令和3年第2回明和町議会定例会
議事日程(第2号)
令和3年6月7日(月)午前9時開議
日程第 1 一般質問
本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
〇出席議員(12名)
1番 藤 野 一 也 君 2番 早 川 元 久 君
3番 堀 口 正 敏 君 4番 川 島 吉 男 君
5番 坂 上 祐 次 君 6番 岡 安 敏 雄 君
7番 奥 澤 貞 雄 君 8番 斎 藤 一 夫 君
9番 栗 原 孝 夫 君 10番 三 浦 次 弘 君
11番 関 根 愼 市 君 12番 田 口 晴 美 君
〇欠席議員(なし)
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
町 長 冨 塚 基 輔 君
副 町 長 瀬 下 嘉 彦 君
教 育 長 金 子 博 君
総 務 課 長 北 島 充 君
政 策 室 長 清 水 靖 之 君
税 務 課 長 吉 田 博 之 君
住 民 保険課長 高 際 伸 互 君
健康こども課長 柿 沼 康 修 君
介 護 福祉課長 関 口 峰 之 君
産 業 環境課長 須 藤 武 君
都 市 建設課長 高 瀬 磨 君
会 計 課 長 川 辺 登 君
兼 会 計管理者
学 校 教育課長 宮 田 高 志 君
生 涯 学習課長 立 川 明 浩 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 篠 木 正 和
書 記 堀 口 香 里
開 議 (午前 9時00分)
〇開議の宣告
〇議長(田口晴美君) 皆さん、おはようございます。
本日は、今定例会2日目の会議です。
ただいまの出席議員は12名全員でございます。よって、定足数に達しておりますので、会議を開きます。
〇一般質問
〇議長(田口晴美君) 日程第1、一般質問を行います。
今定例会における一般質問は、5名から通告がありました。
質問方法は、一問一答方式とし、制限時間は、先日議会運営委員長から説明があったとおり、45分以内とします。
質問の順序は通告順といたします。
初めに、8番、斎藤一夫君の一般質問を許可します。制限時間は9時46分とします。
8番、斎藤一夫君。
[8番(斎藤一夫君)登壇]
〇8番(斎藤一夫君) 8番、斎藤でございます。本日の一般質問では、3点ほどお伺いしてまいりたいと思います。
まず初めに、自転車保険についてという形で質問してまいりたいと思います。この問題に関しましては、過去にも私のほうで質問した経緯がございますが、状況が変わっていると思われますので、再度質問させていただきます。
まず、1点目といたしまして、現在本町の中学生におきましては、ほぼ全員の生徒が自転車による通学を行っているものと思われます。以前は、小学生でも東小において一部自転車通学をされているというケースがございましたが、現行は徒歩通学というふうに伺っております。ですので、中学生に限定いたしまして、自転車保険の加入状況は以前質問したときと変わっていることが考えられますので、現状をお教えいただければと思います。
〇議長(田口晴美君) 学校教育課長、宮田高志君。
[学校教育課長(宮田高志君)登壇]
〇学校教育課長(宮田高志君) 斎藤議員さんのご質問に学校教育課よりお答えいたします。
本年4月より自転車保険の加入が義務化されたことに伴いまして、中学生の自転車保険の加入状況について、5月に調査を行いました。その結果、各家庭で加入した自転車保険などや、学校から紹介した1年契約の掛け捨てタイプの保険等、保険の種類は様々でございますが、中学1年生は98.9%、2年生は98.9%、3年生は99.0%の加入率となっております。各学年におきまして1名、更新忘れ等で自転車保険未加入者がおりましたが、すぐ指導を行いまして、現在自転車保険申請手続中でございます。手続が終了次第、保険加入率は100%となる予定でございます。
以上でございます。
〇議長(田口晴美君) 8番、斎藤一夫君。
[8番(斎藤一夫君)登壇]
〇8番(斎藤一夫君) 細かくお調べいただきまして、またその内容を報告いただきまして、ありがとうございます。各学年1名ずつ申請手続中ということで、今、課長から説明もありましたように、本年4月より県条例におきまして自転車保険の加入が義務づけられたということで、本来であれば前回の3月定例会でこの質問をする予定でしたが、県議会への提出前ということで、上程前ということで、通らないことはないだろうなと思いながらも、今回までちょっと引き延ばさせていただきました。
自転車保険、これは加入が義務化されたという経緯におきましては、被害者となることは多いわけですが、自転車走行中に年配の方、あるいは幼児等との接触により重大事故を引き起こすというような経緯が全国的に見られております。そんな中で、過去の裁判におきましては約1億円、1億円がちょっと欠ける程度の損害賠償請求がされたという判例も出ております。そうしますと、自転車保険に加入していない状況下の中で、保護者への負担というのはかなり大きくなり、現実問題、賠償が可能かというと、そこまで高額になりますと、賠償ができないというケースが出てくることが考えられます。そんな中で、やはり自転車保険というのは非常に重要となるところで、群馬県におきましても、遅まきながらといいますか、ようやっと加入が義務化されたというふうに受け止めるところでございます。
そこで、自転車保険、先ほど課長のほうから細かい説明がありましたが、学校紹介による掛け捨て型の自転車保険というのもございます。うちも今、中学生はいませんが、中学時代にはそのような保険に入っておりました。現行では、自動車保険に附帯する形で自転車保険に加入することが可能になったようでございます。全部の保険会社かどうかはちょっと分かりませんが、一部の保険会社ではそのような保険が始まっているというふうに聞いております。しかしながら、掛け捨て、あるいは附帯するにせよ、わずかながらですが、料金が発生するわけでございます。今現状コロナで非常に経済が困窮している中におきまして、わずかな金額であっても、なかなか厳しい状況というのがある中で、この自転車保険の加入というのが義務づけられているわけですから、町として何らかの助成をしていただくことはできないでしょうか。特に本町の中学生におきましてはほぼ全員が自転車通学という中で、やはり自転車保険の加入をしないというわけにはいきませんので、全員を対象に助成していただくことをご検討いただきたいと思いますが、その点についてどのようにお考えになるのかお聞かせいただきたいと思います。
〇議長(田口晴美君) 学校教育課長、宮田高志君。
[学校教育課長(宮田高志君)登壇]
〇学校教育課長(宮田高志君) 斎藤議員さんのご質問に担当課よりお答えいたします。
令和3年4月1日に施行されました群馬県交通安全条例の改正により、「保護者は、その監護する未成年者が自転車を利用するときは、その自転車の利用に係る自転車保険に加入しなければなりません」と、自転車保険加入について義務化されております。5月に実施いたしました調査結果では、ほとんどのご家庭で自主的に加入されておりました。また、自転車保険の加入の費用も、保険の種類によって差はございますが、高額なものではないと考えております。自転車保険の加入への助成につきましては、今後近隣の市町の動向を注視してまいりたいと思います。
以上でございます。
〇議長(田口晴美君) 8番、斎藤一夫君。
[8番(斎藤一夫君)登壇]
