令和4年第2回明和町議会定例会
議事日程(第3号)
令和4年6月9日(木)午前9時開議
日程第 1 一般質問
日程第 2 閉会中の継続調査について
本日の会議に付した事件
議事日程のとおり
〇出席議員(12名)
1番 藤 野 一 也 君 2番 早 川 元 久 君
3番 堀 口 正 敏 君 4番 川 島 吉 男 君
5番 坂 上 祐 次 君 6番 岡 安 敏 雄 君
7番 奥 澤 貞 雄 君 8番 斎 藤 一 夫 君
9番 栗 原 孝 夫 君 10番 三 浦 次 弘 君
11番 関 根 愼 市 君 12番 田 口 晴 美 君
〇欠席議員(なし)
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
町 長 冨 塚 基 輔 君
副 町 長 瀬 下 嘉 彦 君
教 育 長 金 子 博 君
総 務 課 長 吉 田 博 之 君
政 策 室 長 清 水 靖 之 君
税 務 課 長 立 川 明 浩 君
住 民 保険課長 蓮 見 幸 夫 君
健康こども課長 高 際 伸 互 君
介 護 福祉課長 島 田 聡 君
産 業 環境課長 高 瀬 磨 君
都 市 建設課長 篠 木 加 仁 君
会 計 課 長 川 辺 登 君
兼 会 計管理者
学 校 教育課長 関 口 峰 之 君
生 涯 学習課長 宮 田 高 志 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 篠 木 正 和
書 記 堀 口 香 里
開 議 (午前 9時00分)
〇開議の宣告
〇議長(堀口正敏君) 皆さん、おはようございます。
本日は、今定例会の最終日となりました。早速これより令和4年第2回明和町議会定例会を再開いたします。
ただいまの出席議員は12名全員です。よって、直ちに本日の会議を開きます。
〇諸般の報告
〇議長(堀口正敏君) 日程に入る前に、諸般の報告を申し上げます。
各常任委員長並びに議会運営委員長から閉会中における継続調査の申出がありました。
なお、本日の議事日程はお手元に配付したとおりでございますので、ご確認ください。
以上で諸般の報告を終わります。
〇一般質問
〇議長(堀口正敏君) 日程第1、昨日に引き続き一般質問を行います。
初めに、5番、坂上祐次君の一般質問を許可いたします。制限時間は午前9時46分とします。
5番、坂上祐次君。
[5番(坂上祐次君)登壇]
〇5番(坂上祐次君) 5番、坂上でございます。私からは、公園整備事業について、それから重層的支援体制整備事業について、この2項目について質問させていただきます。
最初に、公園整備事業について質問いたします。公園は、子どもたちが遊べる貴重な場所であり、地域のコミュニティーの場所でもあります。今年度進められている企業版ふるさと納税を活用した公園遊具等の整備についてお尋ねします。
まず、ふるさとの広場にあるパークゴルフ場を廃止して、公園遊具ゾーンとしての整備が予定されています。整備計画の経緯についてお聞かせください。
〇議長(堀口正敏君) 都市建設課長、篠木加仁君。
[都市建設課長(篠木加仁君)登壇]
〇都市建設課長(篠木加仁君) 坂上議員のご質問に都市建設課よりお答えいたします。
ふるさとの広場は、設置されてから30年弱が経過し、遊具に関しましては経年劣化や安全基準の見直しにより、設置当初と比べて大分少なくなってきております。しかし、新たな遊具設置に見合う補助金等がなく、担当課としても何とか整備できないものかと検討しておりました。そんな中、企業版ふるさと納税を活用させていただけることになり、子育て支援に寄与することを目的に子育て支援の拠点であるこども園に一番近いパークゴルフ場を新たな遊具ゾーンとして整備していくことになったわけでございます。
以上でございます。
〇議長(堀口正敏君) 5番、坂上祐次君。
[5番(坂上祐次君)登壇]
〇5番(坂上祐次君) ふるさとの広場のパークゴルフ場が廃止になることは、大変残念なことであります。明和パークゴルフ愛好会の会長さんに伺ったところ、現在は36名の会員で活動されているそうです。5月22日日曜日に、ふるさとの広場パークゴルフ場を会場に大会が開催されました。私も見学をしていて、ふるさとの広場パークゴルフ場でのラストプレーに感慨深い気持ちになりました。
そんなパークゴルフ場が遊具ゾーンに生まれ変わるわけであります。そのことが、広報めいわ5月号に掲載されました。子育て世代の保護者が、その記事を読んで大変喜んでいました。川俣駅東口への小児科医の開業、国道122号バイパス矢島地区への集客施設の進出、ふるさと広場へ公園遊具ゾーンの新設予定など、ますます住みやすい明和町になると期待を寄せていました。
先般、街の住み心地自治体ランキングが発表されました。明和町は、群馬県内で10位に入りました。ベストテンに入ったということは、大変すばらしいことであります。話をしてくれた子育て世代のご夫婦は、お二人とも明和町出身ではありませんが、住宅を建てるなら明和町と決めていましたといううれしいコメントをしてくれた笑顔が強く印象に残っております。
それでは、次の質問に移らせていただきます。今後の整備スケジュールについて、また具体的な遊具の種類などは決まっているのか、お聞かせください。
〇議長(堀口正敏君) 都市建設課長、篠木加仁君。
[都市建設課長(篠木加仁君)登壇]
〇都市建設課長(篠木加仁君) 坂上議員のご質問に都市建設課よりお答えいたします。
