) 質疑を終結いたします。
 討論を行います。
          [「なし」と言う人あり]
議長(川島吉男君) 討論を終結いたします。
 これより議案第12号を採決いたします。
 本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
          [起立全員]
議長(川島吉男君) 起立全員であります。
 よって、議案第12号は原案のとおり可決いたしました。
                                           
    議案第13号〜議案第17号の一括上程、説明
議長(川島吉男君) 日程第17、議案第13号から日程第21、議案第17号までの5議案は関連性がありますので、この際、一括議題にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          [「異議なし」と言う人あり]
議長(川島吉男君) 異議なしと認めます。
 よって、日程第17、議案第13号から日程第21、議案第17号までの5議案を一括議題とすることに決定いたしました。
 これより議案第13号から議案第17号までの5議案を一括議題といたします。
 町長から町政執行方針の説明のため発言を求められていますので、これを許します。また、あわせて提出議案に対する提案理由の説明を求めます。
 町長、冨塚基輔君。
          [町長(冨塚基輔君)登壇]
町長(冨塚基輔君) それでは、ただいま上程されました議案第13号から第17号までの平成31年度明和町一般会計、そして後期高齢者医療特別会計、そして国民健康保険特別会計、介護保険特別会計及び下水道事業特別会計の5つの予算案につきましてご説明を申し上げまして、執行方針にかえさせていただきます。
 平成31年度予算の編成は、前提として国の経済見通し、総務省自治財政局による平成31年度地方財政対策を踏まえ、予算の作成を行いました。
 まず、国より示されました平成31年度の地方財政対策でございますが、地方創生の推進や防災・減災対策等に取り組みつつ、安定的に財政運営を行うことができるよう、地方交付税等の一般財源総額について、平成30年度を上回る額を確保したとされ、地方交付税は16兆1,809億円、前年に比べ1,724億円、1.1%の伸び、そして臨時財政対策債は3兆2,568億円、前年に比べ7,297億円、18.3%の減となりました。両者を合わせた実質的な地方交付税の総額は19兆4,377億円となり、前年に比べ5,573億円の減となり、地方自治体には厳しい状況となっております。また、地方税は40兆1,633億円、平成30年度に比べ7,339億円、1.9%の増が見込まれ、一般財源の総額では62兆7,072億円、前年度比5,913億円、1%の増が見込まれております。
 さて、明和町の新年度予算でありますが、第6次総合計画を踏まえながら明和町の総合戦略の「あたらしいまちづくりの推進」、「子育てにやさしいまちづくり」、「明和町のシティプロモーション」の3つを基本目標とし、地元で就職ができる町、地元で買い物と食事ができる町、そして子育て・教育・医療の充実した安全安心の明和町として、オールインワンのまちづくりを目指しているところでございます。そして、予算の重点化、効率化を図り、予算の執行により最大の効果が出るよう予算編成を行い、平成31年度の明和町一般会計予算案の総額は55億1,000万円、対前年度比8.5%の減となっております。
 次に、町の主要事業についてでございます。明和町総合戦略の基本目標を推進し、魅力あふれるまちづくりを進めてまいります。地区別懇談会で要望が多かった防犯カメラ設置について、平成31年度も新たに30基を設置し、その他高齢者を狙った振り込め詐欺を防止するため、特殊詐欺等防止機器購入補助事業、そしてふれあいセンターポプラ非常用電源整備工事、そして産婦健康診査及び妊婦歯科健康診査、風疹予防接種事業、農地耕作条件改善事業、矢島・大輪線道路整備事業、ふれあいセンタースズカケ及び明和東小学校の駐車場整備事業を実施してまいります。
 さらに、健康寿命延伸事業として塩分測定器購入費補助事業と住宅に困窮する低額所得者に対する民間家賃の一部を補助する民間賃貸住宅家賃補助事業を行ってまいります。
 これらのほかに町制施行20周年記念式典で宣言をいたしました子どもの笑顔を守る未来都市宣言を推進していくため、子どもの笑顔を守る未来都市事業補助金や空き家対策をさらに加速するため空家等解体補助事業、明和町英語検定料助成金交付事業、海洋センター遠赤外線暖房修繕工事及びトイレ洋式化改修工事を行い、住民生活の安全安心、利便性の向上に努めてまいります。
 また、国道122号線の4車線化、川俣駅の橋上化などインフラ整備も進み、町内には東北自動車道も通過しており、東京に一番近い町として企業から注目を集めているところでございます。地域の魅力と価値を発信し、企業誘致を積極的に推進し、工業の振興と地元雇用の環境整備も整えてまいります。
 以上、平成31年度の明和町の主要事業概要を申し上げました。そのほか既存の事業であります町道の整備、農業基盤・都市基盤の整備や生活環境の整備、福祉の向上、教育の向上、そして産業の振興、行政基盤の強化などにも取り組んだ平成31年度予算の性質別の構成割合は、人件費17.3%、扶助費9.6%、公債費7%、普通建設事業費10.9%となっております。
 次に、歳入予算でございますが、過去の実績と今後の見通しを検討し、計上をしたところであります。
 最初に、町の主要財源であります町税は、前年度比5.6%増の22億8,170万円を見込み、歳入全体の41.4%となりました。地方交付税は、普通交付税4億6,000万円、特別交付税8,000万円を見込みました。合わせて歳入の9.8%となっております。また、歳入の8.9%を占める繰入金には4億9,039万3,000円を見込み、財政調整基金より4億6,033万円、公共施設建設基金より2,000万円、まち・ひと・しごと創生基金より1,000万円、その他奨学基金及び特別会計繰入金を計上したところでございます。
 町債につきましては、交付税の財源不足を補うために発行する臨時財政対策債を1億7,600万円、工業団地線整備等に伴う土木債8,380万円を計上し、歳入の4.3%となっております。
 各事業の実施に当たっては、国、県の補助を積極的に活用するとともに、目的基金を趣旨に沿って活用することにより、町民サービスの向上を図りながら積極的な事業実施を図った結果、自主財源を65.1%確保した予算編成となっております。
 以上が一般会計でございます。
 次に、後期高齢者医療特別会計は、予算総額1億2,000万円、前年度に比べ4.3%の増となっております。歳出の97.6%は、後期高齢者医療広域連合への納付金となっております。歳入につきましては、法令の定めるところによりまして、後期高齢者からの保険料74.9%、一般会計からの繰入金24.3%となっております。
 次に、国民健康保険特別会計は、予算総額13億2,500万円、前年度に比べ4.2%の増となっております。この予算は、過去の実績、医療費の動向などを考慮し、算定をいたしました。歳出の保険給付費は、前年度に比べ5.4%の増で、全体の69.8%を占めております。歳入につきましては、やはり法令の定めるところによりまして、国保税、国庫支出金、交付金並びに県の支出金等をそれぞれの負担割合に応じて算定いたしました。
 次に、介護保険特別会計は、予算総額9億4,700万円、前年度に比べ0.5%の増となっております。歳出の90.5%を占める保険給付費は、過去の実績、介護の動向などを考慮し、算定をいたしました。歳入につきましては、法令の定めるところによりまして、保険料、国庫支出金、支払基金、県支出金等をそれぞれの負担割合により算出をいたしております。
 次に、下水道事業特別会計は、予算総額4億9,400万円、前年度に比べ1.6%の増となっております。下水道管渠整備を行う下水道費の歳出割合は54.8%、公債費は44.9%となっております。歳入においては、下水道整備に関する国庫支出金、県支出金、町債、一般会計からの繰入金及び下水道事業受益者負担金、使用料等を見込んでおります。
 これら4つの特別会計の予算の総額は28億8,600万円、前年度比2.6%の増額となります。一般会計と特別会計を合わせますと、町の総予算額83億9,600万円、前年度に比較して4.9%の減となる予算でございます。
 以上、提案理由の説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、説明を終わりにいたします。よろしくどうぞお願いします。
議長(川島吉男君) 以上で、町政執行方針並びに議案第13号から議案第17号までの提案理由の説明を終わります。
                                           