〇8番(斎藤一夫君) ご答弁ありがとうございました。近隣の状況を見ながら、高額でないというのは確かにそのように私も感じるところでございますが、コロナが今、幾らか落ち着いているというか、数が減っている、またワクチン接種が進んでいるという状況下の中で、このまま収束してくれることを願いますが、しかしながら、コロナがまだまだ、もう一回ぶり返す、第4波が来るのではないかと言われている状況下の中で、経済状況が今後まだ悪化することも想定されます。そんな中においては、たとえ100円200円の金額であったとしても、やはり幾らかでもちょっとご負担を、1人が100円200円だとしても3人4人と、今4人兄弟というご家庭、5人兄弟というご家庭はかなり少ないとは思いますが、多子のご家庭におきましては、やはり負担は大きくなっていくものと考えられますので、ぜひとも近隣の状況を踏まえることも大切ではございますが、近隣に先駆けて、本来の明和町のあるべき姿、全国に先駆けてやるという姿勢を持った中で、ぜひとも助成をしていただければというふうに再度ご検討いただけるようお願い申し上げまして、1問目の自転車保険についての質問を終わらせていただきます。
続きまして、2点目の新型コロナワクチン接種についてお伺いしてまいります。本町におきましても、ワクチン接種が始まっており、うちも父母ともに接種をしていただいたようでございます。また、医療従事者あるいは介護従事者等の接種等も始まっておる状況にございます。そんな中で、明和町におけるワクチン接種の予約状況及び接種状況はということで、従前にこの質問するに当たりいろんな方に情報を聞いたところによりますと、他市町から比べると、館林の場合は明和より予約回線数が、当然人口が全然多いわけですから、同じ回線数ではパンクしてしまいますので、多いかと思いますが、ほかの町から比べますと、明和町は非常に多いというふうに感じているところではございますが、そんな中でもやはりなかなか電話がつながらなかったよというようなお話は聞こえてくるところでございます。これはどうしても予約がスタートしたと同時にかければ、皆さん一斉にかけますので、そのワクチン接種に限らず、何の予約でもそうですが、予約がつながりにくくなると。それで一定時間置きますと、やはりつながりやすくなるということで、私が聞いた方の中でも、初日にかけて、午前中つながらなかったけれども、午後になったらすんなりつながったよという話を、これは本町においての話です。他町の方にも聞いております。午後になってもつながらなかった。こういうケースが他町では大分見受けられるというふうに聞いておりますが、本町においては比較的つながったのかなと思いますが、中にはワクチン接種を希望しないというか、諸般の事情により、多くはアレルギーだとか、やはりアナフィラキシーショックが怖いという部分がございますので、アレルギー体質の方は非常に躊躇されているという部分がございます。そんな中で、全体の対象者における予約状況、どのぐらい明和町は予約が進んでいるのか。
また、接種は、予約はしたけれども、ニュース等を見ているとなかなか、その日に体調不良等で、予約は取ったけれども来れなくてキャンセルで廃棄してしまった分があるというような話が連日報道で流れております。また、これは昨日だったですか、群馬県においては、この東毛地区において、2回接種してしまったという特異な例もあったりというような具合で、あるいは、どこだったか、ちょっと記憶に定かではないですが、濃度を誤って原液のまま接種してしまったというようなケースもあるというふうに聞いております。そんな中で、明和町における接種状況というのはどのように今なっているのか、町民の多くの方が関心を持たれるところでございますので、ご説明いただければと思います。
〇議長(田口晴美君) 健康こども課長、柿沼康修君。
[健康こども課長(柿沼康修君)登壇]
〇健康こども課長(柿沼康修君) ただいまの斎藤議員さんからのご質問に健康こども課よりお答え申し上げます。
新型コロナウイルスワクチン接種の予約につきましては、4月26日の午前9時から65歳以上の高齢者の方を対象に予約の受付を開始させていただいております。6月3日現在における予約の状況でございますが、5,784件、高齢者全体でいいますと6,860回分になるわけでございますが、そのうちの5,784件、人数にしますと2,892人ということで、率にして84.3%という状況でございます。
また、接種状況でございますが、5月12日から延べ8日間接種を行っておりまして、6月3日現在における接種状況は2,038回、率にしまして29.7%、約3割という状況でございます。なお、このうち1回目のみ接種をした方が1,711人、率にしまして49.9%で約5割、2回とも接種を終えた方が327人、率にして9.5%、高齢者全体の約1割という状況でございます。7月末までには希望されている高齢者の接種を終える見通しで現在進めているところでございます。
以上でございます。
〇議長(田口晴美君) 8番、斎藤一夫君。
[8番(斎藤一夫君)登壇]
〇8番(斎藤一夫君) ご答弁ありがとうございました。5月12日から延べ8日間におきまして、1回接種の方で約5割、ちょうど半分の方がもう接種を終えているという状況というのは非常に私としては早いペースではないのかなというふうに考えるところでございます。今のご回答に関しまして、ちょっと通告外となってしまうかもしれませんが、近隣の状況と比べて私は明和は非常に順調なペースで行っているというふうに受け止めるところでございますが、もし近隣の状況等分かりましたらご回答いただければと思います。もし分からないようでしたら、それに関しましては結構なのですが、もし分かるようでしたらご回答いただければと思います。
〇議長(田口晴美君) 健康こども課長、柿沼康修君。
[健康こども課長(柿沼康修君)登壇]
〇健康こども課長(柿沼康修君) ただいまの斎藤議員さんのご質問に健康こども課よりお答え申し上げます。
近隣の接種あるいは予約状況ということかと思いますが、まだちょっとその辺については詳細については伺っておりませんが、各市町につきましては、いずれにしても7月末までに接種を終えるような計画で、当初の計画を見直した形で、例えば土日の接種を行うであるとか、医師を増やして対応するであるとか、そういった形、あるいは今、県の接種センター、広域の接種センターございますが、そちらのほうに推進をしながら高齢者の接種を終える計画であるとか、そういった対応で進めているようでございます。
以上でございます。
〇議長(田口晴美君) 8番、斎藤一夫君。
[8番(斎藤一夫君)登壇]
〇8番(斎藤一夫君) ありがとうございました。今、課長のほうからご説明があったように、県の広域接種センターのほうが開始され、昨日の報道だったでしょうか、2度接種してしまったというのが館林の方にちょっと発生してしまったという残念な状況にはございますが、広域接種センターを利用することにより、接種率、そのスピード、さらに上がっていって、ワクチン接種が早く終わるというのは非常によいことではないかと思います。この質問を通告した後、状況が刻々と変わっております。一部では、神戸市だったでしょうか、小中高校あるいは高専等におきまして集団接種という形で、ファイザー製が12歳以上ということで、接種年齢をかなり広範囲に広げての接種というのが今検討されているというふうに本日だか昨日の報道等でもございました。今、明和町においても、高齢者を対象とし接種を行っている状況かと思いますが、今後の中でやはり国の要請等に応じまして接種対象を広げるというのは十分考えられるところでございます。まだまだ人口全体から占める割合としては、65歳以上に限定されていますので、対象から漏れている方というのはかなり、ほとんどというか、そちらのほうが多く占めている状況にございますので、今後もしっかりと接種が進むように進めていただきたいなと思うところでございます。
そのような中で、その接種会場、明和町において接種するに当たりましては、医師会を通して、医師、看護師等の協力を得ながら接種を行っていることと思いますが、当然医師会のほうから派遣される方々におきましては、ワクチン接種を2回とも済ませていることと思いますが、町職員、通常の正規職員であれば、当然65歳以上というのは一人もいないわけで、対象から外れてしまいますが、これも報道等で、通告を出した後にあちらこちらでいろいろと問題が起きているのはニュースで皆さんもご存じかと思いますが、私は少なくとも接種会場に入られる職員の方々におきましては医療従事者に該当するものというふうに考えるところでございます。ですので、ぜひともそういう方々には接種後にワクチン会場で接種の業務に当たっていただきたいなというところでございますが、明和町においては65歳以上を対象として接種を行っているということで、多分医療従事者ではないという判断の下でされていない可能性がありますが、その方がもしコロナに感染してしまったら、逆にそこが感染源となってしまうおそれがありますので、遅まきながらかもしれませんが、今からでも、会場に入られる方、対応される職員の方々におきましては優先接種という形で接種することができないのか、その辺についてお伺いしたいと思います。