まず、整備スケジュールにつきましては、今年1月の議会臨時会において補正予算をご決定いただき、2月25日に施工業者と工事請負契約を締結いたしました。その後、請負業者と設置遊具や配置計画の打合せを行いまして、今月から工事に着手してまいります。なお、完成日は今年9月30日を予定しております。
次に、設置する遊具についてでございますが、滑り台や壁登りなどが楽しめる複合遊具、スプリング遊具、回転遊具、工事用重機やアーチ型の橋をイメージした遊具、トンネル状の滑り台、平均台などの遊具を設置する計画となっております。
以上でございます。
〇議長(堀口正敏君) 5番、坂上祐次君。
[5番(坂上祐次君)登壇]
〇5番(坂上祐次君) 遊具ゾーンの完成を待ち望んでいる方々が多くおります。子どもたちが安心安全に過ごすことのできる遊具ゾーンをつくっていただけることをお願い申し上げます。
次に、ふるさとの広場周辺に新たにパークゴルフ場を整備する方針について質問いたします。ふるさとの広場パークゴルフ場は、5月31日をもって廃止となります。6月以降は、利根川総合運動場のパークゴルフ場を利用してくださいというご案内がありました。このことはよく理解できます。コースを見学に行きましたが、手入れが行き届いたダイナミックな9ホールが整備されています。明和パークゴルフ愛好会の役員の方に伺ったところ、町外からの利用者も大勢いらっしゃるようでございます。パークゴルフは、クラブ1本とボール1個、それにティーがあれば、誰にでもプレーを楽しむことのできる健康的なスポーツです。
住み慣れた町で、元気に日常生活を送ることのできる健康寿命の延伸、またフレイル予防のためにも、最適なスポーツであると認識しています。健康づくりのために、またパークゴルフ競技の促進のためにも、新たにパークゴルフ場の整備が望まれます。町の見解を伺います。
〇議長(堀口正敏君) 都市建設課長、篠木加仁君。
[都市建設課長(篠木加仁君)登壇]
〇都市建設課長(篠木加仁君) 坂上議員のご質問に都市建設課よりお答えいたします。
今回ふるさとの広場のパークゴルフ場を廃止するに当たって、その代替施設として利根川総合運動場のパークゴルフ場をご利用くださいと周知しています。しかし、自動車を運転できない利用者は利根川の土手を越えることが大変というご意見も担当課に寄せられております。
新たにパークゴルフ場を整備することは、土地の問題や財政的な問題など課題がございますが、現在改定中の明和町都市計画マスタープランも踏まえながら、既存の公園や開発事業等で整備される緑地なども含めて、利用者の利用しやすい場所を検討してまいりたいと考えております。
以上でございます。
〇議長(堀口正敏君) 5番、坂上祐次君。
[5番(坂上祐次君)登壇]
〇5番(坂上祐次君) パークゴルフ発祥の地は、人口約2万6,000人の町、北海道幕別町でございます。1983年、昭和58年に誕生したスポーツであるということです。私も気になりましたので、幕別町のパークゴルフ場のことを調べてみました。18ホールが9コース、36ホールが3コース、合計で12コースが整備されているようです。コンセプトは、三世代が一緒に楽しめるコミュニティースポーツとありました。パークゴルフを通じて世代間交流を図っているようであります。パークゴルフの魅力は、奥が深いと感じました。新たにパークゴルフ場の整備を切にお願い申し上げます。
それでは、次の質問に移りたいと思います。項目が変わります。重層的支援体制整備事業について質問いたします。誰もが地域の中で役割や生きがいを持って、その人らしい生活が送れることが幸せであると考えます。それら地域共生社会の実現に向けた取組として、重層的支援体制整備の推進が進められています。その内容や明和町における事業実施の展望についてお伺いいたします。
まず1つ目ですが、社会福祉法の改正による新たな事業創設とありますが、重層的支援体制整備事業の概要についてお聞かせください。
〇議長(堀口正敏君) 介護福祉課長、島田聡君。
[介護福祉課長(島田 聡君)登壇]
〇介護福祉課長(島田 聡君) 坂上議員のご質問に介護福祉課よりお答え申し上げます。
令和2年6月に改正された社会福祉法におきまして、各市町村において子どもからお年寄り、障害のある方、生活に困っている方に対し、全ての方に対する相談支援をワンストップ、一括して窓口において受け付けし、これらの複雑化、複合化したニーズに対し、縦割りではなく包括的な支援を行う事業でございます。
8050問題やヤングケアラー、閉じこもり等、少子高齢化や家族関係の変化で生活課題を抱えている人たちを地域で支え合い支援することが必要となってきています。また、複数の課題を抱えているために、一つの福祉サービスでは解決に結びつかないケースも増えており、高齢者、障害者、ひきこもり、閉じこもりの人などの社会参加を進め、地域で孤立しないような対応を行っていきます。
以上でございます。
〇議長(堀口正敏君) 5番、坂上祐次君。
[5番(坂上祐次君)登壇]
〇5番(坂上祐次君) 全ての相談をワンストップ窓口で受けてくださり、またその連携を取ってくださることは効率的であり、ありがたいと思います。
それでは、2番目の質問に入ります。今年度より移行準備を実施していると聞いていますが、今後どのようなスケジュールで進めていく考えなのかを、町の計画をお聞かせください。
〇議長(堀口正敏君) 介護福祉課長、島田聡君。
[介護福祉課長(島田 聡君)登壇]
〇介護福祉課長(島田 聡君) 坂上議員のご質問に介護福祉課よりお答え申し上げます。