    予算特別委員会の設置について
議長(川島吉男君) お諮りいたします。
 議案第13号から議案第17号までの5議案について、予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審議することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          [「異議なし」と言う人あり]
議長(川島吉男君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第13号から議案第17号までの5議案については、予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審議することに決定いたしました。
 なお、ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任については、明和町議会委員会条例第7条第4項の規定により、議員全員を指名したいと思います。これにご異議ございませんか。
          [「異議なし」と言う人あり]
議長(川島吉男君) 異議なしと認めます。
 よって、議員全員を予算特別委員会委員に選任することに決定いたしました。
                                           
    まちづくり特別委員会の設置について
議長(川島吉男君) 日程第22を議題といたします。
 お諮りいたします。今後のまちづくりについて調査研究を行うため、議員全員をもって構成するまちづくり特別委員会を設置し、これに付託の上、本調査研究が終了するまで閉会中も継続し調査研究することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          [「異議なし」と言う人あり]
議長(川島吉男君) 異議なしと認めます。
 よって、今後のまちづくりについて調査研究を行うため、議員全員の委員をもって構成するまちづくり特別委員会を設置し、これに付託の上、本調査研究を終了するまで閉会中も継続し研究することに決定いたしました。
                                           
    散会の宣告
議長(川島吉男君) 以上で本日の議事日程は全部終了いたしました。
 次の本会議は、11日午前9時に開会いたします。
 なお、11日は東日本大震災八周年追悼式当日であります。そのため、当議会としても哀悼の意をあらわすため開会前に黙祷をささげますので、議員各位におかれましては、開会5分前に参集の上、ご着席をお願いいたします。
 本日はこれをもって散会といたします。
 大変ご苦労さまでした。
          散 会  (午後 1時20分)