〇議長(田口晴美君) 健康こども課長、柿沼康修君。
[健康こども課長(柿沼康修君)登壇]
〇健康こども課長(柿沼康修君) ただいまの斎藤議員さんのご質問に健康こども課よりお答え申し上げます。
接種に携わっている人も、接種の状況につきまして、6月3日現在では、協力いただいている館林市邑楽郡医師会の方々については全て接種を終えている状況でございますが、そのほかワクチン接種事業に携わっている、こちらで雇い上げさせていただいている方を含め、それから町職員として従事している職員がいるわけでございますが、そういった方については、現在ワクチンの、当日のキャンセル、あるいは事前のキャンセルも含めまして、あるいは医師の判断で接種はちょっと今日はやめたほうがいいというような状況の中で、やはりワクチンのロス、要するに廃棄の問題がございまして、そういった廃棄をなくすという考えで、今現在そういった携わっている65歳以下の従事者につきまして、そういった対応策として、当日余ったものについては職員あるいは雇上げの中で接種を受けていない方を事前に希望を取った上で、年齢であるとか、当日のスケジュールあるいは体調の具合等を考慮しながら接種をしていただけるような形で対応はさせていただいている状況でございます。
今後、医療従事者という形で優先的に必要ではないかというお話でございますが、これから職域ということで、企業であるとか、そういう職場関係の接種も今後、6月21日から進める予定だということで国のほうが示されておりますので、そういったところも含めてちょっと職員の接種についても検討してまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
〇議長(田口晴美君) 8番、斎藤一夫君。
[8番(斎藤一夫君)登壇]
〇8番(斎藤一夫君) ありがとうございました。当日あるいは前日のキャンセルや、体調不良あるいは医師の判断等により接種をできなかった場合の、廃棄をなくす、ロスをなくすという意味で今接種されているということで、6月21日から職域での接種が始まるということで、今日が7日ですので、まだあと2週間ございます。私は2週間待たずに、廃棄が出た部分、当然していただくのですが、あとは1アンプルの中で6名取れるのであれば6名、5名であれば5名分をまとまった形でやれば、やはりこのワクチン接種に携わる方に関しましては優先的にぜひとも接種していただき、その後もし何らかの形で受けることができない、ロスが出てしまうというような場合には一般職員等にお声がけをいただければいいのではないかなと。とにかく携わる方に関しましては、もう医療従事者とほぼ同じです。ワクチンを打ちに来る人が必ずしもコロナに感染していないと言い切れない状況下の中で、やはり危険にさらされながらやるということは決していいことではないと思いますので、ぜひとも早急にワクチン接種を終了させるようにお願い申し上げたいと思います。
以上につきまして、新型コロナワクチン接種についての質問を終わりたいと思います。
最後の質問となります。まちづくり会社についての質問ということで、これは過去にちょっと数えるのも嫌になるぐらい質問をしているわけですが、なかなか明確な回答が得られない中、状況が分かりません。町民から聞かれても、ほとんど答えられない状況にございます。答えられない理由としては、それは民間だから答えられませんという町からの回答ですと言うしかない状況です。町は筆頭株主だということは伺っております。株主として出資をしている町民の皆さんが状況を何も分からないままです。それを伝えるべき議会の立場にありながら、何もお伝えできないというのは非常に残念なことだと思います。遺憾なことであります。
そんな中で、通告に従いまして質問させていただきますと、株主総会に出席しているはずですが、その得られた情報を町からなぜ公開しないのか。設立する際に、議会に報告をするという義務が一切果たされていない状況にございます。こちらから質問すれば、部分的には回答は得られますが、本来であれば、設立するに当たって、議会に報告をしますということで、そのまちづくり会社設立に当たっての議案が提出されたわけでございます。なぜ町から議会あるいは町民に対してしっかりとした情報提供がなされないのか、その点についてどのように町が考えているのかお伺いしたいと思います。
〇議長(田口晴美君) 総務課長、北島充君。
[総務課長(北島 充君)登壇]
〇総務課長(北島 充君) ただいまの斎藤議員さんのご質問に総務課よりお答え申し上げます。
株式会社邑楽館林まちづくりの情報の公開・非公開につきましてなのですが、ご存じのとおり、会社という組織となっております。当初の話というのは、町100%で設立したというのはご存じかと思いますが、その後、状況がもちろん変わってまいりまして、筆頭ではあっても町のものではないということでございまして、当然ながら社内で決定され、当然判断されるものということでございますので、公開できる情報は、当然自ら公開をしておるところでございますし、公開されるべきであるというふうに考えておりますので、町のほうから公開できるものではございません。
〇議長(田口晴美君) 8番、斎藤一夫君。
[8番(斎藤一夫君)登壇]
〇8番(斎藤一夫君) 今、課長のほうから説明があったように、設立当初、当然ほかの株主がいなかったということで、町が100%出資で出しているということで、どうも課長勘違いされているようですが、まちづくり会社と町は別人格でございますので、町が100%出資していようが、決して町のものではございません。全くもっての別人格で、出資率の割合が変わろうが変わるまいが、それは法的に変わるものではございません。その認識をまず改めていただいて、正しい回答がいただけるように。私が言いたいのは、まちづくり会社、経営の根幹に係る部分に関しましては、当然株主総会でも明らかにしている会社というのはございません。よっぽど小さな会社で、一人会社等においては同一人物が別人格において行っているわけですから、それはどこまで公表するというのはありますけれども、基本的には認識が一致しているという状態にございます。このまちづくり会社に関しましては、1億円ぐらいの資本金という中でやっていく中では、いわゆる一般的な株式会社という形になっていますので、経営の根幹に係る部分は、これは取締役会で決めること、あるいは委員会で決めることであって、株主総会で決めることではございませんので、委員会設置会社でなければ、取締役会において決められており、株主総会にその細かい内容については、当然情報漏えいの観点から出てこないのが当たり前の話であり、それが私も町民に、中には町民の方にはそこら辺も知りたいという方もいらっしゃるでしょうけれども、そこら辺に関しましては、会社というのはこういうものだよというのを説明して、ご納得いただけたのだかいただけないのだか分からないですが、私の分かる範囲で説明し、納得をしていただいたのだかしていただいてないのだか分かりませんけれども、お話を終了させていただいているという状況にございます。
しかしながら、私が言いたいのは、積極的に議会なり町民に対しての報告というのがなされていないということが問題だということでございます。消極的に報告はされております。今、課長が言われたように、報告をしていないとは私は言いません。積極的でなく消極的だということが問題だということを認識いただいて、また会社法というのをしっかり理解した上でやっていただけるようお願い申し上げまして、この1問目に関してはこれ以上議論しても先へ進みそうにないので、2問目に行かせていただきます。