事業の実施について、明和町においては令和7年4月には重層的支援体制整備事業として完全実施を目標に、3年間の国の補助を受けながら役場庁舎内各課及び各福祉関係機関との連携を図るとともに、地域づくりに向けた支援体制の構築を計画しております。
以上でございます。
〇議長(堀口正敏君) 5番、坂上祐次君。
[5番(坂上祐次君)登壇]
〇5番(坂上祐次君) それでは、3番目の質問に入らせていただきます。
今後準備を進める上で、現時点での課題について伺います。また、その対応策についてお聞かせください。
〇議長(堀口正敏君) 介護福祉課長、島田聡君。
[介護福祉課長(島田 聡君)登壇]
〇介護福祉課長(島田 聡君) 坂上議員のご質問に介護福祉課よりお答えします。
4月より準備事業を開始したところですが、まずは地域の皆さんで支え合う共生の理念が浸透していくよう啓発を行うことが課題と考えます。地域住民が、他人ごとではなく世代や分野を超えてつながることが重要ですので、役場内だけではなく地域の方と協働でつくり上げていきます。定期的な会議を行うことで、体制づくりを丁寧に行っていきたいと考えています。
以上でございます。
〇議長(堀口正敏君) 5番、坂上祐次君。
[5番(坂上祐次君)登壇]
〇5番(坂上祐次君) それでは、項目で最後の質問をさせていただきます。
昨今、新聞でも取り沙汰されております8050問題やヤングケアラー、ひきこもり等、生活を送る上で困り事が生じている対象者も実際にいると思われます。家族の介護や世話をする18歳未満の子ども、ヤングケアラーが一定数いることが国などの調査で明らかになってきました。当事者であることを本人が自覚していなかったり、家庭内の事情を知られたくなかったりして表面化しづらく、支援が行き届いていないのが実態のようであります。一人一人にどのように寄り添うのか、また教育機会の確保や相談体制の充実が重要と考えます。社会から孤立することを防ぐために、町としてどのような対応をすることを考えているのかお聞かせください。
〇議長(堀口正敏君) 介護福祉課長、島田聡君。
[介護福祉課長(島田 聡君)登壇]
〇介護福祉課長(島田 聡君) 坂上議員のご質問に介護福祉課よりお答えします。
令和3年1月より、既に町では介護福祉課にひきこもり相談窓口を設置しております。しかしながら、自ら支援を求めることが難しい方や、課題に対する自覚がない方については、こちらから出向いて対象者の把握、アウトリーチを積極的に実施していきます。このアウトリーチにおいて、様々な機関と連携を図り対応していきます。
そのほか、地域の中で多様な居場所の整備を行うため、東西ふれあいセンターや保健センターの活用、必要に応じて地域の方と新たな社会資源を整備していく考えでございます。
以上でございます。
〇議長(堀口正敏君) 5番、坂上祐次君。
[5番(坂上祐次君)登壇]
〇5番(坂上祐次君) 今後、体制整備の早期構築を行っていただき、明和町住民の福祉向上を期待いたしまして、私の質問を終わります。
〇議長(堀口正敏君) 以上で5番、坂上祐次君の一般質問を終了いたします。
ここで暫時休憩いたします。
再開の時刻を午前9時40分とします。
休 憩 (午前 9時25分)
再 開 (午前 9時40分)
〇議長(堀口正敏君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、10番、三浦次弘君の一般質問を許可いたします。制限時間は午前10時25分とします。
10番、三浦次弘君。
[10番(三浦次弘君)登壇]
〇10番(三浦次弘君) 10番、三浦でございます。通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。今回は、認知症施策と学校施設のバリアフリー化推進についてお伺いいたします。
まずは、認知症施策について質問いたします。1、町における認知症施策の取組について。2040年、少子化による人口減少と団塊ジュニア世代が高齢者、65歳以上となることで高齢者人口が最大となり、その先の2054年には75歳以上の人口は日本全体の25%に達します。国民の4人に1人が75歳以上の高齢者になり、日本の高齢化は未知の領域に突入することが想定されます。
そのような中で、医学的にもその原因が解明されていない認知症に対する施策についてお聞かせください。
〇議長(堀口正敏君) 介護福祉課長、島田聡君。
[介護福祉課長(島田 聡君)登壇]
〇介護福祉課長(島田 聡君) 三浦議員のご質問に介護福祉課よりお答え申し上げます。
まずは、認知症について正しく理解を深めていただくために、認知症サポーター養成講座や東西小学校5年生を対象に、福祉の授業の中で学んでいただいております。そのほか、東西ふれあいセンターにて毎月オレンジカフェを開催しまして、認知症の方とその家族、地域住民の居場所づくりを行っています。
認知症は、誰にでもあり得るものです。様々な社会資源を活用していただき、予防に努めるとともに、地域社会の理解や協力をいただきながら、対象者が安心して生活が送れるよう努めていきたいと考えております。
以上でございます。
〇議長(堀口正敏君) 10番、三浦次弘君。
[10番(三浦次弘君)登壇]
〇10番(三浦次弘君) 多くの介護予防事業を実施していただき感謝しております。
そのような中で、医療と介護の連携の必要性がますます重要になると考えますが、現在町が取り組んでいる医療と介護の連携についてお聞かせください。
〇議長(堀口正敏君) 介護福祉課長、島田聡君。
[介護福祉課長(島田 聡君)登壇]
〇介護福祉課長(島田 聡君) 三浦議員のご質問に介護福祉課よりお答えします。
認知症が疑われる方を医療職と介護職が訪問し、専門医の指示の下、生活のサポートを行っております。そのほか医療法人に認知症初期集中支援業務を委託したり、認知症サポート研修を受けた町内の医師の協力をいただくなど、医療と介護の連携を密に行いながら包括支援センターにて継続的に見守り対応を行っています。
以上でございます。
〇議長(堀口正敏君) 10番、三浦次弘君。
[10番(三浦次弘君)登壇]
〇10番(三浦次弘君) 認知症に関する今後の普及啓発についてお聞きします。
町では、高齢化社会の先を見据えて、早くから新しい福祉の拠点としてふれあいセンタースズカケとポプラを建設し、介護予防事業や児童福祉の増進に努めておられると認識しておりますが、認知症を正しく理解し接し方を身につけることが、これからの超高齢化社会において重要になると考えます。
そこで、認知症に関する今後の普及啓発についてどのように考えておられるのか、町の考えをお聞かせください。
〇議長(堀口正敏君) 介護福祉課長、島田聡君。
[介護福祉課長(島田 聡君)登壇]
〇介護福祉課長(島田 聡君) 三浦議員のご質問に介護福祉課よりお答えします。
認知症に関する普及啓発として、認知症自体の理解に関するものと認知症予防の2つが挙げられます。今後もサポーターの養成、ステップアップ研修を継続的に実施し、認知症予防に関しては東西ふれあいセンタースズカケ・ポプラで行われている介護予防事業を積極的に利用していただき、交流の場を持っていきたいと考えています。
以上でございます。
〇議長(堀口正敏君) 10番、三浦次弘君。
[10番(三浦次弘君)登壇]
〇10番(三浦次弘君) 今後も引き続き普及啓発に力を入れていただくとともに、介護を行う家族へのサポートにも力を入れていただきたいと考えます。
町では、様々な認知症施策を行っておられると認識できました。地域の中で、見守りを必要とする方を健康な方が見守ることで、介護が必要になっても住み慣れた地域で長く暮らすことができます。その中で、徘徊を行う高齢者の洋服等に貼り付けたシールの記号を携帯で読み取ることで家族と連絡が取れる、どこシル伝言板等の新たなサポートを取り入れる考えはないのか、お聞きします。
〇議長(堀口正敏君) 介護福祉課長、島田聡君。
[介護福祉課長(島田 聡君)登壇]
〇介護福祉課長(島田 聡君) 三浦議員のご質問に介護福祉課よりお答えします。
まず、どこシル伝言板について簡単にご説明いたします。高齢者の衣服に貼り付けたQRコードが印刷されたラベル、シールでございます。肩や胸につけているものでございます。徘徊高齢者を発見された方がスマートフォン等でQRコードを読み込めば、24時間365日家族と連絡が取れるものでございます。これからの認知症の方の増加を考慮すると、効果的な施策であると認識しています。今後、導入に向けて検討をしていきたいと思っています。
これを始めるに当たり、地域の多くの方が認知症について正しく理解し、温かい目で見守る体制も重要と考えていますので、見守り組織の構築やサポーター養成も継続的に実施していく必要があると思います。
以上でございます。
〇議長(堀口正敏君) 10番、三浦次弘君。
[10番(三浦次弘君)登壇]
〇10番(三浦次弘君) 今後もより効果的な施策を展開していただき、多くの皆様が住み慣れた地域で長く暮らすことができますことを期待いたしまして、1問目の質問を終わります。
次に、学校施設のバリアフリー化推進について質問いたします。2、学校施設のバリアフリー化の現状について。地域の障害のある方や高齢者の方から、学校施設のバリアフリー化について尋ねられることがありました。国では、令和2年12月に文部科学省が学校施設バリアフリー化推進指針を改定し、バリアフリー化を着実かつ迅速に進めることとしております。
本町においても、学校施設におけるバリアフリー化についてより一層の推進を図るべきと考えますが、学校施設のバリアフリー化の現状についてお伺いいたします。
〇議長(堀口正敏君) 学校教育課長、関口峰之君。
[学校教育課長(関口峰之君)登壇]
〇学校教育課長(関口峰之君) 三浦議員のご質問に学校教育課からお答えいたします。
学校施設は、災害時における指定避難場所となっており、児童生徒の学びの場としての機能だけではなく、地域の高齢者や障害を持つ方も含め様々な人が利用することから、学校施設のバリアフリー化は重要であると認識しております。国におきましては、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律、いわゆるバリアフリー法の改正を踏まえまして、学校施設のバリアフリー化等の推進に関する基本的な考え方や計画、設計上の留意点などをまとめたガイドラインであります学校施設バリアフリー化推進指針を改定しておりまして、移動しやすい屋内通路やトイレの洋式化、車椅子使用者用トイレの整備など、学校施設のバリアフリー化を着実かつ迅速に進めることとしております。