決算状況についてお伺いしたいと思います。これまでも決算状況の中で何度か質問させていただいていますが、前回の決算終了後に質問させていただいたときには、当然のことながら事業がまだ何ら進行していない状況で、準備段階にあるから赤字だという決算報告をいただいております。これは当然のことながら、準備段階で何らの収益事業も行っていない以上、当たり前のことでございます。これはどこの会社においても同じだと思います。その中で、今度令和2年度、昨年度になりますか、決算総会が行われたわけでございますので、そちらに出席された町の株主、町が株主ですので誰が出席されたのか。また、その決算状況はどうだったのか、できるだけ、分かる範疇で結構ですので、総会で報告された内容を細かくご説明いただければと思います。
〇議長(田口晴美君) 総務課長、北島充君。
[総務課長(北島 充君)登壇]
〇総務課長(北島 充君) ただいまの斎藤議員さんのご質問に引き続きお答え申し上げます。
邑楽館林まちづくりの決算状況でございますが、ご存じのとおり、官報のほうで掲載されて報告がされております。今回、第2期ということで、令和2年1月から12月の決算ということで、純損失が出ているわけですが、その金額を申し上げたほうがよろしいでしょうか。8億8,566円という当期純損失が計上……
[「88万566」と言う人あり]
〇総務課長(北島 充君) 失礼しました。88万566円の純損失が計上されております。ただ、純資産等は4億2,868万9,289円というふうに報告をされてございます。
〇議長(田口晴美君) 8番、斎藤一夫君。
[8番(斎藤一夫君)登壇]
〇8番(斎藤一夫君) 88万でいいのですか。
〇総務課長(北島 充君) はい。
〇8番(斎藤一夫君) 88万ちょいの赤字ということで、これは登記だとかの費用がそのまま回収できていない状況で、3年目に入るわけですか、こちら、何らの収益事業がまだ行われていないのかなというふうに見受けられるところでございますが、役員報酬等が、これは無報酬でやられているのだとは思いますが、役員報酬、設立当初は町長が就任するという形で、一人会社でしたので、町長が充て職で就任されると、当然無報酬で行うということで、状況的には十分理解するところでございますが、今現状、民間から招聘した社長以下の役員がいるわけですが、その方々に関しての役員報酬というのはどのようになっているのか。この金額から察するに、無報酬でやられているように思われますが、そこら辺の状況、町として把握されているのかどうか、把握されているようでしたらお教えいただければと思います。
〇議長(田口晴美君) 総務課長、北島充君。
[総務課長(北島 充君)登壇]
〇総務課長(北島 充君) 引き続き総務課の方でお答えします。
官報の掲載によりまして決算公告がされている内容ですが、詳細が出ておりませんので、把握してございません。
〇議長(田口晴美君) 8番、斎藤一夫君。
[8番(斎藤一夫君)登壇]
〇8番(斎藤一夫君) ありがとうございました。役員報酬に関しましては、官報には当然載っけていないと思いますので、株主総会に出席されている方であれば、どのような決定をなされたのか、役員報酬に関しましては総会の決議事項でございますので、総会で決議していないということはありませんので、署名出席でなければ、当然のことながら把握しているかなと思いましてお伺いしたところでございますが、把握されていないようですので、この件についてもここで終結させていただきます。
このまちづくり会社の質問の一番のメインディッシュといいますか、一番聞きたいところでございます。3番目の役場の町民プラザにおける、温泉のやぐら模型がありますが、これはどのような経緯でまず置かれたのか、その点についてお伺いしたいと思います。
〇議長(田口晴美君) 総務課長、北島充君。
[総務課長(北島 充君)登壇]
〇総務課長(北島 充君) ただいまの町民プラザの、皆さんも玄関から入ってくるとすぐに目につくかと思います。これの展示につきましては、邑楽館林まちづくりが設置主体ということで設置してあるものでございます。
〇議長(田口晴美君) 8番、斎藤一夫君。
[8番(斎藤一夫君)登壇]
〇8番(斎藤一夫君) 邑楽館林まちづくり会社が設置主体ということで設置されているということで、そうしますと、この模型に関しましては、所有権はまちづくり会社のほうにあるのではないかというふうに受け止めるところでございますが、町民プラザの本来の目的というのをちゃんと認識されているのか、非常に疑問に思うところでございます。町民プラザ、町民が憩うためのものであり、また申請等に訪れた方が待合室として使ったりという中で、今コロナ禍において、あれだけの大きなもの、ちょっと大きさまでは測っておりませんが、かなり大きなものが設置されることによって空間を圧迫している状況にございます。あのようなものを置くことが果たして適切なのかというのは非常に疑問が残るところでございます。一見すると、もう直ぐ入って温泉のやぐらが建っていて分かりやすいなと思いますが、決して模型でなくても、私はゼロ判なり、あるいは全紙なりのポスターで十分その役目は果たせるのではないかなというふうに思うところでございます。
また、災害時等において、あのスペースがあることによって、あそこへ避難住民がいることというのは、当然その分できなくなります。受け入れる人数が減るわけでございます。万一災害が起きた場合に、あの模型がいかに邪魔になるかというのを検討した上であれを設置されているのか。私は、これは質問というよりも要望なのですが、早急に撤去していただきたいと思います。ポスター等であれば決して何も言いません。置いていただいて結構だと思います。あれだけのスペースを模型で占めてしまうことには非常に疑問が残りますが、その点どのように考えて設置されているのか。言われたら何でも置くのか。そういうことになってしまいます。町民からも随分非難の声というのが聞こえてきます。邪魔だよと。分かりやすいけれども、あんなの置く必要があるのかい、誰が置いたの、町で造ったのではないだろうねと言われたので、いやそれはさすがに違うと思いますよと、そういう予算は見た覚えがございませんと私はその方にはお答えしました。万一町の予算で造っているようだったら大問題だよと言われました。私もそう思います。
町の予算でないということが確認できたので一つ安心材料でございますが、ただスペースを、デッドスペースとなっているわけでございますから、あれが仮に宙に浮いている、2階の部分から横に行っている状態で、下が空間となっていて、避難が十分確保できる状態であればまた話は別ですが、地べたに置いてあって、全くもって使えない状態になっている。全く無駄なものだと思いますが、その点についてどのように考えているのかお伺いしたいと思います。
〇議長(田口晴美君) 総務課長、北島充君。
[総務課長(北島 充君)登壇]
〇総務課長(北島 充君) ただいまの斎藤議員さんからのご質問というか、ご指摘というか、にお答え申し上げます。
町とすれば、他に誰が何を造って置いてもいいということではございません。当然何らかの基準がございます。今回につきましては、当町の地下から流出する温泉の情報と併せて、温泉掘削に伴い得られた当町の地層・地質データを、見てお分かりのとおり展示されております。明和町の地質・地形の歴史的過去を知る大変貴重な資料というもので、公益性の高い点となっております。よって、町のほうでは、申請につきまして展示を認めているということでございます。
〇議長(田口晴美君) 8番、斎藤一夫君。
制限時間4分前になります。
[8番(斎藤一夫君)登壇]
〇8番(斎藤一夫君) 今の回答では、十分ポスターで足りるのかなと。また、明和町には博物館や美術館、そういうところは当然ございませんが、本来役場に飾るべきものではなく、博物館があれば博物館、ないならばそれに準ずる施設に設置すべきものだというふうに考えるところでございます。