明和町における小中学校の現状を申し上げます。校舎では、車椅子使用者用トイレの設置につきましては、東小学校のみ整備をされております。また、スロープ等による段差の解消、これは門から校舎の前までとなりますが、東西小学校、中学校とも整備済みとなっております。また、屋内運動場、体育館でございますが、これにつきましては車椅子使用者用トイレ及びスロープ等による段差の解消は、小中学校とも整備済みとなっております。また、こども園につきましては、車椅子使用者用トイレ及びスロープ等による段差の解消につきましては、全て整備済みとなっております。
以上でございます。
〇議長(堀口正敏君) 10番、三浦次弘君。
[10番(三浦次弘君)登壇]
〇10番(三浦次弘君) 現状の状況については把握できました。
令和4年度以降の対応についてお伺いいたします。
〇議長(堀口正敏君) 学校教育課長、関口峰之君。
[学校教育課長(関口峰之君)登壇]
〇学校教育課長(関口峰之君) ただいまの三浦議員のご質問に、引き続き学校教育課からお答えを申し上げます。
現在、学校施設個別施設計画の見直しを行っているところでございます。全国的に学校施設の老朽化による大規模改修、また長寿命化の計画を行っている自治体が増加傾向でございます。当町におきましても、大規模改修、また長寿命化の検討にバリアフリー化を含めて整備を検討してまいります。
以上でございます。
〇議長(堀口正敏君) 10番、三浦次弘君。
[10番(三浦次弘君)登壇]
〇10番(三浦次弘君) 学校の建て替え等について、大規模改修等による長寿命化など、学校の担う地域での在り方等について検討を進めるといった内容であったかと思います。
学校施設は、教育の目的だけでなく、災害時などの避難所としての機能も求められております。バリアフリーにつきましては、非常に重要な整備であると考えておりますので、ぜひ整備の推進をお願いいたしまして、私からの一般質問を終了いたします。
〇議長(堀口正敏君) 以上で10番、三浦次弘君の一般質問を終了いたします。
ここで暫時休憩いたします。
再開の時刻を午前10時10分といたします。
休 憩 (午前 9時58分)
再 開 (午前10時10分)
〇議長(堀口正敏君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
続いて、11番、関根愼市君の一般質問を許可いたします。制限時間は午前10時55分とします。
11番、関根愼市君。
[11番(関根愼市君)登壇]
〇11番(関根愼市君) 11番、関根でございます。私からは、2問の一般質問を通告いたしました。1つ目は不育症患者の支援策について、そして2問目については町内企業の振興策について伺ってまいりたいと思います。
初めに、不育症患者の支援策について伺います。この不育症患者の支援策につきましては、少子化対策の一環といたしまして、小さな命が救える不育症患者の支援策について伺ってまいります。不育症とは、2回以上の流産や死産を繰り返す場合の症状を不育症と定義されております。厚生労働省の実態調査においては、妊婦の10%から20%の頻度で発症すると言われておりまして、不育症患者は全国で140万人、毎年新たに3万人が発症すると言われております。不育症の原因については、65%が原因不明であり、解明が急務とされております。最近では研究が進んでおりまして、不育症の方の80%は、早い段階での検査と治療により最終的には出産にたどり着けると言われております。しかしながら、検査や治療の多くが保険適用になっておりませんし、自ら声を発しにくい性質の病気と言われておりまして、不育症に悩む方に対して正確な情報の提供や心理的、医学的な相談なども行える環境づくりが待ち望まれていると思っております。
本町においても、平成27年度から少子化対策の一環といたしまして、不育症治療費助成制度を設け、治療費の自己負担額の2分の1、上限30万円と枠を設けながら事業を展開しておりますが、助成実績は数年にわたりなかったのではないかなというふうに思っているところでございます。
そこで、伺ってまいります。平成27年度から始まりました不育症治療助成事業の中で、不育症に関する相談件数は何件あったか伺いたいと思います。
〇議長(堀口正敏君) 健康こども課長、高際伸互君。
[健康こども課長(高際伸互君)登壇]
〇健康こども課長(高際伸互君) ただいまの関根議員のご質問に、通告に従いまして健康こども課よりお答えをいたします。
まず、不育症についてでございますが、関根議員もおっしゃいましたとおり妊娠はするけれども、お母さんのおなかの中で赤ちゃんが育たない、そして残念ながら流産、死産に至ってしまう症状のことでございます。現在町では、不育症の治療を行っているご夫婦の経済的負担を軽減するため、議員ご指摘のとおり平成27年度より当該治療費用の助成を実施しております。
ご質問の不育症の相談につきましては、母子保健事業に係る多種多様の様々な相談の中で、徐々にではございますが、寄せられるようになっております。
以上でございます。
〇議長(堀口正敏君) 11番、関根愼市君。
[11番(関根愼市君)登壇]
〇11番(関根愼市君) 相談件数も少しずつ寄せられているという報告でございますが、相談内容としては治療費の助成のことなのか、それとも不育症という病気のことなのか、どちらの相談が多いのか伺いたいと思います。
〇議長(堀口正敏君) 健康こども課長、高際伸互君。
[健康こども課長(高際伸互君)登壇]
〇健康こども課長(高際伸互君) 引き続き、健康こども課よりお答えをいたします。
母子保健相談事業という枠組みの中で、不育症に限らず様々な相談が寄せられてきます。だから、どちらかというよりも、多くの相談が寄せられているということでご理解いただければと存じます。