最後の質問になります。先ほども申し上げたように、災害時に非常にあれは邪魔なものになるとしか言いようがありません。全くもって無駄なスペースをつくってしまうという。いつまでに撤去していただけるのか、その計画をお教えいただきたいと思います。
〇議長(田口晴美君) 総務課長、北島充君。
[総務課長(北島 充君)登壇]
〇総務課長(北島 充君) ただいまの斎藤議員さんのご質問ですが、申請が当分の間ということで出されております。町としても当分の間ということで許可してございます。
〇議長(田口晴美君) 8番、斎藤一夫君。
[8番(斎藤一夫君)登壇]
〇8番(斎藤一夫君) 当分の間ということで申請されて、町としての許可も当分の間ということで、では当分の間、災害が確実に起きないと言えるのか、そのような確約は私はできないと思いますが、くれぐれもこれ、質問でなく要望になりますが、災害が起きる前に撤去していただくようにお願い申し上げます。災害が起きてからでは遅いです。災害が起きたときにどなたが責任を取るのか分かりませんが、設置を許可した人間は責任を取らなければならないと思いますので、その分、十分踏まえた上で早急の撤去を要望し、質問を終わります。
〇議長(田口晴美君) 以上で8番、斎藤一夫君の一般質問を終了いたします。
ここで暫時休憩をいたします。
再開の時刻を午前9時55分といたします。
休 憩 (午前 9時44分)
再 開 (午前 9時55分)
〇議長(田口晴美君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
2番、早川元久君の一般質問を許可いたします。制限時間は午前10時40分とします。
2番、早川元久君。
[2番(早川元久君)登壇]
〇2番(早川元久君) 2番、早川です。私からは、防犯カメラ、防犯灯について、中学生の通学時の自転車事故について、生理用品の無償提供について、公共交通についての4問を質問させていただきます。
最初に、防犯カメラ、防犯灯について伺います。本町では、防犯カメラ、防犯灯を増設していますが、防犯カメラは平成27年度から小中学校、公園、町の施設などに設置が始まりましたが、この間の防犯カメラ、防犯灯の設置数の推移について伺いますが、どのように増えているのでしょうか。
〇議長(田口晴美君) 総務課長、北島充君。
[総務課長(北島 充君)登壇]
〇総務課長(北島 充君) ただいまの早川議員さんのご質問にお答え申し上げます。
まず、防犯カメラのほうなのですが、今ご指摘のとおり、平成27年度から公園あるいは駅周辺等に設置を始めまして、以降、警察、学校、PTAの方々からご要望いただきまして、町の安全で安心のまちづくり推進条例及び町防犯カメラの設置及び管理運用に関する規程に基づきまして、今度は通学路等を中心に設置及び維持管理をしてきたものでございます。一応目安として目標を立てておったわけですが、令和2年度現在100基ということになってございます。
次に、防犯灯でございますが、これにつきましては各区長さん等から申請に基づきまして、同じく防犯灯の設置及び管理に関する要綱、町のほうであるのですが、これに基づきまして設置をしております。令和2年度末現在924基となってございます。
〇議長(田口晴美君) 2番、早川元久君。
[2番(早川元久君)登壇]
〇2番(早川元久君) 防犯カメラについては、平成27年度から始まり、現在100基ということでなっております。
次に、防犯カメラ、防犯灯が多く設置されている自治体は犯罪も少ないとも聞いていますけれども、防犯カメラ、防犯灯の犯罪効果の把握はされているのでしょうか。泥棒などは減ったのでしょうか、どうなのでしょうか、伺います。
〇議長(田口晴美君) 総務課長、北島充君。
[総務課長(北島 充君)登壇]
〇総務課長(北島 充君) 引き続きお答え申し上げます。
防犯効果の把握ということですが、群馬県警が公表しております指標となるものとして、刑法犯認知件数というものと人口1,000人当たりの犯罪発生状況というものがございます。これを見ますと、防犯カメラの設置を始めた平成27年以降ということとの比較となるわけですが、本町の刑法犯認知件数については、特に直近3年連続なのですが、前年比20%以上減少しております。また、1,000人当たりの犯罪発生件数、これにつきましても、近隣の邑楽館林管内で、やっぱり直近3年間では連続最も少ない状況であります。さらに、平成27年と令和2年を比較しますと、件数で何と36件、率にして51.4%となっております。これらのことから、防犯灯の設置と併せて、この5年間で刑法犯が半減している状況から、防犯効果は十分あるものというふうに認識してございます。
〇議長(田口晴美君) 2番、早川元久君。
[2番(早川元久君)登壇]
〇2番(早川元久君) 防犯カメラ、防犯灯とともに増やした結果、犯罪等は減ったということで、本当に安心しております。
次に、防犯カメラの警察への協力件数について伺います。この質問は以前にも岡安議員さんが行ったかと思いますけれども、防犯カメラも増えて、協力件数も増えているかと思いますが、防犯カメラの警察への協力件数について伺います。
〇議長(田口晴美君) 総務課長、北島充君。
[総務課長(北島 充君)登壇]
〇総務課長(北島 充君) 引き続きお答え申し上げます。
警察の協力件数ですが、防犯カメラ映像の照会がありました件数ですが、昨年度23件、延べで178か所、そういうちょっと大変な大きな数となってございます。連携して捜査に協力を行っているということでご了承いただきたいと存じます。
〇議長(田口晴美君) 2番、早川元久君。
[2番(早川元久君)登壇]
〇2番(早川元久君) 防犯カメラ、防犯灯では最後の質問になりますけれども、設置数、防犯効果、警察への協力件数を伺いましたが、町での防犯カメラ、防犯灯の今後の設置目標はどのくらいなのか、どのように目標を立てているのでしょうか、伺います。
〇議長(田口晴美君) 総務課長、北島充君。
[総務課長(北島 充君)登壇]
〇総務課長(北島 充君) 引き続きお答え申し上げます。
防犯カメラの、当初から100台体制ということで、まず防犯カメラについては取り組ませていただきました。防犯灯につきましては、目標数値ということではなくて、安全安心なまちづくりということでしております。一応の防犯カメラの目標は達成したというふうに考えてはおりますが、まちづくりの進捗、あるいは不審者状況など考慮しつつ、警察や学校等関係機関と協議して、防犯対策として有効な場所への整備、あるいは現在ついている既設箇所の更新等検討してまいりたいと考えております。防犯灯につきましても、区長さんを始め地域の方々のご意見、ご要望に応じてまた整備して、今後も安全で安心な環境整備に努めていきたいと存じます。
〇議長(田口晴美君) 2番、早川元久君。
[2番(早川元久君)登壇]
〇2番(早川元久君) 防犯カメラに関しては100台ということで達成したということですけれども、また地域の住民の要望を聞いて検討していくということで、そういう形でぜひ防犯灯、防犯カメラについても、今後も推移というのですか、増やしていく方向で検討をお願いしたいと思います。
次の質問に移りますけれども、次に中学生の通学時の自転車事故について伺います。自転車保険については先ほど斎藤議員が伺ったのですけれども、通学時の1万人当たりの自転車事故数、これは2019年の数字ですけれども、群馬県は中学生、また高校生もなのですね、全国1位と新聞に掲載されていました。中学生、高校生とも、2位3位は違う県なのですけれども、1位は群馬県が両方とも、高校生、中学生とも1位となっていました。本町ではほとんど全ての中学生が自転車を使用していると思いますけれども、本町での事故の状況はどうなのでしょうか、伺います。
〇議長(田口晴美君) 総務課長、北島充君。
[総務課長(北島 充君)登壇]
〇総務課長(北島 充君) ただいまのご質問に引き続きお答え申し上げます。
自転車事故の件数の状況ですが、館林警察署のほうに直近の状況を確認いたしました。公表されているところでは、町内の自転車による人身事故件数、こういった形になるわけですが、直近昨年、令和2年ですが、3件、これは全体です。そのうち中学生というのはゼロということとなってございます。
〇議長(田口晴美君) 2番、早川元久君。
[2番(早川元久君)登壇]
〇2番(早川元久君) 中学生が昨年度ゼロだということで、私のうちも東側の道路が通学路的に、高校生だとか近隣の中学生なんか通るのですけれども、本当に、特に高校生でスマホを見ながら自転車に乗っているという人もいるのです。中学生ではゼロだということで一つ安心しました。
また、事故の状況について伺いますが、中学校での交通安全対策はどのように行っているのでしょうか、伺います。
〇議長(田口晴美君) 学校教育課長、宮田高志君。
[学校教育課長(宮田高志君)登壇]
〇学校教育課長(宮田高志君) 早川議員さんのご質問に学校教育課よりお答えいたします。
中学校では、希望登録制でほぼ全員が自転車を利用して登下校をしております。自転車の点検整備、道交法の遵守、ヘルメットの着用や自転車保険への加入など、自転車利用の決まりを作成し、許可を与えて自転車の利用を認めております。毎年、館林警察署及び町の交通指導員の皆様にご協力をいただきまして、新入生を対象に、自転車の正しい乗り方を指導する交通安全教室を実施しております。また、昨年度より全校生徒を対象に、群馬県教育委員会の指導による中学校を対象とした協力企業との連携による自転車の安全教室を実施しています。交通ルール、マナーの重要性や事故の影響等について確認し、実技では8の字走行や反応回避等について体験学習を行います。さらに、教員が日々下校指導を実施し、必要があれば危険箇所に立哨し、生徒が安全に自転車を利用しているか見守っている状況でございます。
以上でございます。
〇議長(田口晴美君) 2番、早川元久君。
[2番(早川元久君)登壇]
〇2番(早川元久君) 新入生、また全校生徒を対象を対象にした安全教室を行っているということで、今後とも事故ゼロを目指して頑張っていただきたいと思います。
次に、生理用品の無償提供について伺います。県では、県立高校、特別支援学校などで生理用品の無償提供を始めました。また、藤岡市では、小中学校16校あるそうですが、女性用トイレに専用ケースを用意して配置しているところもありますが、本町での小中学校での実施はどうなのでしょうか。今後の計画などはあるのでしょうか、伺います。
〇議長(田口晴美君) 学校教育課長、宮田高志君。
[学校教育課長(宮田高志君)登壇]
〇学校教育課長(宮田高志君) 早川議員さんのご質問に担当課よりお答えいたします。
県では、公共施設のトイレを利用する際の女性の生理用品に係る経済的負担を解消する取組として、県有施設に生理用品を配置することとなりました。これを受け、県立高校におきましても、当面保健室に近いトイレ等、特定のトイレに生理用品を設置しますとの通知が出されております。
本町の小中学校の状況でございますが、保健室に常備し、必要な児童生徒の申出に対して提供等を行っております。今後トイレ等への設置につきましては、近隣の市町の動向を注視し、参考にしながら対応を検討してまいりたいと考えます。
以上でございます。
〇議長(田口晴美君) 2番、早川元久君。
[2番(早川元久君)登壇]
〇2番(早川元久君) 保健室に設置ということで一つ安心しました。トイレ等、今後検討ということで、ぜひこれもやっていただきたいと思います。
次に、経済困窮女性に生理用品の無償提供について伺います。経済困窮女性に生理用品の無償提供を行っている自治体は、渋川市、安中市、藤岡市などがあります。渋川市は、2か所の生活困窮者相談窓口で災害時の備蓄品を無償提供、なくなれば追加も検討するということです。また、安中市は、市役所本庁舎と松井田庁舎で100セット、反響によっては追加も考えているということです。藤岡市は、市役所など3か所で令和3年4月22日から令和4年3月31日まで計画しています。本町でも経済困窮女性に生理用品の無償提供ができないものか、伺います。
〇議長(田口晴美君) 介護福祉課長、関口峰之君。
[介護福祉課長(関口峰之君)登壇]
〇介護福祉課長(関口峰之君) ただいまの早川議員さんのご質問に介護福祉課よりお答えいたします。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、いわゆる生理の貧困と言われる生理用品が買えないほどの経済的困難など、貧困などの理由から、生活に困難を抱える家庭や女性の問題が大きく取り上げられております。全国、また県内においても生理用品の無償提供を行っている自治体が出てきており、現在国、県におきまして、こうした取組の状況についての調査が行われているところでございます。町では現在、経済困窮を理由といたしました生理用品の無償提供は行っておりませんが、困難を抱える方々に寄り添いながら、適切に必要な支援が届けられるよう周囲の自治体の取組等に注視をしまして、参考にしながら、町としての取組、対応を検討してまいりたいと考えております。
以上でございます。
〇議長(田口晴美君) 2番、早川元久君。
[2番(早川元久君)登壇]
〇2番(早川元久君) 今後検討していくということで、私からしますと、渋川市などで行っている災害時の備蓄品を無償提供ということで、これはまずできるのではないかなと思いますので、これは要望事項として言っておきます。
次の質問に移ります。次に、公共交通について伺います。館林―明和―板倉線が廃止になり、上江黒では橋を渡り隣の館林の赤生田本町まで行って館林の路線バスを利用している人がいるそうですが、町ではそのことを把握しているのでしょうか、伺います。
〇議長(田口晴美君) 総務課長、北島充君。
[総務課長(北島 充君)登壇]
〇総務課長(北島 充君) ただいまの早川議員さんのご質問にお答え申し上げます。
ただいまご指摘の館林―明和―板倉線でございますが、廃止されまして、令和3年4月以降でございますが、乗降調査ということは行っておりません。このため把握はしてございません。
〇議長(田口晴美君) 2番、早川元久君。
[2番(早川元久君)登壇]
〇2番(早川元久君) 館林―明和―板倉線は、利用者数も少なかったということもあって廃止になったとも伺っておりますけれども、板倉から斗合田、下江黒、上江黒を通って館林駅まで行く路線でした。また、館林市内や、また板倉にあるお医者さんへの利用者もいました。東部地区の人は不便になったと思っている人も多くいるのではないかと思いますけれども、町では館林―明和―板倉線を利用していた人への対策をどのように考えているのでしょうか、伺います。
〇議長(田口晴美君) 総務課長、北島充君。
[総務課長(北島 充君)登壇]
〇総務課長(北島 充君) 引き続き総務課よりお答え申し上げます。
利用されていた方々への対策ということでございますが、本町といたしましては、この代替交通といたしまして、町社会福祉協議会が運行しておりますデマンド型町内巡回バス「チョイソコ」、そして町内外拠点と自宅を結ぶ乗合タクシー「楽ラクシー」をご活用いただきたいということで、利用者のニーズに応じた選択可能な移動手段ということで確保してございます。
〇議長(田口晴美君) 2番、早川元久君。
[2番(早川元久君)登壇]
〇2番(早川元久君) 本当に廃止になってデマンド型のということなのですけれども、「チョイソコ」にしても「ラクシー」にしてもそうなのですけれども、これは東部地区の人にとっては、西部地区には路線バスが通っていて東部地区は通らないという、これは差別感が町民の中には、東部地区の人にはあるのではないかなと思います。これ選挙戦にとって、やっぱり冨塚町長もよく考えて、選挙戦になったらこれを言い出す人も出てくるのではないかなと思いますけれども、この辺、「チョイソコ」も、デマンド型のあれも、町内全域、全員が利用できるわけで、差別感が出てきているということは本当にこれはよくないのではないかなと思いますので、これ冨塚町長も検討していただきたいと思います。