〇議長(堀口正敏君) 11番、関根愼市君。
[11番(関根愼市君)登壇]
〇11番(関根愼市君) ありがとうございました。
次の質問にまいります。決算資料によりますと、治療費の助成件数はここ数年ゼロ件ということで実績が載っているわけでありますけれども、その考えられる理由とはどのようなものか、伺いたいと思います。
〇議長(堀口正敏君) 健康こども課長、高際伸互君。
[健康こども課長(高際伸互君)登壇]
〇健康こども課長(高際伸互君) 引き続き、健康こども課よりお答えをいたします。
治療費の助成件数につきましては、議員ご指摘のとおりその性質上、これまで相談を躊躇される方もいたかもしれませんが、昨年度皆様のお力添えによりまして保健センターが新設をされまして、保健センター内に相談室も常時利用でき、相談しやすい環境を提供させていただいております。
その中、昨年度、令和3年度につきましては、治療費の助成の申請がございました。また、あわせて令和4年度からは不育症治療の助成、また不妊治療費の助成、こちらは妊娠しづらい方への助成でございますが、こちら両方とも事実婚の関係にある方につきましても、治療費の助成の対象として拡充をさせていただいております。
以上でございます。
〇議長(堀口正敏君) 11番、関根愼市君。
[11番(関根愼市君)登壇]
〇11番(関根愼市君) 答弁ありがとうございました。
次に進ませていただきます。平成22年12月議会で、私はこの不育症の問題を初めて取り上げたわけでありますけれども、当時の調査においては、該当者はいるようだが正確な数字はつかめないとの答弁をいただいたところであります。当時の恩田町長であったというふうに思っておりますけれども、思い出しております。
不育症はデリケートな問題だけに、正確な数字は把握が難しいかもしれません。流産や死産を経験した女性は、一人悩みを抱え込むと言われております。そこで必要なのは、身近な相談員ということになります。不育症、不妊症に特化した女性職員や保健師から成る専門の相談窓口の設置の検討はいかがなものかどうなのか、伺いたいと思います。
〇議長(堀口正敏君) 健康こども課長、高際伸互君。
[健康こども課長(高際伸互君)登壇]
〇健康こども課長(高際伸互君) 引き続き、健康こども課よりお答えをいたします。
不育症、不妊症に特化した女性職員や保健師から成る相談窓口の設置につきましては、現在女性保健師が常駐し、いつでも相談をお受けする環境を用意しております。また、保健センターには子育て世代包括支援センターの位置づけもありまして、妊娠を希望される方から子育て期の方の様々な相談をお受けをさせていただいております。妊娠を希望される方の精神面のサポートも行い、きめ細やかな支援を引き続き実施していきたいと存じます。
以上でございます。
〇議長(堀口正敏君) 11番、関根愼市君。
[11番(関根愼市君)登壇]
〇11番(関根愼市君) 本町の対応といたしましては、妊娠から出産、子育てまで切れ目のない支援体制が確立されているということであります。ちょっと安心をいたしました。
最後に、不育症に対する周知や啓発は、現在どのような取組がなされているのか伺いたいと思います。不育症は、不妊治療に比べて認知度が低いと言われております。今後の周知、啓発について伺ってまいります。
〇議長(堀口正敏君) 健康こども課長、高際伸互君。
[健康こども課長(高際伸互君)登壇]
〇健康こども課長(高際伸互君) 引き続き、健康こども課よりお答えをいたします。
不育症につきましては、厚生労働省の調査では妊娠経験者の4.2%が発生していることから、冒頭議員もご指摘のとおり、統計的に全国で140万人の患者さんがいると見られております。また、認知度が低いために自分でも不育症に気づかない方も多く、気づいたとしても相談や治療を受けることが分からない方も多いとお聞きしております。
先ほど議員さんもおっしゃいましたが、不育症の方でも80%以上の方が出産することができるというデータも一方でございます。このように、様々な悩みや不安を抱え、複雑な精神状態にある不育症の方が気軽に相談できるよう、今後もホームページや広報での周知はもちろん、人権やプライバシーを尊重し、潜在的に不安を抱える皆様方に寄り添いながら周知啓発を図っていきたいと存じます。
以上でございます。
〇議長(堀口正敏君) 11番、関根愼市君。
[11番(関根愼市君)登壇]
〇11番(関根愼市君) 町の広報なりいろいろ使って周知をしているということであります。不育症の患者につきましては、一人で悩み込むことが多いとされております。町広報に、半ページぐらい割いて、年に1回程度の不育症特集記事を載せていただけるよう要望いたしまして、1問目の質問を終了いたします。
2問目の質問に入ります。町内企業の振興策について伺ってまいりたいと思います。2年に及ぶ新型コロナウイルス感染の急拡大は、世界中に深刻な影響を与え、とりわけ1日当たり10万人を超える感染者を出した日本では、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発出により、人間としての社会生活や経済活動の自粛が求められ、原油の高騰や原材料の高騰も相まって、ここに来てようやくマスク着脱の有無が聞こえ始める中でありますけれども、町内企業にとっても甚大な被害を被ったのではないかと推察しているところでございます。