次に、巡回バスについて伺います。巡回バスは、正確には公共施設送迎バスという形で走っていましたけれども、「チョイソコめいわ」が始まり、巡回バスがなくなりました。「チョイソコめいわ」は一々電話をかけて予約を取らなければいけない、巡回バスは時間で待っていればよかったと言う人もいます。行きも帰りも待っていればいいのだという巡回バスの復活を希望する人もいます。町の考えはどうなのでしょうか、伺います。
〇議長(田口晴美君) 介護福祉課長、関口峰之君。
[介護福祉課長(関口峰之君)登壇]
〇介護福祉課長(関口峰之君) 早川議員さんのご質問に介護福祉課よりお答えいたします。
町では、令和元年8月に当町における公共交通の在り方及び福祉サービスの検討を行い、住民サービスの向上を図ることを目的といたしました明和町公共交通及び福祉サービス等検討委員会を設置いたしまして検討を重ねた結果、従来の巡回型の公共施設送迎バスに代わる新たな移動手段といたしまして、現在のデマンド型の健康増進のための乗合送迎サービス「チョイソコめいわ」を令和2年4月から、町社会福祉協議会へ委託し実証実験をしております。また、令和2年10月から、さらなる町民の皆様の利便性向上を目指し、同様の仕組みの町外まで移動が可能な有料の「楽ラクシー」を、社会福祉協議会が実施主体となり実証実験を行っているところでございます。これらの新しい移動手段が明和町の住民にとって有効なサービスであるか検証をしていくことが今後も必要なことから、明和町公共交通及び福祉サービス等検討委員会を今年度開催をいたしまして検証を行う予定としているところでございます。実証実験の結果を踏まえ、利用する皆様の声を十分に事業に反映をさせながら、利便性の高い最適な移動サービスが構築できるよう協議、検討し、判断をしていきたいと考えております。
以上でございます。
〇議長(田口晴美君) 2番、早川元久君。
[2番(早川元久君)登壇]
〇2番(早川元久君) 巡回バスというのは本当に待っていればよかったわけで、利用している人からすれば、「チョイソコ」を廃止してでも巡回バスのほうがいいという人もいるのです。町外となると、これ「ラクシー」なのですけれども、金がかかるということで、やはりこれも躊躇する。先ほど言ったように、路線バスがなくなって館林へ行くのが東部地区の人は行けなくなってしまったということで、これも「ラクシー」も町外へ行けるわけですけれども、この辺も無料で行けるような形での検討というのですか、館林駅へ行くなり、館林市内に買物に行くなりぐらいは無料にということで、特に東部地区の人の足の確保ということを今後検討していただきたいと思います。
西部地区はどうでもいいとか、そういうのではないのですけれども、有効活用ということで、デマンド型というのも私は否定はしていません。十分に利用できる乗り物、高齢になればなるほどこういうものが、家族がいなくなり高齢者だけの世帯ということは今後明和町も増えていくかなと思いますので、これは十分路線バスも含めて今後検討していただきたいと思います。先ほども言ったように、路線バスが東部地区ではなくなって西部地区だけしか走っていない、これは不平等だという認識の人が東部地区にはいます。町長選はあと2年足らずで始まりますけれども、冨塚町長も肝に銘じてこの点検討していただきたいと思います。よろしくお願いします。
〇議長(田口晴美君) 終わりですか。
〇2番(早川元久君) はい。
〇議長(田口晴美君) 以上で2番、早川元久君の一般質問を終了します。
ここで暫時休憩をいたします。
再開の時刻を午前10時40分といたします。
休 憩 (午前10時26分)
再 開 (午前10時40分)
〇議長(田口晴美君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
続いて、6番、岡安敏雄君の一般質問を許可します。制限時間は午前11時25分とします。
6番、岡安敏雄君。
[6番(岡安敏雄君)登壇]
〇6番(岡安敏雄君) 6番、岡安でございます。先日は大変失礼をいたしました。私からは2つほど大きな質問をさせていただくことになっておりまして、その通告をさせていただきました。一つが、館林が新しく多田新市長になったという中での今後についての合併の考え方、それから新たな連携の考え方はあるのかということについてお伺いをするわけでございますけれども、とりわけ現在の段階で館林と板倉の合併問題であるとか、あるいは給食問題等の関係の中で頓挫をしている状況にございます。そうした中で私、以前に明和町は傍観していていいのかということについて意見を申し上げたことがあるわけでありますけれども、今度の館林市の多田市長選挙の関係の中では、とりわけ板倉、明和は積極的に町長をトップとしまして、それなりの選挙協力といいますか、非常にマスコミ等でも話題になったところでございます。そういう意味で、そうしたことを念頭に置いてのことなのかどうかということについてまずお伺いしたいと思います。
〇議長(田口晴美君) 町長、冨塚基輔君。
[町長(冨塚基輔君)登壇]
〇町長(冨塚基輔君) ただいまの岡安議員さんのご質問でございますが、明和町長が積極的に応援をした、だから前向きに合併を考えているのかということになるのでしょうけれども、私は町長になる前が不動産業を営んでおりました。館林の新市長の多田県議も不動産業を営んでおりまして、彼とは本当に旧知の仲で気心も知れているという関係でございます。今回、多田県議が、当時、市長に立候補するということで、私にも当然相談がありました。館林は経済界が一枚岩で推すという話がもう出来上がっておりましたので、そういうことであれば私も応援しましょうねということで個人的に応援をしたのですが、個人と公人と分けるのはなかなかできませんから、明和町長が応援しているように新聞には書かれたということでございます。
多田市長とは、合併問題については全く協議はしておりません。板倉と館林の合併協議再開の問題につきましては、多田市長がもともと言ったのは、3年前に館林・板倉の合併協議を休止するときの再開条件に、館林の市長あるいは板倉の町長が代わったら再開しましょうねという約束だったそうでございます。ですから、多田市長はもし、その当時は県議ですから、私が当選をしましたら合併協議を再開すると言った話が、何か尾ひれがついて合併するような話になっているのではないかなというふうに私は推測をしております。
多田市長が4月2日、新しく市長になりまして、実は彼とはそんな、忙しいと見えて相談事は一切している暇がないという状況でございます。ですから、私も、まだ選挙中でございますが、明和町については、合併については入るつもりはないということは何回も本人に申し上げております。多田市長もそのことは十分承知していると思います。現在私の頭の中には、館林との合併については全く考えはないということでご理解いただければというふうに思います。
〇議長(田口晴美君) 6番、岡安敏雄君。
[6番(岡安敏雄君)登壇]
〇6番(岡安敏雄君) ただいま町長から明確なというか、今のところ自分としては考えとしてそういうものはないと、合併についての考えはないということは明確にお答えいただいたかなというふうに思います。
私は、この質問通告が、5月20日だったかの締切りでしたから、その後、上毛新聞に館林市長の5日間にわたる方針といいますか、考え方についての掲載がございました。22日から26日まで行われたわけですけれども、その中で医療であるとか、あるいは観光、中心市街地での活性化対策、こういったものについていろいろ言及といいますか、方針が示されておりました。それを私も幸いにして読んだというのはおかしいですけれども、目を通す中では、これからいろんなことをやってくれるし、また期待が持てるのかなと、そういう意味では合併問題について館林市も相当求めているだろうし、そういう方針が示されれば、我々としては乗らざるを得ないのかなといいますか、とりわけ川俣駅を中心として東西に明和町は非常に長いところでございますので、そういう意味では館林市が明和町への進出というものを強く求めているのかなというふうに思っています。