今回取り上げました町内企業の振興策といたしましては、住宅リフォーム補助金制度の拡充策を取り上げました。明和町住宅リフォーム補助金交付要綱によりますと、この事業は平成17年にスタートいたしまして今日に至っており、町民が居住する住宅を町内施工業者が工事を行った場合に、その経費の一部を補助するという制度でありまして、工事金額20万円以上の工事として、令和3年4月からは補助金の上限が5%から10%に格上げされました。10%、10万円に見直しをされたところであります。住宅リフォーム推進協議会の調査によりますと、1件当たりの工事金額は100万円以上300万円以下が最多だと報じております。リフォーム工事を推奨するに当たり、住環境の改善や地域経済の活性化、雇用の創出など、極めて大きな経済効果が期待できるとされております。
それでは、伺ってまいります。補助制度が発足してからの総利用件数は何件あったか伺いたいと思います。また、補助金の合計額についても伺います。直近3か年の年度別利用件数と施工業者への発注総額及び1件当たりの平均工事金額を教えていただきたいと思います。
また、この事業に対する評価についてどのように受け止めているかお聞かせをいただきたいと思います。
以上であります。
〇議長(堀口正敏君) 産業環境課長、高瀬磨君。
[産業環境課長(高瀬 磨君)登壇]
〇産業環境課長(高瀬 磨君) 関根議員のご質問に産業環境課よりお答えいたします。
平成17年度に住宅リフォーム補助金の制度がスタートしまして、令和3年度末までの申請件数及び補助金の合計でございますが、件数が301件、補助金につきましては2,007万7,000円となります。過去3年間の実績でございますが、令和元年度が19件、補助金が120万1,000円、令和2年度が12件、補助金が71万6,000円、令和3年度が24件、補助金が217万9,000円という実績でございました。
それと、これまで17年間、平成17年から令和3年度までということで、17年間の工事の総額は5億924万9,247円、この事業の平均工事額としましては169万1,858円でございました。
事業評価としましては、平成23年に東日本大震災があり、ここ数年はコロナ禍という状況ではございますが、これだけの利用があったことを考えると、全体的には一定の経済効果があったものというふうに考えております。
以上でございます。
〇議長(堀口正敏君) 11番、関根愼市君。
[11番(関根愼市君)登壇]
〇11番(関根愼市君) 報告いただきましてありがとうございます。平成17年から今日までで、業者に対する発注総額が5億円を超えているという実績があるということでありますけれども、すばらしい経済効果ではないかなというふうに思っております。
本町の住宅政策においては、高齢者住宅改造、障害者向け住宅改造、耐震化住宅改造など幾つもの補助事業が稼働しておりまして、町内企業に与える影響は大なるものがあるというふうに思っております。今の報告を聞いて、実はびっくりしているところでございます。
次の質問に入ります。この住宅リフォーム補助金制度については、補助金交付要綱に、この告示に基づく補助金交付は、当該住宅について1度限りとするとうたってあります。住宅リフォーム補助金制度を、補助金額が上限10万円に達するまで数回に分けて、または数年に分けて利用できるような拡充策の検討はできないものか、伺いたいと思います。
〇議長(堀口正敏君) 産業環境課長、高瀬磨君。
[産業環境課長(高瀬 磨君)登壇]
〇産業環境課長(高瀬 磨君) 関根議員のご質問に産業環境課よりお答えいたします。
この住宅リフォーム補助制度は、当初は20万円以上の工事で補助率が5%、上限は同じく10万円でしたが、令和3年度より補助率を10%に上げて現在に至ります。この補助金の目的でございますが、町民の消費を促し町内建築関連業の振興を図ることを目的としております。
過去には、補助率が5%のために10万円に満たない補助金となった方もいらっしゃいますが、現在の要綱では、議員ご指摘のとおり申請回数は1度までというふうになっております。ご指摘の内容につきましては、この補助制度の目的に沿って改めて検討させていただきたいというふうに考えております。
以上でございます。
〇議長(堀口正敏君) 11番、関根愼市君。
[11番(関根愼市君)登壇]
〇11番(関根愼市君) 十分検討していきたいということであります。ぜひ本当に身近な問題でありますし、十分検討に値する中身かなというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
この制度につきましては、地域経済を支えながら町内企業の振興を併せ持つ制度ではないかと思っております。令和3年度実績においても、コロナ禍にかかわらず増加傾向を示しておりまして、町民に定着している施策の一つではないでしょうか。これを機に、使い勝手のよい補助限度額いっぱいまで数回に分けて利用できるような制度になりますよう十分検討をお願いしたいと思います。
最後になります。住宅リフォーム補助金制度の対象に、住宅に併設されている車庫などを対象に加えることはできないものか伺います。
〇議長(堀口正敏君) 産業環境課長、高瀬磨君。
[産業環境課長(高瀬 磨君)登壇]
〇産業環境課長(高瀬 磨君) 関根議員のご質問に産業環境課よりお答えいたします。
本補助制度は、生活の拠点となる住宅リフォーム工事の補助として位置づけております。その対象は、増築や改築のほか、屋根の塗装や防水工事、住宅設備機器の工事など、幅広く対象とさせていただいておりますが、あくまで住宅リフォームに直接関係する工事を対象とさせていただいております。生活に直結する住宅設備などの更新工事などは安定した需要があり、限られた財源の中で今後も多くの方々に利用していただきたいと考えておりますので、もうしばらくは現状の範囲のままで対応させていただきたいというふうに考えております。
以上でございます。
〇議長(堀口正敏君) 11番、関根愼市君。
[11番(関根愼市君)登壇]
〇11番(関根愼市君) この住宅リフォーム補助金制度につきましては、令和4年度の町当初予算においては、住宅リフォーム補助金240万円を計上いたしております。補助金限度額10万円が1回限りではなく分割して利用できるようになれば、利用者は増加するものと思っております。より使い勝手のよい制度につくり上げていただきたくご期待を申し上げ、一般質問を終わります。ありがとうございました。
〇議長(堀口正敏君) 以上で11番、関根愼市君の一般質問を終了いたします。
〇閉会中の継続調査について
〇議長(堀口正敏君) 日程第2、「閉会中の継続調査について」を議題といたします。
各常任委員長並びに議会運営委員長から、会議規則第74条の規定に基づき、お手元に配付したとおり閉会中の継続調査の申出がありました。
お諮りいたします。各常任委員長並びに議会運営委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ございませんか。
[「異議なし」と言う人あり]
〇議長(堀口正敏君) 異議なしと認めます。
よって、各常任委員長並びに議会運営委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。
これをもちまして、今定例会の議事日程は全て終了いたしました。
〇町長挨拶
〇議長(堀口正敏君) ここで、町長から挨拶したい旨の申出がありました。これを許します。
町長、冨塚基輔君。
[町長(冨塚基輔君)登壇]
〇町長(冨塚基輔君) 閉会に当たりまして一言御礼のご挨拶を申し上げます。
去る6月7日から本日9日までの3日間にわたり開催されました令和4年第2回明和町議会定例会も、国の提唱する新しい生活様式を取り入れていただき期間短縮等を実施され、おかげさまで全日程を終了する運びとなりました。議員各位におかれましては、ご多忙中にもかかわらずご出席をいただき、終始熱心なご審議を賜り、衷心より厚く御礼を申し上げます。
今回の定例会には、報告4件、議案10件、合わせて14件についてご提案を申し上げましたところ、全て承認を賜り、重ねて御礼を申し上げる次第でございます。
さて、新型コロナウイルス警戒度が1となり、徐々に経済活動も回復しつつあります。そんな中で、ただいま4回目のワクチン接種の準備に追われております。60歳以上の方々に4回目接種の接種券を6月13日より順次発送し、6月20日より予約受付を開始する予定で進めております。これからさらにスピードを上げながら、60歳以上の方々と、60歳未満であっても基礎疾患のある方の接種も頑張ってまいります。接種開始は、7月1日からを予定しております。
また、今後は感染状況を勘案しながら、町内行事もできるところから開始してまいる所存でございます。8月の夏祭りは中止とさせていただきますが、花火の打ち上げは実施する予定でございます。よろしくお願いを申し上げます。
さて、5月27日に雷雨によりますひょう害が明和町でも一部地域でございました。現在被害状況をまとめているところでございますが、被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げますとともに、今後の再興にも町として全力で支援してまいるという覚悟でございますので、議会の皆様におかれましても、引き続きのご指導をお願い申し上げます。
結びに、梅雨の季節になりましたが、議員の皆様には健康には十分ご留意の上、ますますご健勝にてご活躍をいただきますようお祈り申し上げまして、定例会閉会に際しましての御礼のご挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。
〇議長挨拶
〇議長(堀口正敏君) 閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
去る6月7日招集されました令和4年第2回明和町議会定例会は、本日までの3日間の会期でございましたが、上程されました案件については全て議了し、無事閉会の運びとなりました。
皆様方には、お忙しい中ご出席をいただき、慎重な審議を賜りましたことに、ここに厚く御礼申し上げます。
議員各位並びに町執行部におかれましては、これから暑い夏を迎える季節となりますが、健康には十分留意の上、それぞれの分野、部門におきまして存分にご活躍されますよう祈念申し上げます。
結びに、議会開会中、諸事万般にわたりご協力賜りました皆様に敬意と感謝を申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。
〇閉会の宣告
〇議長(堀口正敏君) 以上をもちまして、今定例会に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。
よって、令和4年第2回明和町議会定例会を閉会いたします。
大変ご苦労さまでした。
閉 会 (午前10時44分)