今、広域連携について申し上げますれば、明和町ではし尿処理とか消防とか病院、こういった関係の中で事務組合が設けられていまして参画をしているわけですけれども、そのほか、ごみ処理の問題であるとか清掃の問題、明和町におきましては焼却灰の処分、こういったことで施設がそれぞれ分散しているわけでありますけれども、そういう中から考えますと、今明確に合併については考えていないということを言われましたけれども、今後の明和町としての連携策といいますか、館林市との連携策についてはどのように考えているのかお伺いしたいと思います。
〇議長(田口晴美君) 町長、冨塚基輔君。
[町長(冨塚基輔君)登壇]
〇町長(冨塚基輔君) ただいまのご質問でございますが、連携をどのように考えるかということでございますが、今連携をしているのは邑楽館林医療事務組合、公立館林厚生病院ですね、それと館林地区消防組合ということで消防関係ですね、そしてし尿処理ということで、ごみ・し尿処理ということで3つ、一部事務組合で館林と組ませていただいているわけでございます。
それで、今回選挙の争点にもなったわけでございますが、館林の財政状況はあまりよくないというのが、実は私もずっと前から思っていたことでございます。例えば直近の数値で申しますと、平成31年度の館林の税収というのは125億円なのです。7万6,000人もいるのですよ。4月1日現在の人数が7万5,559人、2020年4月1日現在です。それで125億円ですね。それで、私のほうは1万1,226人で、平成31年度の決算数字が29億円ですから、町民、市民1人当たりにしますと、うちのほうは26万何がし、館林は16万何がし、10万円差があるのです。これは何を言っているかといいますと、財政力がないと町は市は運営できないわけです。そのことは多田県議の時代から、館林は低過ぎるという話は申し上げておりました。
令和3年度の予算ですからあくまでも予定のものでございますけれども、明和町は58億円組ませていただきました。館林は293億円です。一人頭、明和町は51万6,000円、館林は38万8,000円ということで、歴然とやっぱり差が出てしまうのです。ということは、やっぱりいろんな今後のインフラ整備、町民、市民へのサービス、おのずと差が出てくるということは多田市長にも、なる前に何回も申し上げております。ですから、館林とすると、今後都市計画を市街化編入を増やして、いろんな企業を呼んできて財政をアップしてくると思います。その方法については、彼が県議時代に一生懸命やるという話で大分進んでいるようでございます。そういうものが本当に明和町に追いついてきて、明和町が合併しても、要は町民が不幸にならないという数字がそろわない限り、私は前向きには行けないなということで考えております。
館林と合併すると、実はいいこともあるのです。開発ですね。県が今やっております。明和町は県へ行かなくてはならないのです。市街化区域については、1,000平米を超えるともう開発になります。調整区域については、何をやるにしても開発です。この開発の許可が、館林は自分で持っているのです。明和町は県へ行かなくてはならない。こういう差は歴然とあります。そして、建築確認についても、うちのほうは県ですよ。今は民間から出して県へ行って、結構楽になったのですけれども、館林は自分で持っているわけです。農業委員会の4条、5条の許可についても、町は県へお伺い立てないと出せないのです。館林は自分で出せるのです。そういう利点も実はあるのですが、それを全部ひっくるめたとしても、明和町が今後館林との合併を考えるについては、いろんなスイッチを館林に頑張ってもらうと。それはどういうことかといいますと、明和町が一生懸命工業団地をつくったり、いろんな開発をして、町民がUターン、ほかの人がIターンする素地をつくっても、やっぱり1万1,000人の町なのです。館林が一生懸命やれば、その範囲がどんどん、どんどん増えますから、明和町もIターン、Uターンをしやすくなるということで、館林には今後頑張ってもらいたい。そういう意味では、経済連携といいますか、いろんなところで連携をしていく必要があるというふうな認識を持っておりますが、館林がそういう考え方があるかどうかは今後話し合わないと分からないということで、千代田町とは経済連携を結ばせていただいて、道路をつくるにしても、工業団地をつくるにしても、いろんなことを相談してやっております。館林もその仲間に入ってきていただけるという話があれば、ぜひ連携して、合併を前提としない経済連携ぐらい結びたいなという考えでおりますので、ご承知おきいただければということで、よろしくお願いします。
〇議長(田口晴美君) 6番、岡安敏雄君。
[6番(岡安敏雄君)登壇]
〇6番(岡安敏雄君) 6番、岡安でございますけれども、ただいま町長から合併を前提としない今後の経済協力ということでお話がございました。千代田町の話も出していただきましたけれども、以前私は、合併ありきかどうかというのはいずれにしましても、西邑楽、大泉は太田市との、警察や何かも含め、消防も含め、連携をしております。邑楽町は、あるいはまた千代田町、この辺は西邑楽ということで一時合併問題が話題になりまして、私も理想的な合併ができる可能性があるなということを期待しておりまして、その際に明和町は板倉との合併も含めて、館林市の連携というか、そういうものが模索できるかなというふうに思っていましたけれども、ここのところ、県内を見ましても、35市町村あるというふうに言われていますが、邑楽郡5町だけがある意味では、5町という中で長を含めて、首長含めてトップの方がいるわけでございまして、果たしてこのままでいいのかというのが私自身の疑問のところでございます。このままでは立ち行かなくなるのではないかという不安も非常に高いところでございますので、合併を前提としない連携というものについては、今後町長は模索していくということでありますけれども、現在のままでいうと、相当県のほうからも様々な働きかけが来ているのではないかなというふうに私自身は感じるところでございますけれども、諸事業の中で、特につつじが岡公園であるとか、そういったものについては県から市に移譲された段階で非常に経費がかかっているのかどうか分かりませんけれども、経営がかなり厳しくなっていたのかというふうに受け止めざるを得ません。今、市としては活性化に向けて、手筒花火であるとか、あるいは麺―1グランプリとか、いろんな事業をやっているところでございますけれども、そういったものに明和町の各種の業者といいますか、そういった方たちにも参加をしてもらうということは重要なことではないかなというふうに思いますが、その辺についての考え方がありましたら説明をいただきまして、私の質問を終わりたいと思います。
〇議長(田口晴美君) 町長、冨塚基輔君。
[町長(冨塚基輔君)登壇]
〇町長(冨塚基輔君) ただいまの麺―1グランプリであるとか諸事業に明和町の業者もということで、いいヒントをいただきましたので、今後そういう形で協議ができればということで進めさせていただきますけれども、経済連携が先で、合併は私は後だと。それで、合併をするときは、やっぱり町民のアンケートを取って、本当にこれでいいのかという合併をする、ちゃんとしたまちづくりの本当の筋の話をして、合併をすると中央部に全部資金が行ってしまって、明和町は利根川の河川敷扱いされないかという、そういうこともちゃんと見極めた上で、町民の皆様にアンケートを取って、町民の皆様が合併するのだということになれば、恐らく合併になると思うのです。それまでにはかなり時間が私の感覚ではまだまだかかるというふうに思っていますので、今後も注視していただければというふうに思います。よろしくお願いします。
〇議長(田口晴美君) 以上で6番、岡安敏雄君の一般質問を終了します。
以上で本日の日程は全部終了いたしました。
〇散会の宣告
〇議長(田口晴美君) 次の本会議は、明日8日午前9時に開会いたします。
本日はこれをもって散会とします。
大変ご苦労さまでした。
散 会 (午前10時59分)